宇野昌磨選手がロンバルディア杯・金メダルでオリンピックシーズンを好発進！宇野選手「僕は、どんどん挑戦していく姿勢が合っている」2017/09/20

　イタリア・ベルガモで9月14日～17日まで開催されたロンバルディア杯に、現在世界ランキング2位の宇野昌磨選手が出場。シーズン序盤とは思えない仕上がりで、確実にジャンプを決め、今季の初戦を優勝で飾りました！　おめでとうございます！

　9月15日に行われたショートでは、夏のアイスショーで滑りこんだ新作、ヴィバルディの「四季」より「冬」を、実戦のリンクで初披露。冬の吹雪を思わせるような白とグレーをあしらった衣装が氷上に映えます。宇野選手は冒頭の4回転フリップで着氷に乱れがあったものの、そのほかはノーミスの演技でパーソナルベストの104.87をマーク。2位のジェイソン・ブラウン（アメリカ）に21.86の大差をつけて、首位に立ちました。

　翌日16日のフリーで滑ったのは、2シーズン前の「トゥーランドット」をブラッシュアップしたプログラム。1本目の4回転ループこそステップアウトで減点されましたが、そのほか4回転サルコウ、4回転フリップ、4回転トゥループ+2回転トゥループ、4回転トゥループと、計5本の4回転ジャンプを成功させ214.97。トータルでも319.84とパーソナルベストを更新しました。試合後「ジャンプに集中して、曲を表現しきれなかったが、今シーズンのスタートとしては良かった」と語った宇野選手。さらに「僕は、どんどん挑戦していくっていう姿勢が合っているのかなと思う」との言葉どおり、これからグランプリシリーズを戦っていく中で挑戦を重ね、ますます進化していくことでしょう！

　そのほか、男子シングルには佐藤洸彬選手も出場。ショートは57.94で17位だったものの、フリーで126.84と巻き返して10位。トータル184.78で12位に入りました。

　また女子シングルの樋口新葉選手は、ショートはノーミスの74.26で1位発進！　フリーは143.37で2位に入り、トータル217.63のパーソナルベストをマークして、銀メダルを獲得しました。今後、完成度が高まっていくのが楽しみです。また同じく女子シングルの松田悠良選手は、ショートは65.62、フリーで129.24、トータル195.56で5位となりました。

2017-18シーズンは、まだまだこれから！　宇野昌磨選手は、10月7日にさいたまスーパーアリーナで開催される「木下グループカップ　ジャパンオープン2017」にも出場します。　日本選手のさらなる活躍から目が離せません！

【放送情報】

【木下グループカップ　フィギュアスケート　ジャパンオープン2017】　
◆10月7日（土）　テレビ東京系　午後6：30～8：54
　※テレビ大阪、テレビ北海道は後7：00～8：54　
◆10月15日（日）　 BSジャパン　午後6：30～8：54

【木下グループpresents カーニバル・オン・アイス2017】　
◆10月9日（月）　テレビ東京系　午後0：00～2：00

【「KISS＆CRY」とは？】

「KISS＆CRY」シリーズは、日本のフィギュアスケーターのみなさんをフィーチャーし、その「戦う」姿、「演じる」姿を合計50ページ超のグラビアでお届けしています。つま先から指先・その表情まで、彼らの魅力を存分に伝えます。また、関連番組TVオンエアスケジュールも掲載。TVの前で、そして現地で応援するフィギュアスケートファン必携のビジュアルブックです。

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