岩田剛典が特番「超越ハピネス」で若槻千夏と初MCに挑戦! 収録後に直撃インタビュー2024/09/21
岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)と若槻千夏がダブルMCを務め、一組のソウルメートの“超越した幸せ”を聞くトークバラエティー「超越ハピネス」がNHK Eテレで特番として26日に放送されることが決定。ゲストのLiLiCo、平子祐希(アルコ&ピース)と共に明るいトークを届けます!
今回迎えるソウルメートは、29歳の時に乳がんを患った松さや香さんと夫の北川雅史さん。彼女は、闘病のリアルを赤裸々につづった「彼女失格」を執筆。後に夫となる北川さんとは、パーティーで出会い意気投合。彼女が彼にがんの経験を言えずにいる中、こっそりと「彼女失格」を読んだ彼は、「出会ったことのないタイプの人、もっと仲良くなりたい」と、交際0日で彼女にプロポーズしたそう。「年齢的にも子どもが産めないかもしれない」と不安がる彼女に、彼は「あなたと生きていきたい」と断言。そんな2人にとっての超越ハピネスとは…?
TVガイドWebでは、収録を終えた直後の岩田さんと若槻さんに直撃! 収録の感想や、「最近のハピネスな出来事」をお聞きしました。
――まずは、収録を終えての感想を教えてください!
岩田 「MCで番組に出演させていただくのが初めてだったので、朝からずっと緊張していたんですけど…」
若槻 「ドームでライブしている人が緊張なんてするんですか!?」
岩田 「(ライブとは)また違いますし、百戦錬磨の若槻さん、LiLiCoさん、平子さんが並んでいて、僕が…って。ゲストで番組に出させてもらうことは多いですけど、こんな経験はなかなかないので、貴重な経験だなと思いながらやらせていただきました。皆さんに助けていただきながら、無事に事なきを得たって感じです」
――ゲストでテレビに出る時とどういう意識の違いがありましたか?
岩田 「気を使うところが全然違うし、スタッフさんとの連携もあるし、いろいろ考えることが多かったです。途中でトイレに行きたくなっちゃって、もじもじしていました(笑)」
――若槻さんはどうでしたか?
若槻 「楽しかったです。岩ちゃん(岩田)がMCっていうイメージが全くなく、バラエティーでもアーティストとして楽曲について語っているぐらいしか見たことがなかったので、『ロボットじゃなかったんだ』って人としての温かさをすごく感じました。緊張しているとおっしゃっていた割には、スムーズにいろいろな会話や質問をしていましたよね。なんならもう帯のMCやっちゃえばいいのにって思うぐらいスムーズでしたよ! すごく聞き上手だなと思いました」
――お互いのMCっぷりを見ていかがでしたか?
岩田 「僕からは何も言うことないでしょ。もうずっと拝見させていただいてますから。もうね、声の通りから全然違うんです。今日もいろいろ学ぶことはたくさんありました。でも、本当に一緒にやらせていただいてうれしかったです」
若槻 「本当にナチュラルで、すてきだなと思って。私のトーンってちょっと圧力あるじゃないですか(笑)。それを岩ちゃんのトーンで柔らかくしてくれて。岩ちゃんの声質もすごく心地いいなと思いましたね」
――収録では、「パンツ1枚事件」の振りを岩田さんがすごい真面目にされていて、若槻さんが突っ込んでいましたよね(笑)。
岩田 「あの時、僕がまだ固かったですね(笑)。僕のせいです。でも皆さんのおかげで、徐々に徐々にほぐれて」
――若槻さんは、さや香さんの本を読んで収録に挑まれたんですよね?
若槻 「そうですね。病気と向き合うみたいな番組をあまり経験したことがなかったので、どういうお話をするのが一番いいのかなと思って。本を読ませてもらったら、すごくエネルギッシュで、病気のことを忘れてしまうくらい人生を駆け抜けている方で。テレビ番組でひな壇に出ちゃうぐらい言葉が達者なのが本から伝わってきて、純粋に、人としてお話してみたいなと思いました。すごくすてきな本でした」
――本はさくさく読み進められたんでしょうか?
若槻 「私は本を読むのが苦手なんですけど、あっという間に読めましたし、読みやすかったです。今日のスタジオでのトークもそうですけど、人生の勉強になりますよね」
岩田 「自分、このままじゃ駄目だなって思わされるぐらいすごいんですよね」
若槻 「あと、病気の話だと、『こういうことは聞いちゃいけないんじゃないか』とか考えてしまうと思うんですけど、そういうのも跳ね返してくれるような方で話しやすかったですし、これからもしこの番組が何回か続くとしたら、フラットにみんなでおしゃべりする場にしていきたいなと思いました」
――さや香さんはスタジオでもすごくたくさんお話ししてくださいましたよね。
若槻 「ほんとすごいなと思いました。ひな壇に向いていると思います」
岩田 「自分の言葉で全部伝えてくれて、本当に心強かったですね」
若槻 「レベルの高いゲストの方々でしたね」
――今回は特番でしたが、レギュラーとしてやりたいなっていうお気持ちはありますか?
若槻 「やりたいですね」
岩田 「もちろんです! MCも緊張しますが、また挑戦したいですね」
――番組タイトルにちなんで、最近ご自身に起きた「超越ハピネス」な出来事を教えてください!
岩田 「おいっ子が夏休みに家族旅行に行くというのでカブトムシを預かって、 小学生ぶりぐらいにカブトムシを育てたんです。でも、ちょっと冷房が強くて、動きが鈍くなっちゃって、『返した時に元気がなくなっちゃったらどうしよう』って、不安に思ったりとかして。そんなことも含めて、僕の中ではおいっ子に預けてもらえたことがうれしかったですね。今は無事においっ子に返して、自然に帰っていると思うんですけど(笑)」
――子どもの頃は岩田さんも飼っていたんですか?
岩田 「めっちゃ大好きでした。今は結構苦手なんですけど…(笑)。子どもの頃は大丈夫でも、大人になっていけなくなるものってありますよね。触れる機会が少ないからなのかな。哺乳類とかはかわいいんですけど、昆虫は小っちゃいのに怖いですよね。でも、預かった時は懐かしくて、うれしかったですね。毎日、昆虫ゼリー変えていましたよ。そして意外と飛ぶんですよ! 夜になると(笑)」
――若槻さんのハピネスも教えてください!
若槻 「先日、島根に親戚みんなで旅行して、おばあちゃんに会いに行ったんですけど、台風の影響で飛行機が止まっちゃって、島根から1日半かけて車で帰ってきたんです。10人ぐらいいたので、ロケバス借りて、みんなでローテーションで運転して。逆に楽しもうと思って、USJに寄ったりして、みんなで楽しめたのが良かったですね」
――番組の見どころを教えてください!
岩田 「番組のお話をもらった時は、『結構センシティブな内容を取り扱うんだな』と思ったんですけど、ゲストの方が自分のお話を明るくかみ砕いて、分かりやすくお話ししてくださるので、難しく考えずに見られる番組になっていると思います。その中で、何かきっと皆さんのモチベーションになることがあるんじゃないかなと。僕も、一生懸命に今を生きている方々のお話を聞けるのはすごく貴重でした。その刺激を、ぜひ皆さんにも画面を通して受け取ってもらいたいです」
若槻 「私も、病気を乗り越えた話は『ご本人もきっとつらいだろうし、いろいろ考えてやらなきゃいけないな』と思っていたんです。でも、私たちにMCのオファーが来たことに焦点を当てると、明るくそれぞれの持ち味でみんなで会話することが求められているんだろうなって。今回もフラットに楽しくお話できましたし、終わってから『あっ、そうだ。あの方がんを経験された方だったんだ』っていう感じなんです。みんなで人生を乗り越える勉強をしたり、意見を交換する場所みたいな感じで楽しめる番組になればいいなと思います」
――ありがとうございました!
【番組情報】
特番「超越ハピネス」
NHK Eテレ
9月26日 午後10:00~10:29
再放送:9月29日 午後6:30~6:59
NHK担当/kizuka
この記事をシェアする