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大阪エヴェッサが新体制発表会を開催。スローガンは「OSAKA SOUL やったるで！」2024/09/10

　10月に新シーズンを迎えるBリーグの大阪エヴェッサが、9月1日に新体制発表会を行った。チーム創設から20周年を迎えるメモリアルなシーズンを前に、新ヘッドコーチ（HC）に就任した藤田弘輝氏をはじめ、選手、スタッフが一堂に会し、300人を超えるブースターや支援者たちを前に意気込みを語った。

　発表会の冒頭では、代表取締役の磯村英孝氏より、今野翔太ゼネラルマネジャー（GM）、藤田弘輝HCを新たに迎え入れたこと、そして2024-25シーズンのスローガンが「OSAKA SOUL やったるで！」に決まったことが発表された。また、アンケートで募集されていた大阪エヴェッサのファン・ブースターの呼称は「ヴェッサー」に決定した。

　選手として12年間、大阪エヴェッサでプレーした今野GMは、新しいチームを作るうえで大事にしたマインドは「ハードワーク」で「一生懸命戦うチームを意識高く作っていきたい」と語り、7月から始まった練習では、「思い描いていた雰囲気はできている」と手応えを口にした。さらにハードワークについては、「1シーズン通して、実行していくというのは、相当な覚悟とエネルギーが必要」と、元選手だから分かる難しさに触れつつも、「ハードワークをベースに大阪エヴェッサのカルチャーを新しく作り上げていきたい」と、今後のチームが目指す方向性を示した。

　続いて、昨シーズンは仙台89ERSを指揮した藤田HCがあいさつ。「覚悟を持って大阪に来ました。僕たちのハードワークで、皆さんに何かを感じてもらえるような、バスケットを作っていきたい。何よりも勝つことで皆さんにエナジーを与えたい」と熱い気持ちを語った。そして、キャプテンには昨季同様に、竹内譲次選手と、鈴木達也選手が任命された。

　来年1月には40歳を迎える竹内選手が「僕も年齢が年齢なので、正直、キャプテンであってもそうでなくても、自分のやることは変わらないと思っています。練習では、チーム全員が『ここはこうだった、明日はこうしていこう』と、すごくポジティブな言葉が出ています。チーム全員がキャプテンのような気持ちで練習に取り組めているので、ぜひ今シーズン、期待してもらえればと思います」と、新チームの雰囲気の良さを語ると、鈴木選手は「ブースターの皆さんと、ここにいる選手、スタッフで、素晴らしいシーズンにしていこうと思いますので、みんなで一緒に戦っていきましょう！」と呼び掛け、鈴木選手の「OSAKA SOUL」というコールに、ブースターは「やったるで！」と、スローガンの大合唱が起き、会場全体が一つになった。

　その後は、新メンバーが加わり10人体制になった、大阪エヴェッサ公式ガールズパフォーマンスユニット「BT」がオリジナル曲「走れエヴェッサ」に合わせてパフォーマンスし、最新の美容を取り入れて小顔になった（？）という公式マスコットの「まいどくん」が登場し、会場を盛り上げた。

　さらに、昨シーズンに続き、パナソニック スポーツとの共創パートナー締結が発表された。バスケットボールの大阪エヴェッサ、バレーボールの大阪ブルテオン、そしてサッカーのガンバ大阪が競技の枠を超えて、大阪を盛り上げていくことに。大阪ブルテオンを代表して西川馨太郎選手とエバデダン ラリー アイケー選手、ガンバ大阪を代表してクラブOBの橋本英郎氏が登壇し、それぞれのチームをアピールした。11月には相互応援月間として、それぞれのホームゲームへの招待など、さまざまな企画が計画されているという。

　最後に、大阪エヴェッサと吉本興業の取り組みについて、2024-25シーズンのホームゲーム会場では、吉本芸人span!の水本健一さんを中心に、シーズンを通してさまざまな企画に取り組むことが発表された。

　そして、その水本さんと合田怜選手が司会を務め、トークショーを開催。全選手が今シーズンアウェーで着用する「2025年大阪・関西万博コラボレーションユニフォーム」で登場。選手たちの個性あふれるトーク満載で、会場は大盛り上がり。

　大阪エヴェッサは新シーズン開幕を10月5日に滋賀レイクスと敵地で戦い、ホーム開幕戦は10月12日、おおきにアリーナ舞洲で行われるファイティングイーグルス名古屋戦となる。熱い闘将の下、ハードワークで戦う選手たちがどんなプレーを見せるのか、“新生エヴェッサ”の新シーズンが待ち遠しい。

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関連リンク

• 大阪エヴェッサ　公式サイト

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