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小芝風花「クスッと笑える展開を楽しみにして」――「事件は、その周りで起きている」2024/09/30

 

小芝風花「クスッと笑える展開を楽しみにして」――「事件は、その周りで起きている」

 普段コント番組を制作している「LIFE!」スタッフが手掛けたコメディードラマ「事件は、その周りで起きている」(NHK総合)のシリーズ2が、9月30日から4夜連続で放送されることが決定。刑事モノですが、事件を一切解決しない斬新なドラマです!

 舞台となる、ある地方の小さな警察署・新月署に勤務するのは、人に頼ることが苦手な若手刑事・真野一花(小芝風花)と効率重視のバディ・宇田川和人(笠松将)、謎多き元科捜研のエース・向田舞(倉科カナ)、白バイ隊員に憧れ、真野に片思い中の交通課警察官・徳大寺玲央(蛙亭中野周平)、そして、真野と宇田川の上司・谷崎誠(北村有起哉)。彼らの周辺で毎回さまざまな“小事件”がぼっ発します。

 TVガイドWebでは、4回にわたって小芝さんのインタビューをお届け。今回は、本日放送のシリーズ2・第1話の見どころなどを伺いました!

――久しぶりに皆さんと再集結した感想をお願いします。

「キャストの皆さん、そして現場のスタッフさんに対してもそうですが、“知っている人”という安心感があってすっとなじみました。皆さん、話し方やテンションが2年前に共演していたときと変わっていなくて懐かしかったです」

――この撮影現場ならではの面白さはありますか。

「撮影はもちろん空き時間も楽しいです。昨日も、足つぼマットを使ってPR動画を撮ったのですが、その撮影が終わった後にみんなでそのマットで遊んで。出演者の年齢もバラバラなのに、すごく楽しく撮影しています。この作品の撮影はコント収録のように、数台のカメラで一斉に撮っていきます。台本の4ページ分を一気に撮影していくような感じなので、緊張はしますが、それもいい刺激になっていてチームが一丸となって撮影に臨んでいます。また、掛け合いのテンポがいいので、前室で待機している時にお互いセリフの練習をしたり、仲良く作品に挑んでいます」

小芝風花「クスッと笑える展開を楽しみにして」――「事件は、その周りで起きている」

――シリーズ2の第1話では、小芝さん演じる真野がルイボスティーにこだわるという場面がありましたが、演じられていかがでしたか。

「捜査本部が立つと、事件の解決のために他の部署の人たちも来るので、真野ちゃんは他部署の人に自分のセンスの良さをアピールしたいとルイボスティーを(捜査本部に)差し入れますが、それが受け入れられなくてすねてしまって(笑)。彼女の真っすぐなところはかわいいと思います。真野ちゃんは今まで自分のセンスを疑っていなかった人なので。このドラマの台本は、最後にしっかりオチがあるので、ずっと『センスがない』と言われて自信をなくしていた真野ちゃんが最後にどう着地するのか、少しクスッと笑える展開が待っていると思いますので楽しみにしていただきたいです」

――小芝さんご自身のお土産やプレゼントをセレクトするセンスはいかがですか?

「私は自分のセンスにあまり自信がなくて『これはみんなが好きだし、ここと言えばこれだよね』という王道の物を渡してしまうタイプで。まだ行ったことはないですが、ハワイに行ったらきっとマカダミアナッツのチョコレートを買ってくるタイプなので、真野ちゃんみたいな変わり種は狙いません(笑)」

――ありがとうございました! 次回の小芝さんのインタビューは明日公開予定です!

小芝風花「クスッと笑える展開を楽しみにして」――「事件は、その周りで起きている」

【番組情報】
夜ドラ「事件は、その周りで起きている シリーズ2」

NHK総合
9月30日~10月3日 午後10:45~11:00

【プロフィール】
小芝風花(こしば ふうか)
1997年生まれ。大阪府出身。2011年に「ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得して芸能界入り。 12年にドラマ「息もできない夏」で女優デビュー。主な主演作は、「トクサツガガガ」(2019年/NHK総合)、「妖怪シェアハウス」(20年/テレビ朝日系)、「彼女はキレイだった」(21年/フジテレビ系)、「大奥」(24年/フジテレビ系)など。12月27日公開のアニメ映画「ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い」で主人公の王女ヘラ役の日本語吹き替え版を担当。25年の「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK総合ほか)で大河ドラマ初出演予定。

取材・文/Kizuka 撮影/尾崎篤志



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