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上坂樹里「感覚だけで演じていた部分が初めて言葉になり、感情をより大切に演じるようになりました」――「ビリオン×スクール」キャストインタビュー2024/07/18

上坂樹里「感覚だけで演じていた部分が初めて言葉になり、感情をより大切に演じるようになりました」――「ビリオン×スクール」キャストインタビュー

 山田涼介が主演を務めるドラマ「ビリオン×スクール」(フジテレビ系)。本作は、日本一の財閥系企業のトップであり“億万長者=ビリオネア”の主人公・加賀美零(山田)が、身分を隠して学校の教師となり、さまざまな問題に直面しながらも生徒と共に成長していく姿を描く、オリジナルストーリーの学園コメディーだ。先週放送された第2話では、別クラスでいじめに遭い、逃げるために自ら進んでゼロ組に転落するも、そこでもいじめの標的になっていたひめ香(上坂樹里)が、加賀美や芹沢(木南晴夏)らと共にいじめに挑む姿が描かれた。

 今回は、そんなひめ香を演じる上坂さんに、作品についてのお話や、撮影のエピソードを伺いました。

上坂樹里「感覚だけで演じていた部分が初めて言葉になり、感情をより大切に演じるようになりました」――「ビリオン×スクール」キャストインタビュー

――出演が決まった際の心境を教えてください。

「テレビドラマへのレギュラー出演や、学園ドラマで演技することは私の長年の目標だったので、オーディションに合格した際は、飛び跳ねるくらいうれしかったです」

――オーディションの際にはどのようなことを意識して臨まれましたか?

「あまり気負わず、リラックスして、いただいた台本に集中して演技しました」

――学園が舞台の作品ということで、上坂さん自身はどんな学生でしたか?

「ワイワイするというよりは、1人で静かに隅っこで好きな本を読んでいるようなタイプでした」

上坂樹里「感覚だけで演じていた部分が初めて言葉になり、感情をより大切に演じるようになりました」――「ビリオン×スクール」キャストインタビュー
上坂樹里「感覚だけで演じていた部分が初めて言葉になり、感情をより大切に演じるようになりました」――「ビリオン×スクール」キャストインタビュー

――本がお好きだそうですが、最近読んだ本でおすすめの本はありますか?

「落合恵子さんの『泣きかたをわすれていた』という作品がおすすめです。以前まではミステリーが好きでよく読んでいましたが、最近はいろんなジャンルを読んでみています」

――今の学生に“これだけは伝えたい”などありますか?

「制服着ていろいろなところに行った方がいいです! 後で写真を見返すと、制服を着ている瞬間は特別な思い出になります。制服を着てたくさん写真を撮って、すてきな思い出を作ってください」

上坂樹里「感覚だけで演じていた部分が初めて言葉になり、感情をより大切に演じるようになりました」――「ビリオン×スクール」キャストインタビュー
上坂樹里「感覚だけで演じていた部分が初めて言葉になり、感情をより大切に演じるようになりました」――「ビリオン×スクール」キャストインタビュー

――難しい役どころだと思いますが、演じる際に意識したことはありますか?

「まず“いじめ”についてしっかりと向き合うところから始めました。監督は各シーンが終わった後、『今どんな気持ちになったのか』『どのような気持ちで今の芝居になったのか』を問いかけてくれました。感覚だけで演じていた部分が初めて言葉になり、その瞬間の感情をより大切に演じるようになりました」

――言語化することで新しい発見ができて、より成長できそうですね。

「そうなんです。最初は監督の問いかけにうまく答えられませんでした。撮影が始まって1カ月がたった今でも難しい瞬間はありますが、役に精いっぱいに向き合い、最善を尽くしたいと思っています」

――学生キャスト同士でのエピソードがありましたらお伺いしたいです。

「私が人見知りなのを察してたくさん話しかけてくれたり、大事なシーンの前で1人にならないと気持ちが作れない時には、そっとしておいてくれたり、支えてもらっているなと感じます。本当にすてきな方ばかりです」

上坂樹里「感覚だけで演じていた部分が初めて言葉になり、感情をより大切に演じるようになりました」――「ビリオン×スクール」キャストインタビュー
上坂樹里「感覚だけで演じていた部分が初めて言葉になり、感情をより大切に演じるようになりました」――「ビリオン×スクール」キャストインタビュー

――最後に番組の見どころを教えてください。

「ゼロ組には、ひめ香を含め、さまざまな問題や悩みを抱える生徒たちが登場します。そんなクラスに加賀美というぶっ飛んだ先生がやって来て、新しいアプローチで生徒たちと向き合っていく姿を描く、悩みを抱える人たちの背中を押してくれるような作品になっていると思います。1週間の終わりに笑って元気になるようなコメディー要素もたくさん入っているので、ぜひご覧ください」

――ありがとうございました。

上坂樹里「感覚だけで演じていた部分が初めて言葉になり、感情をより大切に演じるようになりました」――「ビリオン×スクール」キャストインタビュー

第3話あらすじ

ゼロ組生徒を順位付けしたカースト表問題が浮上する。スクールカーストという序列が理解できない加賀美だが、ティーチ(安達祐実)の教えの下、問題解決に向けて芹沢と共に映画研究会の鈴木(柏木悠)に「あなたの映画を撮ることが、問題解決につながるかもしれない」と声を掛ける。一方で加賀美の行動が気に入らない城島(奥野壮)や雪美(大原梓)らは紺野(松田元太)にある指示を出すが…。

【プロフィール】

上坂 樹里(こうさか じゅり)
2005年7月14日生まれ。神奈川県出身。近年の主な出演作は「となりのナースエイド」(日本テレビ系)、「あれからどうした」(NHK総合)、「いちばんすきな花」(フジテレビ系)、「生理のおじさんとその娘」(NHK総合)、配信ドラマ「可愛くなったらさようなら」(LINE VISION)ほか。

【番組情報】

「ビリオン×スクール」
フジテレビ系
金曜 午後9:00~午後9:58

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取材・文/M・S(テレビ朝日担当) 撮影/尾崎篤志 



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