栗山千明が「サイレント・ヴォイス Season2」スリル満点の取り調べシーンを語る!「優しくなりすぎないという部分を意識しています」2020/04/14
栗山千明さんが演じる刑事・楯岡絵麻が、うそをつく瞬間に現れる“マイクロジェスチャー”を読み取る特殊能力を使い、被疑者のうそを見破り事件を解決するドラマ「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 Season2」(BSテレ東)。4月11日放送の第1話では、被疑者の宮出耕史(筧利夫)がうそをつかずに供述するという策略と同じ方法を絵麻も使い、彼を追い詰める展開がとても見応えがありましたね。今回は、そんな緊張感満載の被疑者とのシーンや、シリーズを重ねる上での絵麻の変化についてなど、栗山さんにお伺いしました!
── Season2で絵麻を演じる際に、何か変化はありましたか?
「Season1では撮影前の監督やプロデューサーとの話し合いの中で、“楯岡絵麻像”をある程度共有できていたので、撮影に入ってからもあまりぶれることなく、むしろ固まっていく感じでやり終えたかなと思っていて。で、今回のSeason2に入る前に、スペシャルドラマ『サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 特別篇 悪魔の学問』(3月7日に放送済み)を撮影していたんですけど、それが絵麻の過去が垣間見えるようなお話になっていたんです。そこで過去の彼女を演じたことによって、Season2の絵麻はちょっと変わった気はしています。私自身、Season1と同じ気持ちでいるつもりなんですけど、昔の絵麻を演じたことでどこか変わった感じがします。より深まったかなと」
── そんな絵麻を演じる際に、ドラマの大きな見どころでもある被疑者と向き合うシーンで心がけていることなどありますか?
「絵麻は、“泣く子も黙る閻魔様”と呼ばれていますけど、絶対的正義ではないと思うんです。いいことを言って泣き落とし…ではなく、悪は悪として切り捨てるような怖さがあるタイプ。なので、あまり優しくなりすぎないという部分を意識しています。話を引き出すために、うそをついて相手に優しくすることはあっても、同情しないという部分を考えながら演じていました」
Season1と2の絵麻を比べて見てみるのも面白そうですね。また、被疑者とのシーンでは、ある程度の厳しさを持って接する絵麻にも注目です!
4月18日放送・第2話で、絵麻が取り調べるのは、ヒットを連発する音楽プロデューサー・岡村(川平慈英)。彼が育てたロックミュージシャンが薬物の過剰摂取で死亡しますが、なんと岡村が殺した可能性が浮上します。岡村は数々のロックスターが27歳で死んだのと同様、音楽活動に行き詰った恭司(吉原雅斗)が自殺したと主張。人の心を動かすことを生業とする岡村は、魅力的に主張し巧みに警察をも煙に巻きますが…。果たして絵麻はそんな岡村のうそを暴くことができるのでしょうか? ぜひ、お楽しみに!
【番組情報】
土曜ドラマ9「 サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 Season2」
BSテレ東
土曜 午後9:00~9:55
テレビ東京担当 Y・O
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