バカリズム、小峠、佐藤栞里が驚愕!! アブノーマルな研究を紹介する「アブノーベルSHOW」が放送2024/07/02

　7月7日に特番「アブノーベルSHOW　～いつかあなたの役に立つ!?～」（午後3：30＝RKB毎日放送制作）が、TBS系で放送される。一見アブノーマルだけれど、未来に役立ちそうな研究に注目し、ノーベル賞ならぬ「アブノーベルSHOW」として称賛するアカデミックなバラエティーだ。2022年7月10日に放送した「アブノーベルSHOW　これがまさかの大発見!?」に続く第2弾となる今回は、前回も出演した、いずれも福岡県出身のバカリズム、小峠英二（バイきんぐ）のほかに、佐藤栞里、アルコ＆ピースが登場する。

　今回取り上げるのは“仕掛学”。大阪大学大学院の松村真宏教授が研究する、人の行動を変える“仕掛け”を対象にした新しい学問分野だ。仕掛けによって世の中のさまざまな問題を、自ら進んで解決するようになる社会の実現を目指す。町の中にはどんな仕掛けが隠されているのか？　アルコ＆ピースがドッキリで“仕掛学”を体験する。

　83歳で今も水素の研究を続けている、金沢大学の廣瀬幸雄名誉教授もユニーク。大のコーヒー好きが高じて“冷めてもおいしいコーヒー”の開発に没頭し、水素の力で酸化を抑制し、健康成分を最大限に引き出した「水素焙煎珈琲（ばいせんコーヒー）」を発明したのだ。こうした研究が被災地を救う、ある設備に生かされることに。その真相も伝える。

　さらに、獅子舞研究者・稲村行真氏は、自らが作成した獅子頭で舞いながら、“獅子舞が住みやすい町”を探し歩く。地域によって舞い方やデザインも異なり、その研究を重ねた先に、文化を継承する意義や人との触れ合いの大切さなどが見えてくる。

　今回は、収録を終えたばかりのバカリズムさん、小峠さん、佐藤さんに、収録の感想と番組の見どころをお聞きました！

――収録を終えていかがでしたか？

小峠　「いやー今回も面白い研究ばかりでしたよ」

バカリズム　「最初『ん!?』ってなっても話を聞いたら面白いものばかりで」

小峠　「どの研究もしっかり人や世の中の役に立ってたね」

バカリズム　「そうなんですよね、人の役に立ってるっていうのがいいですよね」

――印象に残った研究があれば教えてください。

バカリズム　「どれも面白かったけど“獅子舞”は…」

小峠　「獅子舞の人は確かにすごかった」

バカリズム　「最初どうしても話が入ってこなかったけど、スタジオで会って話を聞いていったら分かってきたんで、やはり会話は大切だという（笑）」

小峠　「コミュニケーションは大事というね（笑）」

佐藤　「実際にスタジオで獅子舞になってもらって、変わった方法でおはらいしてもらったんですけど、運気がさらに良くなる感じがしました！」

小峠　「いやでもさ、アレ俺とバカリズムの後になでられてたよね？　ってことはおっさん2人の頭皮の脂が着いてるってことに…」

佐藤　「考えてもなかった！　今日しっかりめにシャンプーします！！！」

バカリズム　「あと、コーヒー研究の廣瀬教授の“コーヒークイズ”も面白かった！」

小峠　「あの教授じゃなきゃできない。“コーヒークイズ”は今回の見どころだわ」

　また、渡辺貞紀プロデューサーにも、2年ぶりとなる今回の特番についてお聞きしました。

――第1弾の反響は？

「2年前の特番にご出演いただいた明治大学の宮下芳明教授は、その後イグ・ノーベル賞を受賞されました」

――第1弾を踏襲したことや、新たに行ったことは？

「第2弾も独創的かつ有意義な研究をされている方々に取材をさせていただきました。ちょっとおかしな研究に見えても、変ないじり方をせず、リスペクトを持って、分かりやすく視聴者に伝えるという姿勢は変わりません。新たに行った点としては、研究だけではなく、研究者の人となりをよりお伝えするように留意しました」

――候補者はどのように選ばれたのですか？

「取材候補として、莫大な数の研究をリサーチ。イグ・ノーベル賞が狙えそうな研究や、日々の生活を救ってくれる研究など、さまざまなジャンルを検討して、取材対象を選ばせていただきました」

――出演者に佐藤栞里さんを起用された狙いは？

「多くの視聴者の方が、佐藤さんに『感じがいい』『親しみやすい』という印象をお持ちだと思います。バカリズムさんや小峠英二さんが、研究者に鋭いツッコミを入れるなか、佐藤栞里さんの優しいまなざしやコメントが、番組の貴重なエッセンスになると思い、出演を依頼。実際、終始笑顔で和やかにご対応いただき、多くのスタッフが魅了されました」

――第1弾は福岡で収録されましたが、今回は？

「6月上旬に東京のスタジオで収録しました」

――RKBらしい部分は？

「視聴者の方がイメージする“RKBらしさ”とは違うかもしれませんが、世代を問わず家族で楽しめる内容になっています。一見ちょっと変わった研究に、人生を懸けて臨んでいる研究者の方々の情熱と成果を、リスペクトをもって紹介する知的エンタメ番組です」

　番組はRKBのほかTBS、MBS、CBC、HBCで同時放送。終了後に見逃し配信も予定されています。