人気の中堅芸人が集まり、130人の観客を前に即興コントに挑戦！2024/06/28

　テレビ朝日系で本日6月28日に放送の「そのコント、やってみます」（午後11: 15）。オードリー、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチ、アルコ＆ピースの人気中堅芸人にベッキーが加わり、これまでのお笑い経験値を結集させ、ぶっつけ本番の即興コントに挑戦。事前に決まっているのはその場のクジで選ばれる「コント設定」と「コント中に入れるべきミッション」、「オチの台詞」の3つのみ。参加する人数や配役も全て流れ次第という緊張感の中、130人の観客をアドリブで笑わせるこの番組でしか見られない“人気芸人の凄さ”を映す番組になっている。

　今回の番組は、“恋愛リアリティーショー”や“ローカル祭りの授賞式”などを舞台にした計4つのコントをお届け。どんなミッションが出て、どんな難題なオチのせりふを選ばれたのか。そして、回を重ねるごとに成長していく出演者の方たちのスゴさをご覧いただきたい。

　今回は、放送に先駆け、収録を終えたばかりの出演者にインタビューを敢行し、番組の感想や見どころをお聞きしました。

　初めに番組の感想を聞かれたオードリーの若林さんは「今までかいたことのない種類の汗をかきました。でも、いろいろなところで共演してきたみんなと即興コントができて、充実感もあります。先ほども裏で本当の反省会が始まってましたね。でも、それぞれの魅力も出てたので、とてもいい番組を出演させていただいたという気持ちです」とコメント。続けて相方の春日さんは「終わった今は非常に楽しかったなという思いです。非常に特殊なタイプで初めて味わう内容の番組だったので準備のしようがなく、それでも体力だけはと思って10時間寝て、万全の春日で挑みました。なので成果が出たかなと思います」と今までの芸人人生の中でも特別な時間だった様子。

　続けて、即興コントの経験があるというベッキーさんは「私はプロの芸人さんとは違う立場なので、普通に楽しんでいました。めちゃめちゃ面白かったです。でも、本数を重ねるごとに裏での反省会が本気になってきて、最初は番組っぽかったんですけど、皆で単独ライブやっているような本気の反省会が始まって、見ているこちらは『元気出して』と思っていました。子どもの頃からコントがやりたくて芸能界に入ったのでうれしかったです」と芸人の方々とは違った目線でムードメーカーっぷりを発揮。

　アルコ&ピースの平子さんは「お題が出た時、裏ではどうしようとみんなで顔を合わせるような瞬間が何度もあって、全員の黒目が左右に高速で動いてて、誰とも目合わずにそのまま舞台に出るという連続でした。最初はみんな『芸人が引っ張っていこう』という思いだったのですが、プロの芸人がそろって回を重ねるごとに最後は『ベッキーがなんとかしてくれるだろう』となっていたのが象徴的でした」とコメント。相方の酒井さんも「ベッキーさんと園田涼さんのピアノの演奏に本当に助けられました」とお二人でベッキーさんを絶賛していました。

　吉村さんは「高校3年間を毎日一緒に過ごすような濃密な時間を皆さんと一緒にやり遂げて、絆ができたと思います。ベッキーさんもおっしゃっていましたが、初めはバラエティ寄りで和やかな反省会で、みんなで直す部分を話し合っていましたが、後半は己を責めだす事態になっていました。BGMを付けていただいたピアニストの園田涼さんも含めてこのメンバー、今後もこの形で番組が続けれいければいいなと思ってます」と今後の番組へも積極的。

　ハライチの澤部さんは「楽しかったです。今の感覚として、満員のお客さんが来てくれたライブが終わったような満足感があります。これがテレビで流れると考えると急に怖くなってきました。アドリブで笑いをとれた際は普段と違うアドレナリンが出ている感じがあってよかったと思います」と満足気。続けて岩井さんは「スタッフを含め『しくじり先生俺みたいになるな!!』に出演しているやっているメンバーで、出演したことのない僕がそこに入っていくっていうのは大変でした」と苦労を語ってくれました。

　印象に残っているコントを聞かれると若林さんは「恋愛リアリティーショーはすごかったです。最後の独白部分なんかは、無駄なくアドリブで喋れるなと感心しました」と大絶賛。吉村さんも「参加したコント中はベッキーさんの適応能力の高さが出ていてシビれました」と皆がベッキーさんに驚かされた様子でした。

　最後の視聴者への頼まれた若林さんの「見ないでください」という一言に一同がツッコむ事態に。その後、「そう思うぐらい全身全霊でやったので、普段見れない我々が見れたっていうのは確かだと思います。この芸歴で、まだこんなことをやらなきゃいけないのかということを皆がやってくれました。チームワークもどんどん良くなってきたコントもありましたし、もう一番組をやりたいという気持ちもあります。皆さんも一緒になってハラハラしていただきたいなと思います」と締めくくりました。