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「錦糸町パラダイス」賀来賢人×柄本時生×落合モトキの仲良し鼎談♪ 賀来の負けられない戦いとは!?「毎回40秒の勝負なんです（笑）」2024/07/12

　賀来賢人さん、柄本時生さん、落合モトキさん、岡田将生さんがメインキャストを務めるドラマ24「錦糸町パラダイス～渋谷から一本～」（テレ東系）が、7月12日よりスタートします！　本作は柄本さんと今井隆文さんの初プロデュースドラマで、舞台は東京・錦糸町。掃除屋「整理整頓」を営む社長の木ノ本大助（賀来）、幼なじみの今井裕樹（柄本）、そして後輩の奥田一平（落合）と、一匹おおかみのルポライターである坂田蒼（岡田）が、さまざまな人と出会い、自らの過去と向き合っていく様子を描く人間ドラマ群像劇です。

　今回は、賀来さん、柄本さん、落合さんを直撃取材。プライベートでも親交があり、岡田さんと4人で「劇団年一」も立ち上げている皆さん。わちゃわちゃして笑いが絶えない雰囲気の中、本作への思いや撮影の裏話、ドラマにちなみ掃除やご褒美のような瞬間についてなどなど、たくさん明かしていただきました！

――この4人で共演することの意味を、どういったところに感じられていますか？

柄本　「まず、かっちゃん（賀来）、もっくん（落合）、まーくん（岡田）は僕にとって親友であると同時に、それぞれ俳優としてものすごくリスペクトしているんですね。だから、そんなみんなと『こういうことができたらいいな』と語っていたことを今回実現できたというのが、僕にとってはとにかくうれしいことで。そして、実際に撮影に入ってドラマを作っていく中で、『これがやりたかった』と改めて感じられたのもすごく幸せです。そんな4人の関係性を、廣木隆一監督が撮ってくださった映像を通して見ていただけたら、それが強みになるのかなと思いますね。ちなみに、4人で共演することのやりやすさもあるような気はしつつ、実は緊張していたりもします（笑）」

賀来　「緊張してるよね！」

柄本　「俺、めっちゃ緊張してる。もっくんはしていないよね」

落合　「そうね、時生ちゃんよりはしていないかも」

柄本　「かっちゃんがすごく自然体なんですよ！」

賀来　「違うんですよ！　今回廣木監督が撮影してくださるんですけど、時生ともっくんは14歳の時から廣木監督と知り合いなんだよね。僕だけが廣木監督と初めてご一緒させていただくので、現場でヘラヘラしているんです（笑）」

柄本　「いやいや！　かっちゃんはとにかく自然体で現場にいて、ナチュラルにセリフを言うんですよ。もう感動しちゃって」

賀来　「僕も、このメンバーでやる意味を考えてみたんです。そしたら、やっぱり僕たちの関係性を出さないともったいないなって。で、撮影初日に廣木監督が『ちょっと自由にやってみて』と言ってくださったので、本当に自由にやってみたらすごく楽しくて。昔から仲がいいみんなとの普段のような会話をお芝居に昇華して、作品として皆さんに見ていただけるこの幸せを感じていますね」

柄本　「ぜいたくだよね」

賀来　「そういうのって作り込んでできるものじゃないですし、こういう関係性が画面に出ているドラマはあまりないと思うんですよ。でも、今回幼なじみ3人という設定で、さらに廣木監督がすごくいい瞬間を映像として切り取ってくださっているので、本当に楽しそうに映っていると思うし、面白いんじゃないかなと感じています」

落合　「10代の時から知っていて、プライベートでも毎週会っていた4人だったんですよ。『いつか一緒に4人で仕事したいね』という夢を語っていたので、それが本作でかなえられたなということをひしひしと感じながら、僕も毎日撮影現場に来ています。でも、楽しいだけの作品では終わらせたくないなというのはあって。ちゃんとスタッフの方々も巻き込んで、愛される『劇団年一』でありたいなとも思うし、その空気感を皆さんに届けられたら、全員ハッピーな気持ちになれるんじゃないのかなと感じていますね」

賀来　「もっくんの言っていることに完全に同意、プラス全く真逆のことを言うんですけど、毎日本当にただ楽しいので（笑）。みんなとお芝居やおしゃべりができるこの時間をいかに育むか、そしてそれが視聴者の方々にも伝わればなおいいなと思っています」

落合　「俺らカメラが回っていない時もしゃべっているから、その時の方が汗かいてるもんね（笑）」

――皆さんの仲の良さが伝わってきます！　では、ご自身の役柄を演じるにあたりこだわっている点や、視聴者の方々に注目してほしい見どころを教えてください。

賀来　「僕は、濡れ場ですかね」

柄本・落合　「無いよ!!（笑）」

賀来　「（笑）。特にこの3人の関係性の中で、少しずつゆがんでいく部分というのが、今回の僕の役の大きな要素だと思うんですよね。話を重ねるごとに、ちょっとずつゆがんでいく様を丁寧に演じたいです。あと、時生から見た僕は衣装を見ていただけると分かる通り、バスケ小僧って感じなんだろうなと思っています（笑）」

落合　「撮影に入る時に、僕の中の引き出しにいろいろと忍ばせていったんですけど、結構手前にあるものをすぐに使えたような気がしたので、その空気感でいいのかなと感じました。具体的には、僕たちの年齢差と役柄の年齢差が一緒だったり、自分の意見を持ちつつ、大助さんと裕ちゃんの言うことを尊重して全力でついていくという姿勢も、僕自身に近いところがあるかなと思います。だから、役を作り込むというより、そういう自分の直感を大事にしながらカメラの前に立っている気がします。うまいこと2人の間にずっといたいなと」

柄本　「幼なじみ3人で一緒に掃除屋をやっている理由として、大助と裕ちゃんの関係性が関わってくるんですけど、そこがしっかり見えればいいなと思いながら演じさせていただいています。また、芝居の空気感としては、かっちゃんも言ってくれたように普段と変わらないような会話をしているので、そこも見ていただけたら分かっていただけるんじゃないかなと思いますね」

――ドラマでは、“人生で本当に大事なことは何か”を考えさせられる群像劇が描かれていきますが、皆さんご自身が大切にされている考え方や座右の銘はありますか？

賀来　「人生1度きり！」

柄本　「因果応報！」

落合　「為せば成る！」

賀来・柄本・落合　「（爆笑）」

――一言ずつでそろえていただきありがとうございます！（笑）。作中では皆さん掃除屋の社員役ということですが、実際には掃除や整理整頓は得意なタイプですか？

柄本　「俺は全くダメです」

落合　「僕は、週に1回くらいの頻度でバッと掃除しますね。汚れているのがきれいになるのが気持ちいいです」

賀来　「僕は、掃除機をかける作業がすごく好きで結構やりますね。でも、最近掃除機の調子が悪くて40秒ぐらいで止まっちゃうのよ。だから、どうやって40秒で効率よく攻めるかを考えていますね」

――掃除機を買い替えたりは…（笑）。

賀来　「しないです！　だから、毎回40秒の勝負なんです（笑）」

――賀来さんの負けられない戦いを明かしていただきましたが（笑）、最後に、ドラマのタイトルにちなみ、皆さんにとってパラダイスのようなご褒美に感じる瞬間について教えてください！

柄本　「僕は、仕事終わりに映画を見に行く！　ジャンルは何でもよくて、映画館に行って、時間が合うものを見るのが好きですね」

賀来　「子どもたちが寝た後が唯一の自由時間なので、その時はゆっくりしていますね。テレビや映画を見たり、次の仕事の準備をしたり、ぼーっとしたり…自分の好きなことができる時間ですね」

落合　「僕は昼から飲んで気持ちよくなって、一人カラオケに行くのが好きかな」

賀来　「最高じゃん!!!」

落合　「1人で昼から開いている居酒屋に行って飲んで、気持ちよくなって外に出てもまだ明るいから、カラオケに行っちゃおうって。あいみょんとか歌いますね！　誰かと一緒だと恥ずかしくて歌えなかったりするので（笑）」

柄本　「確かに、もっくんが歌っているイメージなかった！　1人だと気を使わずにいくらでも歌えるもんね」

――皆さんでカラオケに行かれたりもされるんですか？

賀来　「前は行ってたね！　でも、カラオケに行ってもほとんど歌わないんですけどね」

柄本　「ヤバかったよね！　置いてあるハンガーを使って一発芸し始めちゃったりとか…（笑）」

賀来　「カラオケをカラオケとして使うことがあまり無いんですよね。歌を入れても歌わないでしゃべっていたり、お互いの一発芸を見たり…。スキルを磨く場所というか」

――皆さん、芸人ではないですよね？（笑）

賀来　「じゃないんですけど（笑）。あの頃は、ハンガーを使ったりしてそれぞれのポテンシャルを上げていましたね」

取材・文／鬼木優華（テレビ東京担当）　撮影／尾崎篤志　

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  ドラマ24「錦糸町パラダイス～渋谷から一本～」

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