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【独占】JO1・木全翔也「韓国での買い物は『영수증 주세요(領収書ください)』が言えたら安心!」――「ハングルッ!ナビ」インタビュー2024/05/29

【独占】JO1・木全翔也「韓国での買い物は『영수증 주세요(領収書ください)』が言えたら安心!」――「ハングルッ!ナビ」インタビュー

 K-POPや韓国グルメなど、Kカルチャー(韓国文化)の魅力に触れながら楽しくハングルを学ぶ「ハングルッ!ナビ」(NHK Eテレ)が今年の4月から放送3年目に突入。2024年度は「暮らしに“ちょこっとハングルを”」をテーマに、生徒役を務めるJO1木全翔也さんが、ソウルのホットな映像と共に日常や旅先でそのまま使えるフレーズを学び、表現力を磨いていきます。木全さんが思う、ハングルを学ぶことの魅力やオススメの“Kカルチャー”とは?

文法や発音の仕方を詳しく学ぶことができる

――まずは、オファーを受けた時のお気持ちを教えてください。

「うれしかったです。昨年度に生徒役を務めた河野純喜くん(JO1)の頑張りのおかげで僕にオファーをいただけたと思うので、感謝したいです」

――河野さんからアドバイスはありましたか?

「『大変だけど頑張って!』と声をかけてくれました。自分が勉強するだけではなくて、勉強しながら視聴者の方に分かりやすく伝えていく立場でもあると思うので、いろいろなことを考えながら出演する難しさを感じると言っていました」

――放送ではリラックスして臨まれている印象でした! 番組での学びが始まっていかがですか?

「頑張って勉強しています! 番組の台本がとても分かりやすいんですよ。ポイントを押さえた内容になっているので理解が深まりますし、視聴者の方も学びやすいと思います。それに、講師のキム・ウネ先生やナビゲーターのKさんはとても優しいんですよね。Kさんとは収録の合間に車やバイクなどの話をしました」

――番組の内容が分かりやすいのは視聴者の方にとってもうれしいですよね。もともとハングルはどの程度できたのですか?

「歌を歌ったり、KCON(音楽やドラマなど韓国のカルチャーを体験できるイベント)での司会や韓国で買い物をする時に使っています。主語や述語などの語順は日本語と同じなので理解しやすいですが、文字の仕組みや発音の仕方は難しいです。今までは耳で聴いて感覚で覚えていたので、あらためて学ぶことができるのはとてもいい機会です」

【独占】JO1・木全翔也「韓国での買い物は『영수증 주세요(領収書ください)』が言えたら安心!」――「ハングルッ!ナビ」インタビュー

――ハングルの歌詞を覚えるのは難しそうです。

「英語にもいえることなんですけど、意外と歌詞の方が覚えやすいんですよ。耳で聴いてリズムに合わせると自然と歌えるようになります。発音の練習にもなると思います」

――確かに、音で覚えると上達が早そうです。話せるようになるために意識していることはありますか?

「『話そうとすること』ですね。韓国人のスタッフさんと仕事をする機会も多いので、ハングルが分かる人にはハングルでLINEを送ったり、話したりしています」

オススメしたい韓国グルメは…?

――仕事で韓国に行くことも多いと思います。ソウルのオススメスポットはありますか?

「現代百貨店やコエックスモールがオススメです。僕は仕事の合間にササっと行くことが多いです。路面店はコロナの影響もあって閉店してしまったところが多いので、デパートが買い物しやすいと思います」

――買い物の時にはどんなハングルを使いますか?

「『영수증 주세요(ヨンスジュン チュセヨ/領収書ください)』や『몰라요(モㇽラヨ/分かりません)』をよく使います。『分かりません』でピンチを何度も乗り越えてきたので、発音は完璧です!」

――絶対に覚えておきたい言葉ですね(笑)。韓国で印象的だった思い出はありますか?

「純喜くんが1日に2回、クレジットカードをお店に忘れたことですね。洋服屋さんに一緒に買い物に行って、会計を済ましてホテルに戻ったら、カードが1枚ないことに気付いて。洋服屋さんに忘れていたのでマネジャーさんに取りに戻ってもらいました。その間に薬局で買い物をしてホテルに戻ったら、また財布の中にクレジットカードがないと言い出して…」

――えーっ! 1日に2回!? カードは見つかったんですか?

「無事に戻ってきましたけど、純喜くんはとても慌てていました(笑)。もともと普段からよく忘れ物をするんですよ。今回はクレジットカードで、1日に2回も忘れるなんて…才能です(笑)」

――無事に見つかったことも驚きです(笑)。韓国の方は親切ですね。話は変わりますが、韓国グルメでオススメはありますか?

「“スンデ”を食べてほしいです。見た目は不気味なんですけど、とてもおいしいです!」

――スンデ…? どんな食べ物なんですか?

「韓国風ソーセージです。豚の血が入っているので赤黒い色をしています。でも、あまり血の味はしなくて、ギョーザのような味なんですよ。貧血気味の方や二日酔いの方にオススメです。体に良くて元気が出る気がします! 血が苦手な方には、血の入っていない“白スンデ”もありますよ」

――トライしてみたいです! 食べ物の注文もハングルを使っているのですか?

「『여기요(ヨギヨ)』や『저기요(チョギヨ)』を使って、『あの、すみません!』と店員さんを呼んで頼みます。ハングルで注文する時もありますし、指差しでも頼みます。指差しなら大体分かってくれますよ。海外でのコミュニケーションはその国の言葉を使うことも大事ですけど、『とにかく伝えようとすること』が一番大事です」

【独占】JO1・木全翔也「韓国での買い物は『영수증 주세요(領収書ください)』が言えたら安心!」――「ハングルッ!ナビ」インタビュー

ハングルを学べば、Kカルチャーが楽しめる!

――外国語を話せるようになると、自分の世界が広がる気がします。

「好きになった国の言葉は話せるといいですよね。アジアツアーでタイや台湾などを回る中で、人柄や雰囲気を見て住んでみたいと思った国もありました。でも、まだヨーロッパに行っていないので、一番は決められなくて。これから住んでみたい国を探したいです」

――人柄は大事な要素ですよね。韓国の方はどんな印象ですか?

「男性は紳士なイメージがあります。車の窓から外を眺めていたらカップルが見えて、ロングコートを着ていた男性が、裾を引きずることも気にせずに女性の前にかがんで、ほどけた靴ひもを結んであげていた姿が印象的でした」

――すてきですね。ドラマなどでもレディーファーストなシーンを目にします。

「記念日もとても大事にするという話も聞きます。自然にできるところが格好いいです」

――友達にハングルをオススメするとしたら、どうやってアピールしますか?

「K-POPが歌えるようになります! 今とてもはやっていますし、いい曲がたくさんあります。耳で聴いたり、ハングルの歌詞を見ただけで意味も分かるし歌えるようになるなんて、絶対楽しいじゃないですか!? 韓国ドラマも直訳で見られるとより楽しめそうです。これはハングルや語学以外の勉強にもいえることですが、解けた時の楽しさも味わえます」

――最後に、番組への意気込みをお願いします!

「純喜くんを見習って頑張りたいです。この番組でハングルを学ぶことができてとても楽しいので、視聴者の方にも『勉強する楽しさ』を伝えられたらうれしいですし、一緒に楽しく学んでいきたいです」

 ハングルの勉強に熱心に取り組んでいる様子や韓国の楽しみ方などを詳しく語ってくれた木全さん。番組の分かりやすさが学習意欲をさらに高めているようにも感じました。木全さんと一緒にハングルを学びたい人、ハングルを学んでもっと“Kカルチャー”を楽しみたい人は、ぜひ、ご覧ください!

【番組情報】

【独占】JO1・木全翔也「韓国での買い物は『영수증 주세요(領収書ください)』が言えたら安心!」――「ハングルッ!ナビ」インタビュー

「ハングルッ!ナビ」
NHK Eテレ
木曜 午後11:00~11:20
※番組公式サイトでは「木全のひと言」やK-POP・マンスリーゲストとの単語レッスン動画なども公開中!

取材・文/Y(NHK担当) 撮影/須田卓馬



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