上杉柊平が恋する和菓子職人に!?「僕も台本を読みながらドキドキしています」――「ミス・ターゲット」インタビュー2024/04/28
テレビ朝日系の連続ドラマ「ミス・ターゲット」(ABCテレビ制作)は、松本まりかを主演に迎え、政池洋佑のオリジナル脚本で描くエンターテインメントラブストーリー。
さまざまな男性を手玉に取ってきた百戦錬磨の結婚詐欺師・朝倉すみれ(松本)は、結婚詐欺から足を洗い本気の婚活を始めると宣言。詐欺師としての価値観が染み付いた彼女が異なる価値観を持ったさまざまな人物と関わり、最後にたどり着く運命の相手とは!?
ここでは、すみれとの出会いをきっかけに恋心が芽生え、悩みながら前に進んでいく和菓子職人・村松宗春を演じる上杉柊平さんに、作品についてのお話を伺いました。
――出演が決まった時、どんな心境でしたか?
「週末のゴールデンタイムに放送されるドラマの主人公の相手役という大きな役をいただけること自体がすごく光栄で、プレッシャーもかなり感じました。自分自身にとっても今は俳優として大事な時期でもあると思っているので、この作品にこのような役で携わらせていただけることをとてもうれしく思います」
――王道恋愛ストーリーへの出演となりますが、どう感じられましたか。
「ラブストーリーはどの時代でも求められていると思いますし、ラブストーリーは自分が視聴する側でも、台本を読んでいてもワクワクするので、とても楽しみでした」
――政池さんの書かれた台本についてどう思われましたか?
「台本が本当に面白いので読んでいてすっと入ってきました。ただ、台本をどれだけ読み込んでいっても現場で演じてあらためて気付く部分も多く、実はこういう意味だったのかという発見や、ここはこうしなきゃいけなかったねという改善点がたくさん出てきて、常に監督と現場で話し合っています」
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
「皆さん大変なスケジュールの中、監督が中心となってコミュニケーションを取ってくれ、皆が一丸となって良い作品を作ろうという気持ちで頑張っている印象です」
――撮影の前と後で共演した皆さんの印象は変わりましたか?
「父・竜太郎役の沢村一樹さんとは以前、共演させていただいたことがありましたが、1対1でのお芝居は初めてで、とても楽しみにしていました。親子役という形で関わらせていただけたのはとてもうれしいです。幼なじみ・稲垣謙役の川西賢志郎さんはお笑いをやられている方なので、お芝居をされる印象があまりなかったのですが、瞬発力があり、現場での対応力が素晴らしいです。松本さんはお会いするまではバラエティー番組でなどで拝見させていただいていた時の印象だけで、どんな方なんだろうとすごく気になっていました。でも、いざお会いしたら、純粋にお芝居が好きで、作品のことを第一に考え、作品のために心身を限界まで追い込むストイックな方なのだと。エンターテイナーだなと見ていて思います」
――演じる宗春はどんな男性だと感じていますか?
「宗春は言葉で説明をするのがめちゃくちゃ簡単。素直で実直で、自分の好きなことに真っすぐ。思ったことと違うことができないし、自分にうそをつけない。そういう人が恋愛することで変わっていく面白さがこの作品の大きな魅力なので、その表現をうまく演じるのにとても苦労しています」
――宗春のように、穏やかで真面目な性格である役を演じる際、揺れ動く心境を表すのが難しそうだなと感じるのですが、何か意識していることはありますか?
「表面的な部分では、声のトーンや表情の柔らかさを意識してはいますが、それに頼り切りたくはないんです。宗春はその穏やかさから、心が動いていても表に出る表現の振れ幅が少ない人だと思うので、演じる際、監督と『とても繊細で難しいですよね』という話をしています。見え方を含め、意識というよりは、監督と確認しながら宗春を演じているという感じです」
――ご自身でも普段ものづくりをされていますが、今回の和菓子職人という設定に関して、初めて聞いた時はどんな印象を持ちましたか。また、共感できる部分はありましたか?
「僕はものづくりに関しては、自分が納得できる80点くらいでいいやという感覚なんですけど、宗春は自分が100点を出せるものじゃないと世には出したがらないし、そのためだったらどんな不利益があっても全力で向き合う。そんなところはやっぱり職人さんならではですね。僕も自分の中で毎回100点が出せたらいいなと思ってこの仕事をしていますけど、そんなことはめったになくて。作品は先に進んでいくから、100点を出すまでずっとやり続けることはできないので、ある意味うらやましいなと思う部分もあります。妥協をしないところは憧れる部分ではあります」
――すみれと関わっていく上で大きな鍵を握るのが“幸せ”の定義かと思いますが、役者をやっていて幸せだと感じる瞬間は?
「よく言うんですけど、幸せだったこと、あまりないかもしれないです。きついなと思っています。しんどいと思っているのにやってしまうのはなんででしょうね(笑)。だから、幸せは仕事以外のところでちゃんと得ようと思っています。ただ、今回みたいに『いい仕事が決まったよ』という報告を受けた時に、とてもうれしい気持ちにはなります」
――ささいなことに幸せを感じる宗春に共感することはありますか?
「ささいな部分か。空の青さやご飯のおいしさに幸せを感じるということですよね。穏やかな気持ちではいるので、たぶん心の中で幸せだなと思って過ごしています」
――では、すみれの価値観についてはどう思いますか?
「基本的には、みんなすみれに似た価値観なんだと思うんですよ。もっと欲しいし、もっとこうなりたい、もっと海外に行きたい、もっと洋服が欲しいなど、みんなそう思いながら生きているだろうし、僕自身もその1人なので。ここに関しては、宗春よりすみれの方に共感できますね」
――最後に作品の見どころを教えてください。
「いろいろ言いましたが、やはり恋愛作品なんです。恋愛下手な2人がどう変わっていくのかが見どころですし、僕も台本を読みながらドキドキしています。それが映像になった時、見ている人にもドキドキしてもらいたいし、恋愛したい、なんて思ってもらえたらなおうれしいです。お互いが心の中で思っている意見を少しずつぶつけ合い始める中で、それが理解し合えなくても、言葉がお互いに少しずつ刺さり出すそのさまや変化がこれから面白くなっていくので、ぜひそんなところに期待してください。恋っていいねと思ってもらえたら、僕は一番うれしいです」
――ありがとうございました!
【プロフィール】
上杉柊平(うえすぎ しゅうへい)
1992年5月18日生まれ。東京都出身。近年の主な出演作は「ハイエナ」(テレビ東京系)、「幽☆遊☆白書」(Netflixシリーズ)、「となりのナースエイド」(日本テレビ系)、映画「シン・仮面ライダー」「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」のほか、「ディア・ファミリー」が2024年6月14日公開予定。
【番組情報】
「ミス・ターゲット」
テレビ朝日系
日曜 午後10:00~10:54
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