奥智哉、前田拳太郎と「仮面ライダーリバイス」以来の共演「緊迫した空気がめちゃめちゃしびれて楽しかったです」 2024/04/24
手塚治虫の隠れた名作「新選組」を、奥智哉と前田拳太郎のダブル主演で初めて実写化するドラマ「君とゆきて咲く~新選組青春録~」が、本日4月24日よりテレビ朝日ほかでスタート。
父を長州藩士に切り殺されてしまった深草丘十郎(奥)は復讐(ふくしゅう)を誓い、壬生浪士組への入隊を決意。隊士募集の張り紙を頼りに入隊試験の会場に乗り込みますが、入隊希望者はいずれも腕に覚えのある実力者ばかり。刀を持つことすらおぼつかない丘十郎は、試合に臨んでも全く歯が立ちません。それでも入隊を諦めきれない丘十郎は、沖田総司(藤岡真威人)の指示により、応募者の中でも群を抜く剣の達人・鎌切大作(前田)と対戦することになりますが…。
放送に先駆け、主人公の1人で父の敵討ちに燃える少年・深草丘十郎を演じる奥智哉さんにお話を伺いました。
――初めて台本を読んだ時の感想を教えてください。
「原作が手塚治虫先生の『新選組』と聞いて、時代に沿って進んでいくのかなと思っていたら、その主人公は架空のキャラクターの丘十郎と大作という2人の若い隊士。その2人がエモーショナルに描かれていました。現実にいなかった架空の2人と、実在した新選組の隊士たちとの交流が個人的にはとても感動的で、存在しなかった人物たちが新選組に影響を与えていくというのが、本作の魅力だと思いました」
――演じる深草丘十郎からどんな印象を受けましたか?
「丘十郎は真っすぐで純粋、正義感が強くて、その中に幼さ故の危なっかしさみたいなものを感じました。父親の敵討ちという大きな目的があって、そのためだけに新選組に入る。でも正義感の強さで葛藤している姿が見えるのが、丘十郎の魅力なのかと思って演じています」
――ご自身と丘十郎の似ている部分を教えてください。
「僕自身もまだまだ子どもっぽいところがあるので。丘ちゃんの純粋な子どもっぽいところは似ているなと思います」
――今回、殺陣を経験してみていかがでしたか?
「クランクイン前の練習で木刀を使って基本の稽古を行って、初めは腕や足がプルプルになって動けなくなるほど過酷でした。『本当にやっていけるかな?』という不安もありましたけど、毎日の積み重ねが大事と言われて、毎日素振りをしている中で手や足の震えもなくなってきて、体がしっかりと鍛えられているんだなと。初めて殺陣をやった時にも実感しましたし、所作を奇麗にしてから刀を振るう姿は格好よく見えるので、基本稽古は大事なんだとあらためて実感しました」
――稽古が大変だと思いますが、苦労などありますか?
「ドラマでも漫画でも丘十郎は新選組に入って懸命に稽古に打ち込んで頑張っているのに、自分も同じように頑張っていないというのは申し訳なく感じていて、休みの日でも刀を振るうほか、ダンスや剣舞など丘十郎と同じように頑張って練習をしています」
――「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系)以降の久しぶりの前田さんとの共演となりましたが、感想を教えてください。
「右も左も分からなかった時からいろいろな現場を経験して、また同じ作品で共演できて、しかも今回はダブル主演ということに縁を感じました。お互いいろいろな現場で学んできたものを出し合って刺激しあえるのが楽しくて、お互い『仮面ライダー』とはまた違った影響を与えあえたかなと思います」
――前田さんの演技を見て感じたことを教えてください。
「『仮面ライダー』を1年経験しているので、殺陣のシーンで体の使い方が本当に上手だと感じました。真っすぐに向き合って正面から敵を切る動きにも、勢いやキレがありましたし、感情の出し方もとても自然で、いろいろな作品を経験して培ったんだろうと感じています」
――前田さんとの殺陣で感じたことはありましたか?
「クランクイン前から殺陣のシーンは2人で練習していました。でも、本番の熱の入った状態はお互いの気迫を楽しんでいたように感じます。実際に斬り合うシーンでは演技に殺気がこもっているように感じられて、緊迫した空気がめちゃめちゃしびれて楽しかったです」
――撮影中の裏話を教えてください。
「新選組隊士が集まっているシーンで、南無之介役の羽谷勝太くんが本番の直前におならをして、その臭いが、“渋皮喜平役の簡秀吉くんに触る”というセリフがない芝居ですら忘れてしまうぐらい衝撃的で、脳が完全に思考停止してしまいました。本当にやめていただきたかったです(笑)」
――衣装に初めて袖を通した時の感想を教えてください。
「とても気持ちよかったです。丘十郎の衣装が水色でかわいい紋が入っていて、はかまにも奇麗なオレンジの差し色があって、爽やかさの中にある丘十郎の強い正義感や純粋さを感じて、すてきな衣装だと思いました。着物を自分でしっかり着られるように衣装さんから教えてもらって、毎日頑張っています」
――昔から新選組に興味がありましたか?
「中学・高校の歴史を学ぶ上では新選組は外せないですよね。特に僕は中二病を患っていたので、刀を振るって敵をばっさばっさ斬っていく新選組には、男の子としての憧れがありました」
――手塚治虫さんの作品で好きなものはありますか?
「『ブラック・ジャック』や『ASTROBOY・鉄腕アトム』のアニメを時々見ていました。小学校時に音楽の授業で『鉄腕アトム』を歌った記憶があります」
――第1話の見どころを教えてください。
「第1話から激しい殺陣がありまして、そこから丘十郎と大作の出会いが始まるエモーショナルな展開になっています。脚本家の坪田文さんらしいすてきな見せ方になっているので、ぜひ注目してください」
――最後に視聴者の皆さんへ一言メッセージをお願いいたします。
「『君とゆきて咲く~新選組青春録~』は全く新しい形の時代劇になっています。なので時代劇というのを忘れて、頭を真っさらにして見てほしいです。ダンスや剣舞、本格的なアクションシーンなど見応えのあるシーンばかりで、しなやかさと力強さが詰まったドラマになっているので、最初から最後まで楽しんでください」
――ありがとうございました。
第1話あらすじ
文久3(1863)年、京都――。お人よしの父・七也が営む小さな茶屋で働く丘十郎は、つつましくも誠実に生きていた。ところがある夜、穏やかな日常が一変。店に逃げ込んできた佐幕派藩士をかくまった七也が、長州藩士の庄内玄悟(上野凱)に切り殺されてしまう。怒りに震える丘十郎は庄内ら一味を追うべく店を飛び出すが、そこに現れた男が丘十郎の思いを引き取るかのごとく藩士の1人を鮮やかに斬り捨てた。彼は壬生浪士組局長・近藤勇(高野洸)と名乗り、丘十郎に「お父上の勇気に感謝する」と弔いの言葉をかけて去って行った。逃げた庄内への復讐を誓う丘十郎は、壬生浪士組への入隊を決意。隊士募集の張り紙を頼りに入隊試験の会場に乗り込むが、いずれも腕に覚えのある実力者ばかりで、刀を持つことすらおぼつかない丘十郎は試合に臨んでも全く歯が立たない。それでも入隊を諦めきれない丘十郎は、沖田総司の指示により、応募者の中でも群を抜く剣の達人・大作と対戦することとなる。
【番組情報】
「君とゆきて咲く〜新選組青春録〜」
4月24日スタート
テレビ朝日ほか
水曜 深夜0:15~0:45(一部地域を除く)
【プレゼント】
サイン入り生写真を1名様にプレゼント!
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【締切】2024年5月21日(火)正午
【注意事項】
※ご当選者さまの住所、転居先不明・長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
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※抽選、抽選結果に関するお問い合わせにはお答えできませんので予めご了承ください。
テレビ朝日担当/S・A 撮影/蓮尾美智子
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