桐谷美玲が新体制「news every.」のキャスター就任。1児の母で主婦業「バリバリやってます!」2024/03/26
3月25日からリニューアルした日本テレビ系ニュース番組「news every.」(月~金曜午後3:50)の会見が行われ、ダブルメインキャスターとなる鈴江奈々アナウンサーと森圭介アナウンサー、新キャスターの斎藤佑樹と桐谷美玲が出席した。
「ミンナが生きやすく」なる世の中を目指して多様な視点を番組から発信すべく、斎藤は月・火曜、桐谷は水・木曜に出演する。新しいスタジオのセットを前に会見を行った4人。鈴江アナは「全体的に風が流れるようなスタジオの雰囲気になっているだけで、ワクワクするスタジオだなと思っています。木漏れ日が差し込んでいるような温かさもある」と居心地の良さを感じている様子。森アナは「これまで15年、朝の情報番組を務めておりましたので、夕方の報道番組ということで、自分がどんな生活になるのか若干不安はありましたが、45歳になるこの年に新たな挑戦をさせていただけることを楽しみながら、皆さんにニュースをお伝えできれば」と意気込んだ。
対して斎藤は「プロ野球選手を引退して約2年がたちますが、まさか自分がニュースキャスターになるなんて考えていませんでした」と明かし、「この2年半の中で多くの人たちと出会い、出会った先で学ぶことがたくさんあるのかなと思い、今回チャレンジさせていただきます。自分もこの場で学んで皆さんと一緒に成長できたら」と語った。
そして桐谷は「私は20代の頃に報道番組に携わっていて、その時に全然知らないことがたくさんあって、当事者意識を持っていくことが大切なんだと教えていただきました。30代になり、結婚して出産して、毎日子育てと主婦業をしていく中で、新たな目線で生活者の1人としてニュースを伝えていけたらいいなと思っています」と話した。
桐谷は森アナと共に「キリモリっ!」というコーナーを担当。“コスパ”や“タイパ”の達人を訪ね、桐谷が視聴者の代表として体験。今の時代の「真の豊かさ」と「暮らしの達人」を目指す。桐谷は取材を振り返り「固定観念って本当に刷り込まれているんだなって感じて、驚きの連続でした」と笑顔。森アナは「ロケで桐谷さんの話を聞いていると『生活者・桐谷美玲』の姿がものすごく見えてきます。今まで皆さんが見たことのない桐谷さんがそこにいると思います」と太鼓判を押した。
鈴江アナは桐谷とママトークをすると明かし、「普段、桐谷さんが家事をしている姿って視聴者の方は想像できないと思いますけど、バリバリやっていらっしゃいますもんね」と問いかけると、桐谷も「バリバリやってます」と笑いを誘う。今後、取材してみたいテーマについて、「物価高騰は気になります。毎日スーパーに行って『今日はこれが安い』とか『食パンこんなに高くなったんだ』とか実感しながらお買い物しているので、そういうところも主婦目線で伝えていけたら」と意気込む。そして、2020年に出産した愛息の反応については「そらジローと一緒に仕事をするというのを何となく(伝えたら)…すごく喜んでいました!」と一気にママの顔に。
さらに「ミンナが生きやすく」というテーマに関して「『every.』に参加させていただくとなった時に、『ミンナ』というのはマイノリティーの方もそうですし、子どもも高齢者の方もペットも含めて『ミンナ』だというお話をいただきました。私自身のことで言うと、子育てをする時に社会の中で子育てをするってこんなに大変なんだって実感します。ペットも飼っているので、そういうことも含めて考えていけたら」と語った。
また森アナが「news every.」の先輩・鈴江アナにアドバイスを求めると「『news every.』は3時間10分生放送なので、おなかが空きます。陣内貴美子さんは時々おなかが鳴る」と暴露。「CM中にもぐもぐタイムができるものを忍ばせるといいかと思います」と助言。その鈴江アナはメインキャスターを務めた前任の藤井貴彦アナウンサーにアドバイスを求めたことも明かし、「何もアドバイスすることはないと返ってきました」と告白。「いろんな受け止め方があると思いますが、それも愛だと思っていて、自分が作ってきた『news every.』をそのままやってほしい訳ではない、むしろ新しいものを作っていってほしいという思いでおっしゃったのだと受け止めています。でも、藤井さんの寄り添う姿勢、相手の立場に立って言葉を紡ぐということを私自身も大事にしたいなと思っています」と力を込めた。
【番組情報】
「news every.」
日本テレビ系
月~金 午後3:50~7:00
日本テレビ担当 N・R
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