1970大阪万博が現代によみがえる! 万博で働くことを夢見るヒロインの青春と家族愛を描く、テレビ朝日開局65周年 ドラマプレミアム「万博の太陽」2024/03/23
3月24日にテレビ朝日系で放送されるテレビ朝日開局65周年 ドラマプレミアム「万博の太陽」。「2025年日本国際博覧会」(「大阪・関西万博」)の開幕を来年に控えた今、1970年にアジアで初めて開催された「日本万博博覧会」(「大阪万博(EXPO’70)」)で働くことを夢見る少女の青春とその家族の物語を、「ドクターX~外科医・大門未知子~」「七人の秘書」(ともにテレビ朝日系)などを手掛けた脚本家・中園ミホさんと主演・橋本環奈さんで描く。
物語の舞台は、戦後復興を成し遂げ、高度経済成長の真っただ中になった昭和40年代。誰もがよりよい生活を目指していた時代の中で、主人公・朝野今日子(橋本)は、早世した父に代わり畳屋を切り盛りする母・陽子(堀内敬子)を安心させるために見合いをするものの、好奇心旺盛で猪突猛進な性格が災いして失敗ばかり。
1964年に開催された東京オリンピックの感動が忘れられず、大阪万博の期待に胸を躍らせていた今日子。そんな中、新たにやって来た見合いの席でも「私の夢は万国博覧会で世界中の人たちとつながることです!」と熱弁をふるい惨敗。落ち込んでいると、陽子から、大阪に住む叔父・万田昭太朗(唐沢寿明)の工場で人手が足りず困っていると、大阪行きを提案される。今日子は「建設中の万博会場を見てみたい」という一心で大阪へ。大阪万博で「世界中の人たちとつながりたい!」という思いを胸に万博で働くことを夢見たヒロインの物語は、ここから始まる。
大阪で暮らす今日子を取り巻く人たちは?
大阪で今日子を待っていたのは、大手電機メーカーの下請け工場を営む昔かたぎの頑固おやじ・昭太朗と、そんな昭太朗を支える妻・和世(江口のりこ)、そして、いとこにあたる女子大生の千夏(飯豊まりえ)と小学生の博士(番家天嵩)の4人家族。男尊女卑が根強く残る時代で「女性の幸せは早く結婚して子どもを産むことだ」と信じる昭太朗と、子どもたちを思う優しい和世。そんな父親の勧める見合いに不満を抱く千夏と周りを和ませる末っ子の博士。万田家の掛け合いからは、当時の家庭風景を感じさせながらも、家族のために行動する優しい姿に思わずホッと温かい気持ちにもなるはず。さらに、万田家が作中で“あるもの”に驚く姿、そして、昭太朗が怒りのあまり起こすちゃぶ台返しはぜひ見ていただきたいシーンの一つだ。
そんな物語の鍵を握るのは、昭太朗が取引先の重役に頼み込んで千夏の見合い相手として紹介された倉本鉄平(木戸大聖)。万博会場の設計を担った世界的建築家の事務所に勤める鉄平だが、全く気取ったところのない姿に千夏も気になり始めているようで…。
そんな時、千夏は大学の教授から万博のパビリオンで働くコンパニオンに推薦される。そんな話を昭太朗に伝えると、ザ・頑固おやじは猛反対。頭ごなしに否定する昭太朗に何も言えない千夏、そんな様子を見た今日子は涙ながらに自分の思いを伝えると「文句があるなら出ていけ」と怒鳴られてしまう。
やがて東京に戻ることを決意した今日子。すると、千夏から「どうせ帰るなら記念に挑戦してみよう」と誘われ、コンパニオンに応募することに。果たして、今日子と千夏はコンパニオンとして万博で働くことはできるのか。さらに、「世界中の人とつながりたい!」と夢見る今日子には、その後もさまざまな苦難が待ち受けることに。それでも周りの人に力を借りながら夢に向かって突き進んでいく彼女の“太陽”のような姿は、見る人を勇気づけてくれるはずだ。
現代によみがえった昭和の衣装やセットにも注目!
ドラマでは当時のコンパニオンの制服や万博のセットなどが再現されており、細かいところにもぜひ注目を。今日子が居候する万田家の茶の間や当時実際にあったダイヤル式の黒電話や赤い公衆電話、ブラウン管テレビやちゃぶ台など、思わずレトロでかわいいと感じさせるような世界が広がり、当時を知る人には懐かしいと感じること間違いなし。
特に目を引くのは、大阪万博開催当時も話題となり、ドラマ内で再現されている“人間洗濯機”。当時、多くの来場者を集め、登場した時は「どんなものが出てくるの?」と思わず見入ってしまったというほど。実際にどう動くのかはぜひ本編で確かめてほしい。
「2025年日本国際博覧会」の開催を間近に控えた今、昭和の熱いパワーが時を超えて令和の現代によみがえるテレビ朝日開局65周年 ドラマプレミアム「万博の太陽」、ぜひご覧ください!
【番組情報】
テレビ朝日開局65周年 ドラマプレミアム「万博の太陽」
テレビ朝日系
3月24日 午後9:00~10:54
テレビ朝日担当/S・A
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