ロバート・秋山がとにかく歌いまくる「秋山歌謡祭」の収録に完全密着! メモ少年の“過激演出”に秋山も困惑気味!?2024/03/21
ロバート・秋山竜次さんが数々の名曲から待望の新曲まで、とにかく歌い続ける音楽特番「秋山歌謡祭2024」(メ〜テレ制作)。メ〜テレ60周年特番として2023年3月に放送され、地上波放送はもちろん、関連動画も含めたYouTubeでの見逃し配信の総再生数が3000万回を超える話題作が、今年も帰ってくる。
番組の総合演出は、ロバートの“元ストーカー”として出演した動画がYouTubeで890万回再生を超え話題になった、“メモ少年”こと篠田直哉プロデューサー。メ〜テレ開局60周年で「秋山がたった1人で歌う歌謡祭」という、長年のファンからテレビディレクターになったメモ少年にしかできない偏った企画は、多くの人に衝撃を与えた。
TVガイドWebでは、そんな「秋山歌謡祭2024」の収録に独占密着。放送を明日3月22日に控える中、昨年以上のパフォーマンスで盛り上がった収録の模様を届ける。さらに、収録終わりの秋山さんと篠田プロデューサーを直撃。「秋山歌謡祭2024」の舞台裏、そして今後の野望について語ってくれた。
今年の「秋山歌謡祭」は演出がアツい! メモ少年の思惑に秋山は…
今回の「秋山歌謡祭2024」では曲数も大幅に増やし、さらにパワーアップした内容で“アーティスト秋山”の圧巻のパフォーマンスを届ける。先日、秋山さんの代表曲「TOKAKUKA」をあの大物アーティストとコラボすることが発表されると、「楽しみすぎる」「神」「あの名曲を!?」と反響が殺到。前回以上に盛り上がることは間違いないだろう。
収録スタジオに入ると、この日のためにセッティングされた豪華なステージが。無数の照明に囲まれたパフォーマンスステージ、その向かいには真っ赤な舞台幕に囲われたトークステージが建てられ、まさにスタジオ全体が「秋山歌謡祭」一色となっていた。収録時間が近づいてくると、進行役の望木聡子アナウンサー、ゲストのいとうあさこさんらが登場。久々の再会に2人が話に花を咲かせていると、秋山さんが満を持してやって来た。その姿に会場からは拍手が送られる。
今回、収録スタジオには、クラウドファンディングで10万円の「スポンサー待遇スペシャル観覧席」を申し込んだ5人の“ハード秋山ファン=HAF”が駆けつけ、収録の様子を見守ることに。5人の姿を見た秋山さんは「(番組の)Tシャツ着てるじゃん!」とうれしそうな様子。5人に加え、メモ少年という長年のハード秋山ファンも見守る中、いよいよ収録がスタートした。
収録冒頭、早速トークを繰り広げていく3人。前回の放送以降、その反響を肌で感じていたようで「森三中も大興奮だった!」「秋元康さんにも人気で…」という話からは「秋山歌謡祭」の勢いを感じさせる。さらに、その反響に感化されたかのように、この日スタジオにいた番組スタッフもほぼ全員「秋山歌謡祭2024」と書かれたTシャツを着て収録に臨む気合の入りよう。それを見た秋山さん、いとうさんも驚きを隠せないようだ。
昨年は、放送後にSNSで大きく話題となった問題作「SAY KOU SHOW」で幕を開けた「秋山歌謡祭」。しかし、今年はそれに負けないくらいの目玉企画が待っていた。「東京都内の公共施設、都が運営しているのか? 区が運営しているのか?」、そんな永遠のテーマを歌詞にした秋山さんの名曲「TOKAKUKA」を、メモ少年は「アーティスト秋山をド派手に演出したい!」と秋山ファン764人から集めた支援金をすべてこの楽曲に注ぎ込んだのだ。その額、なんと529万円。秋山さんも思わず「お金の使い方が分からないやつの演出!」と困惑気味…。
「秋山歌謡祭」で「TOKAKUKA」を歌うにあたって、秋山さんは“ある人物”にオファーをしていた。その人物は…西川貴教さん。これまで数多くの楽曲をリリースし、西日本最大級の野外音楽イベント「イナズマロックフェス」を10年以上開催している、まさに日本を代表するアーティストが、「アーティスト秋山をド派手に演出したい!」というメモ少年の願望に花を添えるかのように、この日は朝一で新幹線に乗って名古屋まで駆けつけた。
予想外のアーティストとのコラボに、秋山さんが「これで成仏できる」と本音をこぼすと、会場からは笑いが。しかし、いざパフォーマンスが始まると、有名音楽番組にも引けを取らない圧巻の演出に、出演者、スタッフ、ファン全員がノリノリの最高の空間が出来上がった。歌唱を終えた秋山さんも「ノリで作った曲がこうなると思わなかった」と言いながら、「楽しかったです!」と満足そう。
一夜限りのコラボは、放送後もきっと大バズりするはず。そんなパフォーマンスを支えたのは、かつてないほどお金をかけにかけまくった演出。レーザー照明、特殊効果、スモーク…メモ少年がやりたいことを全部乗せしたこの演出には、バックダンサー、コーラスに“秋山さんのこだわり”も隠されているようで…?
豪華コラボだけじゃない! 童謡、CMソング、さらに待望の新曲も
今回の「秋山歌謡祭」では、秋山さんがずっとやりたかったという念願の「童謡メドレー」もお届け。秋山さんが娘に聴かせていた“うその童謡”をメドレー形式でパフォーマンスしていく。この企画のために集まった子どもたちの姿に、いとうさん、西川さんも思わずニッコリ。スタジオに招かれた子どもたちも大喜び!…のはずが、存在しない童謡を歌い続ける“りゅうじおにいさん”に大困惑する子どもたち…。ゲストの西川さんも「歌が始まった瞬間、子どもたちの目が死んでいく。普通は逆!」と言う異様な光景は、ツッコミたくなること間違いなしだ。
また、昨年の放送で大反響だった、秋山さんの「ローカルCMソング制作」を今年も実施。「アスリートのあるある」を詰め込んだCM、タクシーでよく見かける企業のCM、秋山さんが一度作ってみたかったという「専門学校」のCMなど、個性あふれるCMソングが多数登場する。中には、ロケVTR映像を見ていたスタッフも「え、これそうだったの!?」と驚きを見せる企業の裏側も。ぜひ東海3県在住の方には注目して見ていただきたいところ。
さらに、今回の収録を前に、番組では秋山さんがハマっている“あるもの”を大募集。それは…“思春期の目”。「思春期の目…?」「秋山くん、なにそれ…?」と、いとうさんや西川さんを困惑させ、メモ少年も「本当に集まってるのか不安」と言っていたが、秋山さんは「攻撃的でエネルギッシュな目。だんだん言いたいことが伝わる」とキッパリ言い切ると、早速ステージに向かう。果たして、今回のために書き下ろした新曲はどんな楽曲なのか…。
そして、秋山さんが自身の思いを歌に乗せてリリースした「願い」も見逃せない。前回に続き、今年もYouTubeで秋山さんから視聴者の小さな“願い”を募集し、今回も特別バージョンで披露することに。秋山さんが壮大に歌い上げるこの「願い」、前回はいとうさんや望木アナ、そしてメモ少年の“願い”も漏れなく盛り込まれていたが、今年は果たして入っているのか、注目してほしい。
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