池松壮亮がうまい棒を食べ損ねてすねる!? 柄本明は大東駿介と談笑! 「銀と金」和気あいあいの撮影現場に潜入!!2017/03/15
うだつの上がらない青年が、我欲むき出しの権力者たちから多額の金を奪い取るべく、裏社会で心理戦を繰り広げるドラマ「銀と金」(テレビ東京系)。第10話では、ポーカー対決で森田鉄雄(池松壮亮)に負けた西条達也(大東駿介)が再登場。しかし、パチンコ業界の大物、蔵前仁(柄本明)に麻雀で大敗し飼われてしまうという、続きが気になるところで終わりました。
物語では、見ていてヒリヒリ、ざわざわする怒濤(どとう)の展開が描かれており、どのシーンもとても緊迫していますが、実際の撮影現場の雰囲気はどうなのでしょうか? 気になった記者は、現場にお邪魔してみました!
現場は、とても大きくて、そこだけ異世界のような雰囲気を放つ洋館。緊張しながら現場に入らせていただくと、入り口で休憩されていた船田正志役の村上淳さんが「いらっしゃ~い!」と声を掛けてくれました! 記者、既に感動です。
この日は、何シーンも撮影をしていました。蔵前と西条が麻雀をするシーンでは、柄本さん、放たれているラスボス感がすご過ぎました。蔵前を演じるその姿は、せりふにもあったように「物の怪」そのもの。と思っていたら、なんと柄本さん、記者のカメラに向かってピースをしてくれたのです!! 記者、再び感動です。
柄本さんはサービス精神旺盛で、自分の隣に大金が積んであるセットに覆いかぶさって「俺のもん~♪」とスタッフを笑わせたり、池松さん、リリー・フランキーさん、マキタスポーツさん、村上さん、臼田あさ美さんら主要メンバーの方に振り向くシーンを撮る時にも、「数えてみたら(人数は)5人だね!」「(衣装は)黒が多いね!」とおちゃめに話し掛けるなど、神対応を連発されていました!
大東さんは、同系ドラマ「デカダンス」で見せていた、キラッキラの笑顔は封印され、蔵前に追い詰められる西条を演じていました。麻雀で負け、牢(ろう)屋へ連れていかれるシーンでは大声を上げ、とても迫力がありました。
また、このシーンにはもう一人スペシャルゲストがいらっしゃいました。放送で気付いた方はどれくらいいたでしょうか? なんと、「銀と金」原作者の福本伸行先生もマージャンを行うメンバーとして出演されたのです! 麻雀指導のスタッフの人に「これってこうじゃない?」と意見を述べるなど、俳優のオーラが出ていました。
さらに、柄本さん、大東さんら皆さんでせりふについて雑談をする一幕も。福本先生の「漫画のせりふで、『この、泥棒猫!』とか言わせたことないなあ」という一言に、全員で爆笑されている姿がとてもほほ笑ましかったです。
池松さんら主要メンバーも、休憩時間は皆さんで話をして本当に楽しそうに過ごされていました。池松さんは、デジカメをポケットに入れていて、何かあるといつもパシャッと写真を撮られていました。
現場にいたメイド役の人に、「マキタさんがどうしても撮りたいっていうんで、お願いできますか?」と話し掛け、マキタさんとの2ショットを撮ったり、村上さんと臼田さんの写真を撮るなど、皆さんドラマとはまた違った素顔を見せてくれました。
ほかにも、マキタさんからお菓子のうまい棒が差し入れされたそうなのですが、池松さんが狙っていたコーンポタージュ味2本をマキタさんが食べてしまったらしく、事あるごとに池松さんが責めていました(笑)。マキタさんが「残っているほかの味もおいしいよ」と声を掛けるも、村上さんが「ほかの味が何本あってもこの人はだめなんだよ!!(笑)」と池松さんの味方になるなど、キャスト陣の仲のよさが見て取れました。
物語は最終回に向け佳境に入ってきます! 3月18日放送の第11話では、500億を賭けた蔵前との麻雀対決が始まりますが、森田は蔵前が有利な独自のルールに苦戦します。そこに、銀二(リリー)がある秘策を!? 果たして「物の怪」蔵前に森田たちは勝てるのか…最後まで、目が離せません!!
【番組情報】
土曜ドラマ24「銀と金」
テレビ東京系
土曜深夜0:20~0:50
テレビ東京担当 Y・O
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