「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」“5年前の真実”が明らかに…。第6話ではラストコンサートに向けて動き出す2024/02/17
TBS系では連続ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」が放送中。本作は、天才指揮者だったが、ある事件で家族も音楽も失った父・夏目俊平(西島秀俊)と、そんな父を拒絶し音楽を嫌う娘・響(芦田愛菜)が地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻し、親子の絆と人生を再生させていくとびっきり“アパッシオナート”=情熱的なヒューマンドラマだ。
第5話では、夏目家がバラバラになっていく中で、5年前の真実、俊平と響にあったことが語られた。視聴者からも「胸が熱くなった」「新章突入の流れだ!」「思春期を思い出す」などの声が上がる中、響と夏目海(大西利空)のそれぞれにトラブルが発生。一体何が起こったのか。
俊平と倉科瑠李(新木優子)の関係を勘違いした響は、たまたま2人でいるところを目撃。そのこともきっかけとなり、響は家出してしまう。予想だにしない出来事に動揺する俊平は、夏目志帆(石田ゆり子)の元を訪ねる。響が家出した先は、あおぞらホールの倉庫。出勤してきた森大輝(宮沢氷魚)は響に気づき、俺んちくる?と提案。大輝がトランペットの練習場として使っていた実家の納屋に泊まることに。
さらに動画配信中の海は、俊平の操作ミスで顔出しをしてしまい、そのことがきっかけで激怒し家出。海はバイオリンを練習している谷崎天音(當間あみ)に遭遇し、父や響との話を始め、5年前の真実が明らかになる。「あの頃の姉ちゃんは、自分で自分に落第点をつけていた。まるで『戦い』。勝ちたかったんだと思う。ぺー(俊平)の指揮で、バイオリン協奏曲を奏でるのが姉ちゃんの夢だった」と語る。響は頑張りすぎたせいで、心がポキっと折れてしまったのだった。
そんな折、響と俊平の関係に気づいた大輝は、親子共演を勧めてしまっていたことを謝罪。それを遠くから見ていた俊平は、響のそばに来て「家に帰ろう」と言い2人で帰宅。家の前には海もいて、家には灯りが。響と海の家出を心配した志帆が食事を用意して帰りを待っており、5年振りに家族そろっての食事をすることに。家族の関係に少しずつ改善の兆しが見えてきたのか。これからの展開に期待が膨らむ。
第6話、晴見フィル40年の幕を閉じるラストコンサート! 最後にすべてをかけて…
あおぞらホールの閉館が3月末から2月末に繰り上げになり、おまけに市側は今後一切、晴見フィルの新規イベントは受け付けないと告知。練習場所も失ってしまい、ちゃんとした舞台もないまま、解散することになってしまう晴見フィル。落ち込む団員たちに小村二朗(西田敏行)は、恒例行事の梅まつりで、ゲリラ的に最後のコンサートを開いてはどうかと提案。古谷悟史(玉山鉄二)を中心に、市側にバレないようにコンサートの準備を進めていく。「さよならコンサート」に向けて進めていく中で、俊平は近藤益夫(津田寛治)のひそかな夢を知る。さらに、瑠李の知られざる素顔に気がついて…。そんな時、響はホールのオーディオルームによく来ている富子(白石加代子)から、題名の分からない曲があると相談される。
【番組情報】
「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」
TBS系
日曜 午後9:00~午後9:54
文/N・E(TBS担当)
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