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「パティスリーMON」中川大輔が明かした試行錯誤――「ビジュアルも格好よくないと成立しない役なので、そこにこだわりました」2024/02/14

「パティスリーMON」中川大輔が明かした試行錯誤――「ビジュアルも格好よくないと成立しない役なので、そこにこだわりました」

 運命的な恋愛を信じる山崎音女(畑芽育)が、フランス洋菓子店で働きながら、店のオーナー・パティシエである大門勇(濵田崇裕)や、同じくパティシエでかつての家庭教師だったツッチーこと土屋幸平(中川大輔)との三角関係を繰り広げていくドラマ「パティスリーMON」(テレ東系)。音女に対してずっと厳しかったものの、だんだん仲良くなってきた大門と、ずっと優しくて王子様のような包容力抜群のツッチー。揺れ動く音女の気持ちにも納得ですが、皆さんはどちらのタイプにキュンときますか!?(笑)。

 ということで今回は、そんな土屋幸平を演じる中川大輔さんを直撃取材。役作りについてお伺いしてみました!

「パティスリーMON」中川大輔が明かした試行錯誤――「ビジュアルも格好よくないと成立しない役なので、そこにこだわりました」

――幸平(ツッチー)は王子様のようにキラキラして格好いいですが、演じる上でどんなことを意識されていらっしゃるのでしょうか?

「今までの役作りは内面のことについて考えることが多かったんですけど、ツッチーの場合はビジュアルも格好よくないと成立しない役だなと思ったので、そこにこだわりました。初めて美容ドリンクを飲んでみたり、肌のお手入れを入念にしてみたり…。濵田崇裕さん演じる大門勇もすごく格好よくて、これから三角関係になっていくので、負けないようにツッチーの魅力を出せていけたらと思いまして。最初は音女ちゃん(畑)と仲がいいのはツッチーの方なので、その間に少しでもリードできるように貯金を貯めておきたいなと思っています(笑)」

――しっかり貯金できていると思います!(笑)。

「うれしいです!(笑)。彼の話し方は自分と通じる部分があったので、そこを生かしつつ格好よさをプラスできたらなと。今まではヒモ男やフラフラした役が多くて、僕自身もどちらかというとあまりじっとできるタイプではないので、そういった役の方が雰囲気は近かったりもしたんですけど。今回は、河原瑶監督とすごく話し合わせていただいて、少しでもツッチーっぽくない僕の部分が出てくると指摘してもらっていました」

「パティスリーMON」中川大輔が明かした試行錯誤――「ビジュアルも格好よくないと成立しない役なので、そこにこだわりました」

――いろんな面から試行錯誤しながら演じられていらっしゃるんですね。

「そうですね。原作のキャラクターがしっかりしているので、それを参考にさせていただきながら演じさせていただいています。原作と同じシーンでは、ツッチーがどういうポーズをしていたか、絵を描きながら考えたりして。もともと絵を描くのも好きですし、原作者のきらさんのシンプルな線だけの絵がすごく好きなんですよ。だから、落書きみたいな感じですけど、髪形だけ僕が演じるツッチーバージョンにして、同じポーズで台本に書き込んだりしています。息抜きみたいな感じで描いているんですけど、それも役作りの一環になっているような気がしてよかったです」

 内面のみならず外見にもこだわるなど、さまざまな役作りを明かしてくれた中川さんでした。道理であんなにキュンとさせられるわけですね(笑)。これからのツッチーもますます楽しみです!

 2月14日放送の第6話では、「パティスリーMON」に大門の母・美津子(戸田菜穂)が。親子の訳ありな会話を偶然耳にしてしまった音女ですが、大門からスタッフには黙っていてほしいと口止めをされます。ある日、大門から遊園地に誘われた音女は、そこで初めて大門の父・政孝(阪田マサノブ)との複雑な親子関係を聞かされて…。一方、仲むつまじい2人を目撃してしまった幸平は、ついにある行動を起こし!? キラキラなツッチーにもあらためて注目しながら、ぜひご覧ください!

「パティスリーMON」中川大輔が明かした試行錯誤――「ビジュアルも格好よくないと成立しない役なので、そこにこだわりました」
「パティスリーMON」中川大輔が明かした試行錯誤――「ビジュアルも格好よくないと成立しない役なので、そこにこだわりました」

【番組情報】

ドラマNEXT「パティスリーMON」
テレ東系
水曜 深夜0:30~1:00

取材・文/鬼木優華(テレビ東京担当) 撮影/蓮尾美智子



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