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岸井ゆきのが看護師を演じる“最前線”の医療ドラマ「お別れホスピタル」がいよいよスタート2024/02/03

岸井ゆきのが看護師を演じる“最前線”の医療ドラマ「お別れホスピタル」がいよいよスタート

 本日2月3日からNHK総合でスタートする「お別れホスピタル」は、沖田×華氏が療養病棟を舞台に描く同名漫画を4週にわたって映像化した作品。死の一番そばにある病院で繰り広げられる、壮絶で、けれど愛にあふれた人間ドラマだ。

 舞台となる療養病棟は、余命数カ月と判断される人や、病状に加え認知症などで日常生活が困難な人がたどり着く場所で、元気になって退院していく人はほとんどいない。物語の主人公・辺見歩(岸井ゆきの)は、そんな先の見えない場所で最前線に立つ看護師。ただ苦痛を取り除くだけでなく、その人らしい「限りある生のかたち」を求めて日々奮闘する。そして、訪れた最期から、その人なりに「生き切った命」を見届ける証人となる。

 一般病棟からやって来た医師・広野誠二(松山ケンイチ)や看護主任の赤根涼子(内田慈)も戸惑いながら、辺見とともに患者やその家族の事情に巻き込まれ、関わっていく。

岸井ゆきのが看護師を演じる“最前線”の医療ドラマ「お別れホスピタル」がいよいよスタート

 入院患者やその家族を演じるキャストには、古田新太や木野花、泉ピン子など実力派俳優が勢ぞろい。古田は50代でスキルス胃がんを患う本庄昇を、木野は脳梗塞に苦しみながらも自分らしさを最後まで守り抜こうとする池尻奈津美を演じる。

岸井ゆきのが看護師を演じる“最前線”の医療ドラマ「お別れホスピタル」がいよいよスタート

 泉が演じる水谷久美は、妻として入院する夫(田村泰二郎)を献身的に支えながらも、認知症になった夫の変化に苦しむ。

岸井ゆきのが看護師を演じる“最前線”の医療ドラマ「お別れホスピタル」がいよいよスタート

 患者やその家族、そして彼らと関わる医師や看護師の葛藤や怒り、悲しみだけでなく、小さな喜びや笑顔の先にあるドラマを通して、「死を迎える」ことと「生きる」ことの意味を問いかける。一方、摂食障害を抱える辺見の妹・佐都子(小野花梨)や母・加那子(麻生祐未)との接し方に頭を悩ませている辺見の、家族間の問題の行方にも注目だ。

第1話あらすじ

岸井ゆきのが看護師を演じる“最前線”の医療ドラマ「お別れホスピタル」がいよいよスタート

 ある病院の療養病棟で働く看護師の辺見はなぜか本音を出しやすいらしく、患者に振り回される日々を送っている。ある日、50代で胃がん末期でありながら、合コンしようなどと明るく破天荒な本庄と秘密を共有する。しかし、彼の思わぬ行動に…。

【番組情報】

土曜ドラマ「お別れホスピタル」
2月3日スタート
NHK総合
土曜 午後10:00~10:49

NHK担当/Kizuka



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