「猫のひたいほどワイドSP　～猫旅in岩手～」が放送。“猫の手も借り隊”たちと学ぶ東日本大震災の教訓と復興する岩手の“いま”2024/01/18

　テレビ神奈川（tvk）では1月27日に「猫のひたいほどワイドSP　～猫旅in岩手～」（午後8：00）を放送する。同局の昼の情報番組「猫のひたいほどワイド」（通称・猫ひた）のスペシャルである今回の企画は、東日本大震災の事実と教訓を風化させないため、そしてこれからの防災について考えていくため、“猫の手も借り隊”の朝田淳弥（月曜ブルー）、小林希大（火曜グリーン）、奥谷知弘（水曜レッド）、大城光（木曜レッド）と番組アシスタントを務めるtvkの照井七瀬アナウンサーが岩手県を訪問。同県のご当地タレントである吉田有希と共に、絶景やグルメなども楽しみながら、岩手・三陸の“いま”を伝えていく。

　2泊3日のロケの中で、借り隊の4人は、朝田・奥谷の「北チーム」と小林・大城の「南チーム」に分かれて、岩手県内の北部エリア、南部エリアをそれぞれ取材。同県の魅力にたっぷりと触れてきた。

　小林は「初めての東北でしたが、知られざる魅力がいっぱい詰まった岩手でした！　ロケ以外でもおいしいもの食べちゃいました！　『猫ひた』で神奈川以外に行くのは僕は初めてでしたが、岩手が大好きになりました！　そして神奈川とのつながりもあるとか？　お楽しみに!!」と岩手県を満喫できた様子。奥谷も「初めて岩手県にお邪魔して、いろいろなものを見て肌で触れて経験させていただきました。おいしいグルメはもちろん、景色に心癒やされて…何より岩手県の方々が温かくて、絶対にまた行きたいと思ったそんな旅でした。早起きしてみんなで見たあの朝日は忘れません…。ぜひ皆さま、神奈川県を飛び出して一緒に岩手県に行った気分で『猫のひたいほどワイドSP〜猫旅in岩手〜』ご覧ください！」と旅を振り返り、大城は「おいしいものや絶景にあふれる岩手を感じてほしいです。皆さんはCDくらいのサイズのホタテを見たことがありますか？　大きいだけではなく味も抜群で、見逃し厳禁です。そして、曜日を超えたロケもレアですのでお楽しみに！」と注目ポイントをアピールした。

　そして、東日本大震災の発生から、今年の3月11日で13年。震災の事実と教訓を伝えることも「猫旅in岩手」の目的だ。大城は「岩手県に行くのは初めてだったのですが、東日本大震災についての学ぶべき教訓や記憶に残すべき歴史が多く、今を普段通りに過ごせることへの感謝がより強くなりました。皆さまに震災のことも伝えられればと思います」と旅を通して感じた思いを伝える。朝田も「海の幸がおいしく、山・海と自然が豊かで、そして何より人の温もりを知ることができた旅になりました。その中で一番印象に残っている言葉を伝えます。『誰かのために。』これは、この旅を通して出会った方々が目頭を熱くしながら発してくださった言葉です。悲しみを悲しみで終わらせない、風化させない、そして何より思いやりを持って助け合いながら生きる。この特番を通してリポーターの僕たちは何を伝えるのか。そして今後どんな人生を送るのか。僕は強く、強く生きていきたい。ぜひ、視聴者の皆さまもこの番組を通してそれぞれの何かを感じ取ってもらえるとうれしいです」と熱い思いを口にした。

　最後に、借り隊たちとロケに参加した岩手県出身の照井アナは「私の地元・岩手に借り隊のみんながいるのが不思議な感覚でした！　今回は、東日本大震災で被災した沿岸部を巡り、グルメや絶景を楽しみながら、震災の爪痕や復興の様子を学んでいます。借り隊たちが『岩手楽しい！』と口をそろえて話していたのが印象的でした（希大くんは、まだオープニングしか撮っていない段階で言っていました（笑））。岩手でアナウンサーをしていたころに取材していた沿岸被災地のことを、神奈川の皆さんにもお伝えできる機会ができ、うれしく思います。これをきっかけに、実際に岩手に足を運んで沿岸の今の姿を知ってくださる方が増えますように。いつもの『猫ひた』の雰囲気はそのままに、学びにもなる番組です。ぜひご覧ください！」とメッセージを寄せている。

　「猫ひた」では「猫旅in岩手」の放送に先立ち、1月22日から25日の通常放送でも岩手県を取材した“潜入リポート”を届ける。曜日の枠を超えた借り隊のコラボレーションで送る「猫旅in岩手」。普段の「猫ひた」でリポート力を磨いている借り隊たちと、岩手県出身であり、地元局の岩手朝日テレビでアナウンサーをしていた経験を持つ照井アナが、岩手県の観光情報だけでなく、震災の教訓と復興する岩手県の姿をどのように県外の視聴者に伝えていくのか。豊かな感性と「猫ひた」だからこその“発信力”に期待したい。そして、多くの方にこの「猫旅in岩手」をご覧いただきたいと思う。