DAIGO&松井玲奈、140人出演の合唱は「本当に貴重な番組」。柏木由紀のリーダーとしての存在感に「どこをとっても素晴らしい」と感激 「オールスター合唱バトル」インタビュー2023/12/20
12月28日放送の、歌唱力に定評のある芸能人140人が20人1組のチームを結成し、“合唱”で真剣勝負を繰り広げる特番「オールスター合唱バトル 今年のヒットソングから昭和・平成・令和を彩った名曲まで140人が熱唱!年末SP」(フジテレビ系)。2022年12月放送の第1弾、23年5月放送の第2弾を経て、第3弾となる今回は、年末の大型特番として3時間スペシャルの大ボリュームでお届けです。
第3弾に登場するのは、吉田沙保里さん率いる「歌ウマアスリート合唱団」、AKB48・柏木由紀さん率いる「Z世代アイドル合唱団」、ギャル曽根さん率いる「ママ合唱団」、狩野英孝さん率いる「歌ウマ芸人合唱団」、龍玄としさん率いる「最強ボーカリスト合唱団」、さくらまやさん率いる「演歌合唱団」、Mr.シャチホコさん率いる「ものまね合唱団」の7組。
それぞれのチームが一歩も引かず、スタジオは緊張感の漂う空間に。果たして、優勝を勝ち取ったのは…!? このたび、そんな熱戦を見守ったMCのDAIGOさん、松井玲奈さんのお二人に、収録の感想をお聞きしました。
「『音楽が大好き』という思いは一緒だということが伝わってくるんです」
――収録お疲れさまでした! 前回に続きMCを務めるお二人。今回の熱戦はいかがでしたか?
DAIGO 「『JDM』でしたね」
松井 「『JDM』…。何でしょう?」
DAIGO 「『充電MAX』です」
松井 「おぉ~!!」
DAIGO 「収録が長丁場だったんですけど、振り返ってみると、歌のパワーをたくさんいただいたなと思って。今は、人間としての充電がMAXになっている状態です」
松井 「“合唱”と一言で言っても、本当にアレンジもさまざまで。知っている曲が全く違う聴こえ方になるので、すごく彩り豊かな時間でした。今回はチームが増えたこともあって、どの曲を聴いていてもずっと楽しかったです」
――今回は7組の合唱団が登場。印象に残った合唱団を挙げるなら?
DAIGO 「僕は『最強ボーカリスト合唱団』。龍玄としさんがリーダーとして登場されたのですが、ロックの系譜としては大先輩。『この番組に出てくださるんだ!』という驚きもありました。さらに秋川雅史さんや川畑要さんもいらっしゃって、この番組がより豪華になったなという実感がありました。それぞれが魅力的で個性的な歌声を持つ中、チームワークも素晴らしかったですし、ソロパートも圧巻で。何度も『さすがだな…!!』と感じましたね」
松井 「私は、今回初登場の『ママ合唱団』。団結力がものすごく強いなと感じました。ママ合唱団が歌うことで、その歌の背景が見えてくるというか…。歌に対する思いが伝わってきて、胸を打たれた時間でした。きっとテレビで見てくださるママの方や、そのママの周りにいる家族の方たちにも、勇気や元気を届けられる合唱になっているのではないかと思います。お母さんたちがどんな思いで日々過ごしているか――そんな思いも込められたパフォーマンスで、とても印象的でした」
DAIGO 「個人的には、『ママ合唱団』に西田ひかるさんが出演してくださったのもうれしかったです。もう、マジで世代なので。ずっとテレビで見ていた方なんですよ。今日も、昔と変わらず本当にお奇麗で…。なんか『タイムリープしてるのかな?』と思ってしまうくらい(笑)。本当に変わらないんです」
松井 「収録中もずっとおっしゃってましたね(笑)」
DAIGO 「言ってました(笑)。もちろん歌声もすてきでしたし、出演していただけてうれしかったです。あとは『ものまね合唱団』のMr.シャチホコさんが、ある意味、本領を発揮できているような感じがしましたね。今回から登場した『ものまね合唱団』というのも、また新しい切り口で。この番組の可能性も広がったような感じがして、楽しかったです」
松井 「私は『Z世代合唱団』の柏木由紀さんは、やっぱりすごいなと…! 抜群の安定のアイドル力と、ソプラノの美しさ!! 透き通った歌声が本当にすてきで…。そして誰とハモっても奇麗なピッチで入ることができるという、リーダーとしての存在感。どこをとっても素晴らしいなと、聴きほれてしまいました!」
――「Z世代合唱団」には柏木さんのほかにも、松井さんと関係性の深い方や、アイドル界から厳選されたボーカリストが集結。THE BLUE HEARTSの「リンダリンダ」などを披露しました。
松井 「合唱を聴いて、率直に『私にはできないな』って。そう思ってしまうくらい、レベルの高いパフォーマンスでした。それぞれのグループの中でもトップレベルに歌が得意なメンバー、歌に自信があるメンバーが集まっているんですよ。普段は違うグループで活動していても、『音楽が大好き』という思いは一緒だということが伝わってくるんですよね。グループの垣根を越えて、大好きな“音楽”を一緒に表現する――好きなものに手を取り合って向かっていけるという関係性が、とてもグッときました」
――先ほどリーダーの柏木さんの存在感には触れていらっしゃいましたが、ほかに印象的だった「Z世代合唱団」のメンバーはいらっしゃいますか?
松井 「選ぶのは難しいですが、足立佳奈ちゃん。普段はソロで活躍されている彼女が、今回はコーラスという役割で、しっかり周りを支えていて。全体を見ながら歌っている姿がとてもすてきで、なんだかすごく印象的だったなと思います」
「本当に貴重な番組」。いつか生のコンサートも!?
――今回が第3弾。あらためて、この番組の魅力は?
DAIGO 「芸能人がこれだけたくさん集まってくださるということがなかなかないので、本当に貴重な番組だなと思います。さまざまな時代や場所で芸能界を戦ってきた皆さんが“合唱”という一つのプロジェクトに真剣に取り組んでいるというのも、素晴らしいですよね。歌っている時はもちろんなのですが、歌っていない時もみんなでしゃべったり、楽しそうにしているんですよ。MCとしてそういう姿を間近で見ながら、『いい番組だな』と感じていました」
松井 「“音楽”という一つのものを介して、大勢の人が一致団結していくのがこの番組の魅力だと思います。簡単に言ってしまうと『音楽の力』という表現にはなるのですが、一人一人が言葉ではなくて、メロディーに思いを託して。それが聴き手にも届いてくるという、それこそが『音楽の力』だと思っています。この番組が第4弾、第5弾と続いて、より多くの方に合唱の楽しさが伝わればうれしいです。そして『この番組に出たい』『合唱が好き』と思ってくれる芸能人の方が増えたらとってもうれしいなと。今日の収録で歌っていた皆さんの姿が本当にすてきだったので、あらためて強く感じました」
――最後に、視聴者の方へメッセージをお願いします。
DAIGO 「そうですね…。『GGS』」
松井 「『GGS』?」
DAIGO 「『ガチ合唱』。皆さんがガチで練習に取り組んだうえで、真剣に歌い上げて、真剣に楽しんでいるんです。そういう思いって、やっぱり視聴者の方にも伝わると思うんですよ。でも、いつかコンサートとして、この合唱を生で聴ける機会を作ってほしい! それくらい、各チームが素晴らしい歌声を届けてくれています。合唱に取り組む皆さんの思いがテレビを通じても精いっぱい伝わるよう、音響さんが頑張ってくれていると思うので、年末はぜひテレビで合唱を楽しんでいただけたらうれしいです」
松井 「披露する楽曲の幅がとにかく広いんです。懐かしい曲から最新の曲までバラエティーに富んでいますし、最新の曲も、意外なグループが意外な形で歌ってくださっています。ご家族で見ても楽しく見られる番組になっていますので、ぜひ今年の年末、ご覧ください!」
【プロフィール】
DAIGO(だいご)
1978年4月8日生まれ。東京都出身。ロックバンド・BREAKERZのボーカリスト。2003年、DAIGO☆STARDUSTとして氷室京介氏の提供楽曲「MARIA」にてメジャーデビュー。07年、DAIGO☆STARDUSTとしての活動を封印。同年にAKIHIDE、SHINPEIとともにBREAKERZを結成し、アルバム「BREAKERZ」にてデビュー。09年、デビューからわずか2年で日本武道館での公演を実現。以降4年連続で日本武道館公演を開催。13年より、DAIGO名義でのソロ活動も開始。音楽活動と並行してタレント・俳優としても活動し、テレビを中心に数多くの番組・CMにも出演するなど、多方面で活躍中。
松井玲奈(まつい れな)
1991年7月27日生まれ。愛知県出身。2008年、SKE48の1期生オーディションに合格しデビュー。15年にSKE48を卒業後、多方面で活躍中。主な出演作は、映画「幕が下りたら会いましょう」「よだかの片想い」「生きててごめんなさい」「緑のざわめき」「Short Trial Project 2023『モンブラン』」、NHK連続テレビ小説「まんぷく」「エール」、ドラマ「プロミス・シンデレラ」(TBS系)、「オクトー~感情捜査官 心野朱梨~」(日本テレビ系)、NHK大河ドラマ「どうする家康」、「やわ男とカタ子」(テレビ東京系)、「たとえあなたを忘れても」(テレビ朝日系)など。19年、初の短編小説集「カモフラージュ」(集英社)を刊行。ドラマ「仮想儀礼」(NHK BS)に出演中。24年春、映画「ゴールド・ボーイ」が公開予定。
【番組情報】
「オールスター合唱バトル 今年のヒットソングから昭和・平成・令和を彩った名曲まで140人が熱唱!年末SP」
フジテレビ系
12月28日 午後7:00~9:54
MC:DAIGO、松井玲奈
審査員:アンミカ、五条院凌、武田真治、PORIN(Awesome City Club)、宮本亞門
【歌ウマアスリート合唱団】
安藤美姫、大久保嘉人、荻原次晴、加藤優、狩野舞子、清澤恵美子、栗原恵、潮田玲子、外村哲也、武尊、登坂絵莉、豊ノ島、成田童夢、星野昴、本並健治、ミノワマンZ、村上佳菜子、吉田沙保里、YO-HEY、渡辺直由 ※五十音順
【Z世代アイドル合唱団】
愛来(AMEFURASSHI)、浅井七海(AKB48)、足立佳奈、稲場愛香、大竹ひとみ(AKB48)、柏木由紀(AKB48)、金谷鞠杏(GENIC)、桜井えま(私立恵比寿中学)、竹内朱莉、竹野留里、段原瑠々(Juice=Juice)、ハシヤスメ・アツコ、原田葵(フジテレビアナウンサー)、日向ハル(フィロソフィーのダンス)、松村沙友理、真山りか(私立恵比寿中学)、三田美吹(CROWN POP)、宮本佳林、安本彩花(私立恵比寿中学)、横山由依 ※五十音順
【ママ合唱団】
華原朋美、ギャル曽根、紺野あさ美、佐藤聖羅、すみれ、高橋ユウ、中村仁美、中山エミリ、NANA(MAX)、西田ひかる、西山茉希、東尾理子、平野ノラ、丸山桂里奈、MINA(MAX)、矢口真里、柳原可奈子、yuzuna、吉木りさ、REINA(MAX) ※五十音順
【歌ウマ芸人合唱団】
加島ちかえ、狩野英孝、河邑ミク、が~(にくだわら)、きったん(キャロパン)、こがけん、斉藤アー(マタンゴ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、高田ぽる子、チャンス大城、斗澤やすあき、那須晃行(なすなかにし)、二代目ちくわぶ、平井“ファラオ”光(馬鹿よ貴方は)、平野うなぎ(オタサーのヒメ)、プリマ・リエ、ベルサイユ、ほしのディスコ(パーパー)、餅田コシヒカリ、ゆめちゃん ※五十音順
【最強ボーカリスト合唱団】
秋川雅史、阿部隼大(THE SUPER FRUIT)、浦野秀太(OWV)、EIKU(ONE N’ ONLY)、KAZ(ペルピンズ)、仮屋瀬さつき(9bic)、川畑要(CHEMISTRY)、木山裕策、小見山直人(lol)、佐藤友祐(lol)、シューヤ(超特急)、ずま(虹色侍)、タカシ(超特急)、TETTA(ONE N’ ONLY)、中川勝就(OWV)、平松賢人(BOYS AND MEN)、もーりー(BUDDiiS)、RIOSKE(ペルピンズ)、龍玄とし、WATARU(ZILLION) ※五十音順
【演歌合唱団】
青山新、一条貫太、大滝ひかる、小川みすず、木川尚紀、木村徹二、さくらまや、椎名佐千子、駿河ヤマト、竹川美子、田中あいみ、徳永ゆうき、戸子台ふみや、中西りえ、羽山みずき、二見颯一、舞乃空、水城なつみ、山川豊、山西アカリ ※五十音順
【ものまね合唱団】
荒牧陽子、ガリベンズ矢野、神奈月、キンタロー。、沙羅、柴山サリー、杉野ひろし、TATSUYA、都留拓也(ラパルフェ)、nanami、ななみなな、ほいけんた、みかん、Mr.シャチホコ、みはる、ミラクルひかる、山本高広、よよよちゃん、りんごちゃん、Rocky石井
取材・文/宮下毬菜(フジテレビ担当)
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