菊池風磨主演「ゼイチョー」クライマックスへ――饗庭＆百目鬼は「徴税禁止リスト」の証拠を見つけられるのか!?2023/12/16

　菊池風磨さんが市役所の徴税吏員・饗庭蒼一郎を演じるドラマ「ゼイチョー　～『払えない』にはワケがある～」（日本テレビ系）も残すところ、あと2話！　今夜12月16日放送の第9話では、饗庭と新人徴税吏員・百目鬼華子（山田杏奈）が“納税禁止リスト”の証拠探しに奔走する。

　元徴税吏員で華子の恩人でもある羽生詩織（市川由衣）への徴税で明るみになった、納税を不正に逃れさせる企業や関係者を記載した“納税禁止リスト”の存在。饗庭は、財務省時代の同期でみゆきの市の副市長の相楽義実（本郷奏多）の父が会長を務める相楽グループの企業も多く記載されていることを問いただすも、相楽は知らん顔を貫き通す。さらに、先週放送の第8話では、在籍する徴税第三係の最年長メンバー・鷺沼宏樹（猪塚健太）もリスト作成に関わっていたことが発覚。鷺沼が持っていたリストを相楽に突きつけるが、リストに記載され、徴税を逃れるはずの会社に捜索が入り、リストが本物である証拠がないと先手を打たれてしまう。

　今夜放送の第9話では、饗庭ら徴税三係が鷺沼が持っていたリストが本物である証拠をつかむため、徴税が見逃されている滞納者の銀行口座を調べることに。しかし、記録上は滞納者になっていない人の口座情報を強制的に調べる方法はなく、頭を悩ませる。そんな中、リストに記載されていた相楽グループの子会社・サガラトノサキ製作所がリストから外され、法人住民税や固定資産税など合わせて約2億円もの滞納が発生。千載一遇のチャンスとばかりに饗庭たちは調査に乗じて口座情報を調べるべく、サガラトノサキ製作所へと向かうが…。

　みゆきの市と密接な関係にある相楽グループだが、相楽はなぜ副市長としてみゆきの市役所にやって来たのか？　その真の目的とは何なのか？　相楽の父でグループの会長である相楽耕史郎（板尾創路）という大きな壁が立ちはだかる中、饗庭たちは市役所内にはびこる巨悪を暴くことができるのか――。物語も佳境に差し掛かり、さらにジェットコースターのような展開を見せる「ゼイチョー」。普段はハイテンションで愉快すぎる饗庭が、“本気”を出す姿にきゅんとくること間違いなしのラストまで見逃せない！