「マイ・セカンド・アオハル」まばたき禁止のラスト10秒に注目!【プロデューサーコメント】2023/11/06
TBS系では広瀬アリス主演の火曜ドラマ「マイ・セカンド・アオハル」が放送中。本作は、広瀬演じるやっかいな問題を抱えた30歳の主人公・白玉佐弥子が、道枝駿佑演じる謎の大学生・小笠原拓の一言をきっかけに学び直しを決意して大学生となり、令和の大学生たちにもまれながら、恋に、勉強に、夢に奮闘するセカンド・アオハル・ラブコメディー。脚本は北川亜矢子が務め、主人公ががむしゃらに突き進む人生の第2章の幕開けを、笑いあり、涙あり、胸キュンありのオリジナルストーリーで紡ぐ。
11月7日放送・第4話では、佐弥子、拓のそれぞれの恋が動き出す。お互いの恋を応援することで2人の距離も次第に近づいて…。気になる第4話の見どころを塩村香里プロデューサーが語った。
<塩村香里プロデューサーコメント>
第4話には、この物語を考え始めた時から描こうと決めていた大切なシーンが二つあり、思い入れの強い回となっています。一つ目は“佐弥子vs凛子(山本未來)”です。日向祥吾(安藤政信)の親しい存在として現れた凛子は、佐弥子にとって恋の強力なライバル。せっかく日向との仲が進みそうというところで突然現れた“ハリケーン”・凛子の存在は、佐弥子の恋路を阻みます。そんな“凛子劇場”とも言える、佐弥子、日向、凛子の三つどもえのシーンは今までとはまた違った面白さがあり、正面衝突しない女同士の奇妙な対決は必見です。
そして、そんな凛子と対峙(たいじ)した佐弥子は今まで感じたことのない感情を胸に抱き、また一つ成長します。その変化が分かるシーンで佐弥子が流す一筋の涙が本当に美しくて、切なくて…。現場でモニターを見ていたこちらも思わず涙が出てしまうくらい、とても胸が締め付けられるシーンとなっています。佐弥子の前に立ちはだかる凛子役は、山本未來さんにお願いしました。未來さんとは金曜ドラマ「Nのために」(同系)でご一緒して以来ご縁があるのですが、太陽のような明るさと朗らかさ、包容力、人間力で周囲を魅了するすてきな方で、今回の凛子役はまさにピッタリ。「マイハル」の現場でもそのエネルギッシュな輝きで、魅力的に演じていただきました。
もう一つの大切なシーンはラストシーンです。ラスト10秒は思わずまばたきを忘れるくらい見入ってしまう美しいシーンとなっているので、ぜひ五感を研ぎ澄ませて見ていただきたいです。佐弥子と拓の関係を大きく変える、このラストシーンの構想はかなり初期からありました。「これぞ青春」と感じさせるシーンでありつつ、「実際にはこんなことできないよね…」と思う憧れのシチュエーション。佐弥子と拓はそんな特別な空間の中で、それぞれの思いを吐露します。今までも励まし合ったり、助け合ったりして絆を深めていった佐弥子と拓が、このシーンでさらにその先へと進んだ結果、本人たちも予想外の展開に。
撮影は夏の終わりに一晩中かけて行われました。スタッフもお二人も慣れない撮影が続き、撮り終わる頃にはすっかり朝日が昇っていましたが、苦労の分だけチームが一丸となれた撮影でもあり、このドラマの撮影の中でも1、2を争う思い出の日になったと思います。視聴者の皆さまには、まずドラマの本編を楽しんでいただき、番組公式SNSには撮影メーキング動画も投稿予定ですので、ぜひそちらも楽しんでいただければと思います。
【あらすじ】
佐弥子が不安になりながらひとりレストランで日向を待っていると、日向から仕事で急にトラブルになったとの連絡が。ホッとした矢先、電話口から女性の声が聞こえ、佐弥子は憤りとも落胆とも何ともいえない気持ちになっていた。一方、日向から、凛子のせいでデートをすっぽかしたと聞いた沢島真凛(飯沼愛)は怒りをあらわにし、日向に再び佐弥子を誘うよう促していた。
サグラダファミリ家では、桂山キイナ(伊原六花)のバースデーパーティーの準備が進められていた。誕生日当日はキイナに予定があると知り、拓はどこか浮かない表情に。キイナへの思いを募らせる拓は、ついに思いを打ち明けようと佐弥子の力を借りて誕生日プレゼントを選ぶことに。初めて2人で出かけた佐弥子と拓は楽しいひと時を過ごし、お互いの恋を応援する。そんなある日、日向から先日の埋め合わせをしたいと連絡をもらった佐弥子。デート当日、あらためてオシャレをして車で迎えに来てくれた日向の元へ向かうと、そこにはなぜか凛子の姿もあり…!?
【番組情報】
「マイ・セカンド・アオハル」
TBS系
火曜 午後10:00〜10:57
文/TBS担当 A・M
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