「下剋上球児」衝撃の共犯宣言で甲子園予選が始まる…!? 作中には心温まる演出も満載!2023/10/30
TBS系で放送中の連続ドラマ「下剋上球児」。鈴木亮平が「日曜劇場」枠で約2年ぶり2度目の主演を務め、高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描くドリームヒューマンエンターテインメントだ。
10月29日に放送された第3話では、教員免許を偽造したまま教師を続けている南雲脩司(鈴木)の葛藤と、その告白を受けた山住香南子(黒木華)がその罪とどう向き合うかが描かれた。SNSでは、“南雲と明と暗のギャップにハマった”、“球児たちがいとおしすぎる!”などの盛り上がりを見せた。
暴力事件の真相と日沖兄弟の絆
第2話では、ラストの日沖壮磨(小林虎之介)がバットを振り上げていた部分から“「ROOKIES」を彷彿とさせる”との声も。そんな壮磨が、弱小野球部の中でも唯一真面目に頑張ってきた兄・誠(菅生新樹)を思ってかばう兄弟の絆にグッときた視聴者も多いはず。事件の真実を告白する日沖と南雲のシーンでは菅生の演技力が光り、さらには自分の罪の落としどころに葛藤する南雲との良心の呵責(かしゃく)も対比され、見ているこちらも胸をつかまれ涙するシーンになった。
山住「私も共犯になります」、衝撃のセリフからついに甲子園予選スタート
三重大会の組み合わせ抽選会当日。居ても立っても居られない南雲は、妻・美香(井川遥)の背中を押す言葉を受け走って会場へ向かった。南雲の罪が公にならずに野球部に参加できるよう山住が取った手段、そして南雲を待ち受けた山住の「私も共犯になります」というセリフには、“本気の覚悟が伝わってグッときた!”、“これは波乱の予感…”などさまざまな感想があふれた。その後、ついに始まった甲子園予選。観衆の大きな歓声の裏で、賀門英助(松平健)が南雲の過去に勘付くようなシーンも。南雲の事件が明るみになるまでのカウントダウンが始まりそうだ。
犬塚家にも波乱が? 愛の強すぎるおじいにエース・翔が初めて反抗
なにかと野球部をかき乱す犬塚樹生(小日向文世)。第3話では越山高校やチームをけなし、孫の翔(中沢元紀)に新たに野球留学を進め始め、ついに真面目で素直な翔までが反抗する場面が見られた。犬塚が「覚えてろ! 覚えとくからな!」が面白すぎるという声や、“翔くんは仲間思いで優しい子だ”などの反響が寄せられ、見応えのあるシーンとなった。初回から多くの球児のなかでも注目されている中沢の演技のみずみずしさにもあらためて注目したい。
正捕手を譲ってでも壮磨を野球部に勧誘するチーム思いの富嶋雄也(福松凜)、抽選会の前に髪色を気にして、当日は黒に染めてくる日沖、背番号を逆さにつけてしまう根室柚希(山下美月)の存在、「ultra soul」を聴きながら予選開幕当日に電車を間違えてしまう楡伸次郎(生田俊平)、そして迎えにきた南雲に車内で初めて見せる笑顔など、作中にじんわり心が温かくなる細やかな演出が満載で、つい見返したくなる作品となっている。主演の鈴木は自身のX(旧Twitter)で「第4話は前半のクライマックス」と明言しており、勢いづく越山高校野球部のメンバーの裏で、南雲、山住、そして家族の話も動き出しそうな第4話に期待が高まる。
【あらすじ】
いよいよ迎える甲子園予選1回戦の日。越山高校の相手は、昨年夏の大会を1回戦で敗退した多気高校。監督の横田宗典(生瀬勝久)を隠れみのに副部長として指揮を執ることになった南雲は、この大会を最後に教師を辞めると決意してベンチ入りしていた。エースの翔をはじめ、久我原篤史(橘優輝)、楡ら1年生の活躍もあり越山ペースの展開に。そんな中、美香は南雲を残し子どもたちと東京へ行くことを決意したが、事情を知らない息子の青空(番家天嵩)は東京行きに難色を示していた。
【番組情報】
「下剋上球児」
TBS系
日曜 午後9:00〜9:54
文/TBS担当 A・M
関連記事
- 「下剋上球児」主演の鈴木亮平が「デジタルTVガイド11月号」の表紙に登場!
- 鈴木亮平が「下剋上球児」で甲子園を目指す弱小野球部の監督に!「最愛」スタッフ陣が集結
- 「オールスター感謝祭’23秋」鈴木亮平、なにわ男子・道枝駿佑、高橋文哉が“プレッシャーアーチェリー”で激突
- 鈴木亮平主演「下剋上球児」の球児キャストに中沢元紀、兵頭功海、伊藤あさひ、菅生新樹ら12人が決定!
- 黒木華、井川遥、小日向文世が鈴木亮平主演「下剋上球児」に出演
- 下剋上球児
- 「下剋上球児」特別応援試写会を開催! 武井壮「このドラマをきっかけにスターになっていくような輝きを感じました」
- 「下剋上球児」球児キャストの中沢元紀、兵頭功海、菅生新樹、奥野壮を直撃! 主演・鈴木亮平“先生”とのエピソードも
- 新井順子プロデューサー「下剋上球児」インタビュー――「単なる甲子園を目指す弱小野球部の青春物語とは一味違うと思います」
- 塚原あゆ子監督が愛情あふれる演出の裏側を語る!「監督としてそれぞれの球児たちを愛してもらいたい」――「下剋上球児」インタビュー
この記事をシェアする