マキタスポーツ出演中「ザ・カセットテープ・ミュージック」がゴールデン進出!!2018/10/06
ミュージシャン・芸人・俳優のマキタスポーツさん、音楽評論家のスージー鈴木さんがMCとして出演しているBS12 トゥエルビで放送中の音楽バラエティー「ザ・カセットテープ・ミュージック」が深夜帯30分放送から、ゴールデンに進出し、さらに60分放送に拡大することになりました。これからは毎週日曜の午後9時から放送に。おしゃれな男子もなぜか今持っているカセットテープ。昔懐かしのカセットテープから流れる、1980年代の歌謡曲を聴きながらマキタさん、スージーさん、ゲストらがトークするオトナたちの音楽トーク番組です。ゴールデン初回は「もっと声に出して読みたい歌詞特集」と題し、10月7日に放送されます。その収録を取材してきました。
記念すべきゴールデン1回目ということで、同局の経済番組「マーケット・アナライズ」に出演している松尾英里子アナウンサーがゲストとして登場されました。その松尾アナの第一声で番組が開始。なんと以前使っていたスタジオが取り壊されることになり、今回特別に「マーケット・アナライズ」で使用されているスタジオを借りての収録となりました!
「ザ・カレットテープ・ミュージック」ではおなじみのふるちゃんこと古橋舞悠さんも出演。元アイドリング!!!で実家がバイク屋さんという、マキタさんいわく“あからさまなヤンキー感”満載なふるちゃん。生で見るふるちゃんは華奢(きゃしゃ)でとってもかわいかったです!
いつも通り、マキタさん、スージーさんが選曲していくのですが、特別に松尾アナも好きな曲を紹介! この曲、番組的に大丈夫なの?とハラハラしましたが、すてきな選曲でした。
そして初回番組収録を終えたマキタさんとスージーさんにお話も伺うことができました。
── 収録を終えての感想はいかがですか?
マキタ 「長い(笑)。けど、われわれずっとしゃべってられるので。客層を意識して時間帯を意識してしゃべる感じにはしたくないなあ」
スージー 「60分ですから、良い意味で遊びができると思いますので、たまには2000年代とか70年代、60年代のグループサウンズ、それもザ・タイガースやザ・スパイダースじゃなくてザ・ゴールデン・カップスやザ・ダイナマイツ、山口冨士夫…。もしかしたら、番組名がいつの間にか『ミニディスク・ミュージック』になっているかも」
マキタ 「ミニディスクは短かったですね。あれ、良いメディアでしたけどね。MD良かったなあ」
── 初めて「ザ・カセットテープ・ミュージック」を見た人にぜひ何か。
スージー 「この番組は昔のものは全部よかったなどと、手放しで昭和歌謡最高みたいなことは言いませんし、一部の音楽雑誌や一部のライターのようにマニアックなことが素晴らしい、知っている方が偉い、知らないものはばかだなど上から目線でもありませんし、意識高い系でもそんなにありませんし、昔の音楽をあけすけに、ただ単なる思い出話でなく評論的というかロジカルに客観的に説明したいと思いながらも、ちょくちょく主観が入るという絶妙な配合バランスの黄金比となっています」
マキタ 「僕、変な公式感というのは余りよくないと思うんですよ。“公式の発表”とか“オフィシャル”なものとか情報として弱いと思うんです。うそつけ、“情報解禁”なんてうそっぽいじゃないですか(笑)。”非公式感”を持っていて、アツくしゃべっている方が口コミは広がりを持ちやすいのではないのかな。その雰囲気を大事にしたいなと僕は思っています」
── ではお二人から最後に一言お願いします。
スージー 「金曜の深夜からゴールデンに進出しますが、方針は変えずに、むしろさらに方針を強化し、濃度を増してやろうと思います。ご興味あれば、ぜひ。よろしくお願いします」
マキタ 「現代にも通じているような、普遍的な変わらぬ、良いものをちゃんとピックアップして紹介していきたいなと思いますね。好きな方は見て感じてください。そして、口コミで伝えていただけたらなと。そのうち、なじんでいったら、われわれが出張して、会いに行くということもたくらんでいけたらなと思いますね。全国にね。カセットテープの輪を広げていくっていうね。“カセットテープフリーメイソン”になってしまうね」
情報があふれかえっている今、“非公式感”がウケる時代なのかもしれません。昭和なオジさん感漂う番組かと思いきや、平成生まれの方も一度は聴いたことあるかもと思うようなヒット曲も選曲されるので、年齢問わず楽しく見ることのできる番組ですね。お二人が全国に「ザ・カセットテープ・ミュージック」を広めに来る日も遠くないのでしょうか…! パワーアップした「ザ・カセットテープ・ミュージック」の2回目は、文藝春秋社で収録をしたそうです! 毎回収録場所が変化するのも見どころの一つですね!
【プロフィール】
マキタスポーツ
1970年1月25日生まれ。山梨県出身。芸人、ミュージシャン、俳優、コラムニストなど色々な顔を持つ。28歳の時に芸人としてデビュー。「ネタができるミュージシャン」としてロックバンド「マキタ学級」としても活動。俳優としては「みんな!エスパーだよ!」(テレビ朝日系)やNHK連続テレビ小説「あまちゃん」など話題作に出演。弊社「TVBros.」で8年にわたり連載をし、これまでのコラムをまとめた書籍「越境芸人」が発売中。
スージー鈴木(スージーすずき)
1966年生まれ。大阪府出身。音楽評論家。1998年11月創刊の「野球小僧」で野球音楽評論家としてデビュー。広告代理店に勤務しながら、野球評論をし、99年には「YOMIURI SPECIAL16 松坂&高橋 プロ野球革命宣言」(読売新聞社刊)を発売。大阪芸術大学、早稲田大学で講師も務める。
週刊スージー(スージー鈴木硬式サイト)http://suzie.boy.jp/も更新中。
【番組情報】
「ザ・カセットテープ・ミュージック」
BS12 トゥエルビ
日曜 午後9:00~9:55
BS12 トゥエルビ担当 K・O
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