「下剋上球児」視聴率2桁で好発進! 日曜劇場×主演・鈴木亮平で新たなスポーツドラマが誕生2023/10/16
TBS系では、連続ドラマ「下剋上球児」が放送中。鈴木亮平が「日曜劇場」枠で約2年ぶり2度目の主演を務め、高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描くドリームヒューマンエンターテインメントだ。
10月15日に放送された第1話は、平均世帯視聴率が10.8%(関東地区速報値)だったことがビデオリサーチの調べで分かった。今期、各局が豪華キャストを起用しての注目作や人気漫画のドラマ化、人気シリーズ続編などが多い中、現時点で唯一の2桁発進の好スタートとなった。
番組放送時点からSNSでは関連ワードが多く投稿され、X(旧Twitter)では、「#下剋上球児」が世界トレンド1位に。放送終盤の野球の試合シーンから、最後に南雲脩司(鈴木亮平)と自分の高校時代の恩師である賀門英助(松平健)との2人のシーンでは、次回の展開への期待もあり投稿が一気に増えていた様子。「TOKYO MER〜走る緊急救命室」(同系)での役柄も相まって、“熱血漢”な印象が強い鈴木だが、本作ではこれまでにないキャラクターを作っているらしく、少しずつ明かされていくであろう彼の過去にも注目したい。
新井順子プロデューサ×塚原あゆ子監督率いる「最愛」「MIU404」制作チームによる新たなスポーツドラマにも注目が集まっており、野球シーンの描写の迫力や予想外のサスペンス要素に好意的な声が多く見られた。今までのスポーツドラマとは全く違うスタイルで、いい意味で期待を裏切られる作品になるのではと期待が高まる。塚原監督の新しい試みでもある、ドラマ×アニメーションの斬新で躍動感ある映像にも目を見張った。本当の試合も手に汗握る場面では時が止まったように感じることがたびたびあるが、アニメーションや音楽が巧みに使われ、まるで本当に試合観戦をしているような感覚に。これ以上ないベストなタイミングで流れるSuperflyの主題歌「Ashes」に、「これを待っていた…」と喜んだドラマファンも少なくないはずだ。
本作には、多くの球児キャストが登場しリアルな試合シーンを盛り上げているが、中でも注目したいのは硬派な雰囲気をまとうエースピッチャーの犬塚翔役・中沢元紀と、野球はうまくないが人から愛されるキャプテン・日沖誠役の菅生新樹だ。かき集めで素人だらけの越山高校野球部だが、2人の存在が今後チームにどんな影響を与えていくのか楽しみである。
【あらすじ】
夏の大会までの3カ月間限定で野球部監督に就任した南雲。山住香南子(黒木華)の発案で部員の実力を測るためのフィジカルテストを実施する。翔や楡伸次郎(生田俊平)ら新入生が早くも実力を発揮する中、ゆるく野球を楽しみたいだけの他の部員たちは、いきなりの本気練習でやる気を失いかけていた。一方、その頃、新入生・根室知廣(兵頭功海)はお金のかかる野球を続けることで姉の柚希(山下美月)に迷惑がかかると悩み始め、学校を休みがちになっていた。チームはまとまりに欠ける状態だが、賀門率いる強豪・星葉高校との試合が決定してしまい…。
【番組情報】
「下剋上球児」
TBS系
日曜 午後9:00〜9:54 ※10月22日は午後9:00〜10:09
文/TBS担当 A・M
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