西野七瀬「ポケモンのドラマは想像もしていませんでした」――「ポケットに冒険をつめこんで」インタビュー2023/10/19
テレビ東京系にて10月19日より放送を開始する「ポケットに冒険をつめこんで」は、子どもから大人まで根強い人気を誇るゲーム「ポケットモンスター」、通称・ポケモンを原案にしたオリジナルドラマ。ポケモンを通して主人公が成長していく、世界初のポケモンヒューマンドラマがスタートします。
TVガイドwebでは、主人公の赤城まどかを演じる西野七瀬さんにお話を伺いました。
――本作の話を聞いた際の感想をお聞かせください。
「いつかポケモンに関わるお仕事をしてみたいと思っていたところにドラマのお話をいただいて、本当に驚きました。ポケモンのドラマは想像もしていなかったのですが、こうしたお話をいただけてうれしいです」
――台本を読んだ際に、赤城まどかという役にどのような印象をお持ちになりましたか?
「“ザ・主人公”という印象が強いですね。ゲームのポケモンの主人公は、自分から周りを動かすというよりは、周りからもアクションがあって物語が進んでいくということが多い印象ですが、まどかは何か問題があれば、その解決のために自ら行動を起こす人だと思いました」
――まどかとご自身が似ていると感じる部分は何かありますか?
「私はまどかと違って人のためにたくさん動けるタイプではないかなと思うのですが、人柄や温度感は私と近いなと感じました。あまり無理に気持ちを上げたりせずに、普段の自分らしい温度感で演じることができたと思います」
――台本を読んだ際に、どんな印象を受けましたか?
「私自身、最初のシリーズからポケモンをやっているのですが、ゲームをプレーしている人には分かる仕掛けがあります。作中でも実際にポケモンをプレーしていますし、撮影の仕方も凝っていて、すごく面白そうと感じました。それと、監督やプロデューサーの方々と、一度顔合わせで幼少期の頃の話をする機会があって、そこから私の要素も書き加えていただいたのかなと感じる台本になっていました」
――ポケモンの魅力はどういったところにありますか?
「私はポケモン図鑑を埋めていくのが大好きなんですけど、図鑑をコンプリートするのが本当に大変なんです。いくつかシリーズを遊んだんですけど、図鑑を埋めることができなくて。なので、最新作の『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では、絶対にポケモン図鑑を完成させるという目標を立ててプレーして、初めて完成させることができました。子どもの頃からの目標を大人になってやっと達成できたという喜びがあり、個人的にはとてもうれしかったです。簡単ではないですけど、私が好きなポイントです。あと、音楽も良くて、フィールド内やバトル中の音楽も好きです。公式YouTubeで公開されているサウンドトラックもよく聴いています」
大好きなポケモンの仕事とあって、西野さんらしい冷静さもありながら、どこか熱を感じるインタビューでした。10月19日放送の第1話では、地元のメーカーで働いていた赤城まどか(西野)が、学生時代から憧れていたクリエーターを目指して、東京にある小さな広告代理店へ転職するところから始まる。夢を追いかけ上京するも、現実は華やかな世界とは無縁の毎日で、さらには会社の命運を握るプレゼンテーションを引き受けることに。そんな折、実家の母から、まどかが子どもの頃に遊んでいたゲームボーイと「ポケットモンスター赤」が送られてくる。ぜひご覧ください!
【番組情報】
木ドラ24「ポケットに冒険をつめこんで」
10月19日スタート
テレビ東京系
木曜 深夜0:30~1:00
取材・文/テレビ東京担当 K.M
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