錦鯉と福岡の魅力を深掘り! 遊んで学んで1泊2日豪華クイズ旅2023/09/06
錦鯉の長谷川雅紀がガイド役、相方の渡辺隆が旅人となりゲストの原田龍二、矢口真里、A.B.C-Z・河合郁人、小倉優子、工藤美桜と福岡の魅力を深掘りしていく「錦鯉と行く1泊2日!何かが起きるクイズ旅」が、フジテレビ系で9月10日に放送。長谷川が率いる「雅紀劇団」が、福岡にまつわるクイズを出題しながら、太宰府天満宮、中洲・天神、糸島などの観光名所を巡り、福岡の街を1泊2日で遊び倒す。「今回は仕事というよりプライベートに近い感じで、おいしいものや福岡らしさを堪能できました」(長谷川)、「大人になって行く修学旅行のような気分で、こんないい思いをしていいのかなという旅でした」(渡辺)と、それぞれロケを振り返った錦鯉の2人が、番組の見どころを元気にアピールしてくれた。
── 旅番組でのMCは初挑戦ですね。「錦鯉と行く1泊2日!何かが起きるクイズ旅」のオファーを受けた時の率直なお気持ちをお聞かせください。
長谷川 「最初に聞いた時は『旅番組でうれしい! しかも泊まりだ』と思ったんですよ。ただ案内役と聞いてですね、やったことないなと思って、まずいなと思ったんです。ただ、よく道も知らないのに一番先頭を歩く人がいるじゃないですか。あれが僕だなと思ったんです。昔からそうだから(笑)、それが役に立つかもしれないなと思いましたね」
渡辺 「僕らの名前の入った番組ということでとてもうれしかったんですけど、今雅紀さんが言った懸念が全部出てしまっている番組だから、その点も注目して見ていただけたらなと思いました(笑)」
── 道中でさまざまなクイズに挑戦するというのが面白い企画ですね。「雅紀劇団」が斬新でしたが手応えは感じましたか?
長谷川 「普通のクイズ番組と違って、雅紀劇団を使ってクイズを出題するというのが画期的でしたね。僕は座長ですから出題する側で、そこは斬新な企画でした。劇団のメンバーが街に溶け込んでいて、突然クイズが起こるんですよね。ゲストのみんなも突然出てくるから、『何? 何?』みたいな感じで。そこがね、いいと思います」
渡辺 「最初のクイズは唐突すぎて、全員スルーして見ていなかったんですよ。原田さんは、仕込みだと思わなくて『すみません』てよけていたんだから」
長谷川 「突然すぎたからね。クイズですっていう告知はなしで、ナチュラルに始まるから分からなかったかもね」
── 普通の旅番組ではなく、何かが起きる“クイズ旅”となっていますが、どのようなことが起きましたか?
長谷川 「雅紀劇団が大活躍するんですよ! あまり言えないですけど、時間とお金がすごくかかっています(笑)。そこは注目してほしいですね」
渡辺 「“クイズ旅”というふうになっているんですけど、“クイズ番組”と思われてしまうとクイズガチ勢の方から反感を買うかもしれません。ですので、温かい目で見ていただきたいなと。収録の最後にみんなで感想を言い合った時、矢口さんが『まだ何も起こっていない』って言ったんですよね」
長谷川 「矢口さんは気付かれていなかったんですけど、それぐらいナチュラルな部分があるので、分かる人は分かっている感じですね。何かは起きているはずでございます。全部見ないと分からないんですよ」
── 印象に残っているところはどこでしょう?
長谷川 「太宰府天満宮は、124年ぶりの大改修が行われていて、僕らが行った時も本殿が修復中だったんです。それが見られるのも今だけなんで、僕らは持っているなと思いました。現在・過去・未来を表す三つの橋があるんですが、そこが衝撃的でした。天神・中洲は、たくさんある屋台それぞれに福岡ならではの文化があって楽しかったですね。あと、糸島には見たことがあるような、ないような野菜がありました。僕は生まれて初めて見ましたけど…」
渡辺 「太宰府天満宮で原田さんが、行く人、行く人に『心霊スポットないですか』って聞いているんですよ。それがすごくバチ当たりな感じがして(笑)。そして屋台はですね、本当に残さなきゃいけない文化だなって。居酒屋がめちゃくちゃうまかったです!」
── 生まれて初めて見る野菜とはどんな野菜だったのでしょうか?
長谷川 「ひょうたんみたいな形をしたかぼちゃみたいなのがありました。それを食べまして、おいしかったですね。シェフが調理したすごい料理をいただいたのですが、ご家庭ではどういった食べ方をしているんでしょうね」
渡辺 「シェフの料理がすごすぎて、本来の素材の味は分からなかったですけど(笑)。すごすぎたんですよ。本当においしくて」
長谷川 「東京じゃあまり手に入らないようで、見たことなかったですね。矢口さんも初めて見ると言っていたので、知らない人が多いと思います。そんな、見たことない野菜を糸島のスーパーでいろいろ選んで、シェフに調理してもらうので、何が出てくるか分からない。あと、ところてんみたいな福岡の名物・おきゅうとも初めて食べました。福岡ってラーメンとか明太子は分かるけど、おきゅうとを知らなくて。大変おいしかったです。生まれて初めて飲んだり食べたりした物が今回多かったです。だから胃がびっくりしていましたね。52年間食べたことないのに、いきなり入ってきて『なんだ、これは?』みたいなリアクションを胃がしていました」
── 渡辺さんから見た長谷川さんのガイドぶりはいかがでしたか?
渡辺 「進行役としては、おそらく0点。アナウンサーの小野彩香さんに手を引かれながらやっていたんですよ。小野さんも普段だと100%の力を出せるはずなのに、雅紀さんがいたから80%くらいだったんじゃないでしょうか。ギャラリーとゲストの皆さんに助けられたので、そういった意味では200点満点の内容になっていると思います」
── 渡辺さんから、長谷川さんの司会は0点ということでしたが、ご自身で点数をつけるとしたら何点くらいですか?
長谷川 「初めてで、つたなかったとは思いますが、点数で言えば85点くらいかな(笑)。できないMCとして周りがツッコんでくれたり、訂正してくれたりして、みんなしゃべれるからフォローしてくれるんですよ。そういえば、全員から同じところを注意されたこともあったな。そういう面では、新しい扉を開いたんじゃないかと」
── ちなみに、85点をつけたポイントはどのあたりにあると分析されていますか?
長谷川 「言わなきゃならないタイミングでカンペを見ていなかったり、説明しなきゃならないところで、説明できていなかったりしたんですけど…」
渡辺 「カンペが出ていても雅紀さんが全然気付かないから、出演者全員が1回は雅紀さんの背中を押しています」
長谷川 「ホント、皆さんに助けられましたね。そう意味では絆が生まれたっていうのが85点のポイントです。普通ならMCがうまく回すんでしょうけど、一切できなかったんで、小野さんにかなり助けられましたね。できないMCとして85点でしたが、新しい扉を開きました!」
──「長谷川さんは進行役です」と言われた時はどういう心境でしたか?
長谷川 「無理だと思いましたね。ただ、周りに百戦錬磨の人たちがいるから何とかなるかなと、小野さんにも大変助けられました」
── 今回のMCで自信がつきましたか?
長谷川 「そうですね。全くやったことがなくて、初めてだったので周りに助けられましたけど、一皮むけたというか、これがきっかけで、もしかしたらMCのお仕事も来るのかなと考えておりますけどね(笑)。なんでかと言うと、できるMCの方がいっぱいいる中で、僕みたいにできないMCも必要かなと。できないMC枠ができたら、僕にもチャンスがあるかなと思いました」
渡辺 「できないMCはいらねえんだよ(笑)。ただ、ガイドの旗を持っている姿はすてきでしたね。あれは似合っていました!」
長谷川 「旗が似合うといわれてもねー。ただ、いろいろな場所でこの旗を忘れるんですよ。そのたびに『ない、ない』となっていました」
── 何かハプニングが起きたりしましたか?
長谷川 「僕は人のことを言えないんですけど、原田さんが流れを止めるというか、そういう発言とか行動でみんなが困るという場面がありましたね。僕がいるだけでも困っているのに、原田さんとダブルになっちゃって大変なことになっていましたね」
渡辺 「小倉さんがマジで『どうしたらいいんですか』って聞いてきたことがありました」
長谷川 「小倉さんはお酒が好きなんですけど、仕事とご家庭があってみんなと飲む機会があまりなかったらしくて、久々にたくさんの人と飲んだらテンションが上がっちゃって、めちゃくちゃうれしそうでしたね」
渡辺 「僕もカメラを意識せず普通に飲んじゃっていました。お酒が大好きなんですよ!」
長谷川 「僕はあまりお酒が強くないんですが、普段よりはテンションが上がって飲んでいましたね。その時はMCということは全く忘れて楽しんでいました」
── 2日目のエピソードもお聞かせください。
長谷川 「矢口さんが、いろいろなバラエティーでゲーム的なものをやった時、1人だけ食べられないことが多かったらしくて、今回の旅はそうじゃなくて、みんながおいしく食べられたので、ずっと疑っていましたね。『いいんですか、食べていいんですか。この後なんかないですよね?』って、すごく不安げで疑っていました」
渡辺 「そうそう、ごちそうが運ばれてきた後、矢口さんは後ろを振り返っていましたね」
長谷川 「何かあるんじゃないかって、疑心暗鬼になっていたみたいです」
渡辺 「あと、2日目は、ほぼ河合くんが回していたんじゃないかって感じで、助かりましたね。ありがとうございました」
── 福岡にはどのようなイメージを持たれていらっしゃいますか?
長谷川 「おいしいものがたくさんあるイメージでした。現地でいろいろなものを買って、街中でおいしいものを食べられたっていうのはよかったです」
渡辺 「おいしいものがたくさんあるということと、中洲が楽しいと聞いたことがあります。まだちゃんとは行けていないので、次の機会によろしくお願いします。中洲が楽しいということだけは知っています(笑)」
── 福岡の好きなところを教えてください。
長谷川 「福岡のお客さまはすごくノリがよくて、鳴り止まない拍手をくれたりして大好きです。単独ライブで訪れた時は、すぐ帰らなきゃいけなくて福岡で食べに行けなかったんですよ。泊まりだったらおいしいものを食べに行けたのに、それが残念でした。だから今回は、おいしいものを食べられてリベンジできてよかったです」
渡辺 「雅紀さんが言う通り、ライブではノリがよかったですし、前に屋台に行った時はお客さんが普通に話しかけてくれたりフレンドリーで、道行く人も壁がない感じで誰とでも仲良くなれそうでした。みんな本当にノリがよくて明るいですね」
── 次に福岡に行く機会があったら、訪れたい場所や気になるところはありますか?
長谷川 「屋台に行かせていただいたんですけど、何軒もはしごしたいなと思ったんですよね。だから今度は仲間と一緒に回りたいなと思いました。屋台をはしごする経験は福岡じゃないとできないんで」
渡辺 「僕は中洲の夜のお店にちゃんと行きたいなと。収録後にスタッフさんと出演者の方と飲みに行ったのも楽しかったんですが、その後、1人でガールズバーというところに行ったんですけど、もうちょっと堪能したいなと」
── 久々に多くの観光客に囲まれて、反応を直に感じながらのロケはいかがでしたか?
長谷川 「僕たちが行った日は台風が来る予報でしたけど、すごく天気がよくて晴れたんです。台風の予報だったから人が少ないかと思っていたんですけど、すごい人だかりができて声をかけていただきましたね。だから僕も全力で『こんにちはー』をやりまくりました」
渡辺 「子どもたちがすごいですね。雅紀さんを見つけたらマスコットとかゆるキャラみたいだと思っていて。中に人が入っているんじゃないかって」
長谷川 「お子さんたちには、僕らの個人名はおろか、コンビ名も覚えてもらえていないんですけど、『こんにちはおじさんだ!』って言われるんです。だんだん『こんにちはだ!』って“おじさん”を略して言われるんですけど、それでもうれしいですし、『雅紀だ!』って呼び捨てにされるのもうれしいですよね」
── 特に楽しかったことや大変だったことなどはいかがでしょうか?
長谷川 「糸島で、誰かが僕に何かを聞いた時に、僕の反応が遅かったんですよ。そうしたら、河合くんが『リモートじゃないんだから…』ってツッコんできたのが印象に残っています。そう言われてよかったですね。河合くんに助けられたというか」
渡辺 「そんなことが多々あるんですよ。電源が入っていないのかね」
長谷川 「理解するまでに人より少し時間がかかるかもしれないですね。何を言っているんだろうと頭で理解するのがね。最初は、聞き取れていないから耳の調子が悪いのかなと思って調べたら、耳はOKだったんですよ。合格だったんです! だから脳がちょっとあれですね。理解する能力がね。脳はまだ検査していないので、処理能力検査にいこうかなと(笑)」
渡辺 「雅紀さんがスタッフさんからカンペを出されるんですけど、全部読み間違えているんですよ。そのたびにみんなで読み方を教えたっていうね」
長谷川 「そんなこともありましたね。漢字の読み間違いとかイントネーションだとか、そういうのも常に皆さんに教えていただきましたね」
渡辺 「カンペでできる間違いを一通りやったんじゃないですか。漢字が読めないとかそうですし、2行目から読んじゃったりとか。雅紀さんが読むということで“雅紀”って書いてあるんですけど、雅紀も読んじゃうとか、自分じゃないほかの人のところも読んじゃったりとか」
── 今回、福岡初進出で初めての冠番組ですけれども、今後の野望は…。
長谷川 「福岡でレギュラー番組をやりたいですね。そして、この番組で全国を取り上げてみたいですね。レギュラーというか、定期的にやるようになったら、僕は少しずつ賢くはなっていくと思うんです。完璧なMCができるようになるまでの過程や成長ぶりがドキュメンタリーとして見られますしね。それこそ50歳からの伸びしろみたいな。最初はこんなにできないMCだったけど、徐々にMCができるようになったら、何歳からでも遅くないというお手本になりますよね」
── 今回は福岡に行かれましたけど、第2弾があるとしたら行きたいところはありますか?
渡辺 「僕はハワイに行きたいです。3泊4日で。海外に行ったことがないんですよ。ぜひお願いしたいです」
長谷川 「僕は、京都とかー。全部行きたいです、47都道府県」
── この番組はどのような方にぜひ見ていただきたいですか?
長谷川 「ご家族のみんなで見てほしいと思います。家族で見てほっこりしたら、その後で絶対そこへ行きたいなと思うはず。僕らがみんなで行ったところを回ってほしいなと思いますね」
渡辺 「全体的に平和な番組だなって思いがありますので、とても疲れている人に見ていただきたいなと思います。あとは、僕らがどれだけ、ゲストの方に助けられているかをポイントをつけながら見ていただいたら、より面白いかなと思います」
── あらためて、番組の見どころをお願いします!
長谷川 「一言で言えば、平和です。家族旅行みたいなんですよ、本当に。メンバーを見ていただければ分かると思うんですけど、嫌な人がいない。メンバーの中に1人くらい嫌な人がいることもあるじゃないですか。でも、今回は嫌な人が1人もいないっていうね。問題を起こしている人は多いんですけど…(笑)。平和な家族旅行みたいなイメージでした」
渡辺 「芸能界で長く活躍されてきたゲストの方々が、僕らに介護を施してくれます。さすが長くやってきたんだなという感じを受けましたね。雅紀さんがさっき言った“平和”というのは、ゲストの方々がわれわれに介護をしてくださったので成り立っているんです。とっても助けられましたね」
関連リンク
この記事をシェアする