「週末旅の極意」観月ありさと吉沢悠が明かす40代への思い――「今この瞬間がすごく楽しい」2023/08/02
テレビ東京系で放送中の「週末旅の極意~夫婦ってそんな簡単じゃないもの~」。夫婦そろって生粋の仕事人間だった矢吹真澄(観月ありさ)と夫の仁(吉沢悠)が、結婚10年目の節目に週末2人旅に出る中で、“夫婦”について見つめ直す新感覚な旅ドラマです。今回は、観月さんと吉沢さんに、ドラマのテーマでもある40代という年代についてお伺いしました!
――本作には40代ならではの幸せと葛藤が詰まっているような感じがしますが、お二人も同世代ということで、40代という年代についてどのように感じられますか?
観月 「脚本を読んだ時に、『結構染みるな』と感じるセリフがたくさんありましたね。40代の女性ならではの、子どもと向き合う現実を直視するという切り口が、すごく身に染みる内容だなと思いながらお芝居しています。特に、30代~50代の女性の方々は『分かる分かる』と思ってくださる方、多いんじゃないかな。私も同じ40代で子どもがいないので、この役を身近に感じています。でも、年代的にこういうテーマも演じてみたいと思っていたので、本作でそれが表現できるのはすごくうれしいです。特に同年代の女性に、何か感じ取っていただけたらと思います」
――観月さんは10代の頃からさまざまな作品に出演され、ずっと活躍されていますが、役と一緒に年齢を重ねていけるというのはすごくすてきですよね。
観月 「学生や社会人1年目の役、若い頃に結婚したり、子育てをする役など、年々女性が抱える問題やテーマみたいなものを演じさせていただけるのは、すごくありがたいなと感じています。だから、40代の女性ならではの悩みを描く本作では、40代になった自分だからこそ演じられる部分もあるだろうし…。この役に出会えてよかったなと思いますね」
――今の観月さんが演じられる真澄、楽しみです! 吉沢さんは、40代についてどう思われますか?
吉沢 「僕は今44歳ですが、40代がめちゃくちゃ楽しくて。できることも増えているので、今この瞬間がすごく楽しいですね。ドラマに関しては、僕も観月さんと同様に、繊細な夫婦の話に切り込んだ脚本になっているなと感じています。夫婦で会話しづらい内容でも、旅先で心も体も緩めて、非日常のいつもと違う環境だからこそ話せる…というシーンが上手に描かれている印象です。共感しやすい脚本になっていますし、『こういう感じの夫婦もいるんだ』と感じていただいたり、旅ドラマとしても見てもらえるような内容になっていると思うので。また、夫婦の問題だけではなく、日々過ごす中で大変だなと感じた時に、本作のように旅行に行けたりすると、気が楽になる瞬間もあると思うんです。それがドラマとして描けて、深夜の時間に皆さんにお届けできるのはとてもいいんじゃないかなと」
お二人とも、今の40代という年代をとても楽しまれていることが分かりました。また、40代の方々はもちろん、幅広い年齢層の方へ向けて、非日常を感じられるすてきなドラマになっているとのことで、ぜひ、忙しい日々の合間にこの作品を見て癒やされてみてはいかがでしょうか?
8月2日放送の第5話では、仁が上司からシンガポールへの海外赴任を提案される展開に!? そのことを真澄に伝えようと思い悩む中、2人の「京都」週末旅が始まります。八坂の塔や南禅寺を巡り、湯豆腐御膳や京懐石料理などの京料理を食べながら満喫していると、偶然にも真澄の大学時代の元カレ・高田航(駿河太郎)と再会。フランスでパティシエをする高田と真澄の過去の別れ話について話題が上りますが…。果たして今回の週末旅はどうなってしまうのか、お見逃しなく!
【番組情報】
水ドラ25「週末旅の極意~夫婦ってそんな簡単じゃないもの~」
テレビ東京系
水曜 深夜1:00~1:30
※地域により放送日時が異なります
取材・文/鬼木優華(テレビ東京担当)
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