「VIVANT」勝手に考察企画第3弾！二階堂ふみの役柄は国際的な医療従事者？2023/07/05

　TBS系では、7月16日から日曜劇場「VIVANT」がスタート。本作は、堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司といった日本を代表する俳優陣が豪華初共演を果たすほか、数々の大ヒットドラマを手掛けてきた福澤克雄監督がテレビドラマの新時代を切り開く、前例のないエンターテインメントを作り上げる“限界突破！アドベンチャードラマ”だ。

　追加キャストには林遣都、竜星涼、高梨臨、飯沼愛、迫田孝也、山中崇、橋本さとし、小日向文世の出演が決定。さまざまな作品で主演を務めてきた俳優やドラマや映画に欠かせない名バイプレーヤー、注目の新人女優といった過去にも日曜劇場に出演した実力派がそろうほか、渡辺邦斗、古屋呂敏、水谷果穂、真凛、元力士でTikTokのフォロワー数が29万人超えの富栄ドラムら、バラエティーに富んだ面々も登場する。

　さらには、モンゴル出身の俳優であるバルサラハガバ・バタボルド、ツァスチヘル・ハタンゾリグ、ナンディン－エルデネ・ホンゴルズラ、エルヘムバヤル・ガンボルドの出演が発表されたほか、映画「スパイダーマン」シリーズで知られるハリウッド俳優のマーティン・スターなど国際色豊かなキャストが参加する。

　あらすじ、役名、役柄などの事前情報が一切発表されていない異例の作品を放送前から楽しむため、TVガイドwebでは、シーン写真や特報映像をもとに登場人物のキャラクターを予想する「VIVANT 勝手に考察」企画を開催。第3弾でフォーカスを当てるのは、「この世界の片隅に」（同系）以来の日曜劇場出演となる二階堂ふみ。NHK連続テレビ小説「エール」での好演が記憶に新しい二階堂は、ハリウッドドラマ「将軍 SHŌGUN」で世界進出することが決定している。今回も届いたばかりのシーン写真と日々更新される公式ホームページ＆SNSの投稿などをもとに役柄を考察していく。

　最初に注目するのは二階堂や周囲の人が着ている衣装。二階堂は白衣のようなものを着用しているため、単純に考えると医療従事者や研究員などの可能性が高い。さらに、二階堂の後ろに座る男性が着用している紺色の服には、「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」（同系）で着用されているスクラブ（医療用白衣）に似たデザインが施されている。デザイナーが同じなのかもしれないが、もし番組や国境を超えて世界観や設定が受け継がれているとすれば、日曜劇場ファンが歓喜することは間違いないだろう。

　そして、スクラブの背面に刻まれている文字と、二階堂が着用する白衣の腕部分の文字情報を組み合わせると「W◯◯ H◯◯ Institusion」と最後の単語が推測できる。医療従事者という想定を保つのであれば、おそらく「World Health Institution」になるのではないだろうか。二階堂に与えられているキーワードは“愛”。愛を持って人々を病やけがから助けるという意味でも、WHO（World Health Organization：世界保健機関）のような国際機関の医療従事者や研究員という線を押していきたい。

　頬づえをついている二階堂が座るオフィスの様子は、どうやら日本のようだ。デスクにはラクダの置物を飾っており、どこか思案顔。もしかしたら遠く離れた海外の患者を思い、憂いているのかもしれない。2枚目の写真に写る二階堂は、壁面に描かれた特徴的な象形文字のようなものを見る限り、おそらくモンゴルでの一場面。そして、そこに険しい顔で迫っている男は阿部だ。顔がすすのようなもので汚れており、患者服に見える衣装を着ている。第2弾で考察した警察関係者の線を引き継いで考えるのであれば、捜査中に事件・事故などに巻き込まれて二階堂がいる医療機関に運ばれたのかもしれない。

　患者の説が濃厚ではある一方、壁につけている左手には白いビニール手袋のようなものも着けられている。患者として入院している間に何かが起こり、患者服のまま捜査をしているのだろうか。さらに、真剣な表情で阿部に問い詰められ、戸惑いながらも強い視線を送る二階堂。彼女もまた捜査対象となる何かを隠している1人なのかもしれない。

　また、阿部が「VIVANT」の文字を見つめながら「必ず違う意味がある」とセリフをつぶやく予告動画には、髪形からして二階堂のように見える人物が登場している。同じく「VIVANT」の本当の意味に迫ろうとしているのであれば協力し合う間柄のはずだが…？　2人の関係性も注意深く観察していきたい。