インテイク、群青団地、さすらいラビーが「ツギクル芸人グランプリ2023」決勝進出! 意気込みやライバルを明かす【vol.1】2023/07/03
日本音楽事業者協会とフジテレビがタッグを組んで開催する「ツギクル芸人グランプリ」。4回目となる今回は、7月8日に決勝の模様が生放送されます。
決勝進出を決めたのは、インテイク、群青団地、さすらいラビー、さんだる、ゼンモンキー、ツンツクツン万博、TCクラクション、徳原旅行、ナイチンゲールダンス、パンプキンポテトフライ、ひつじねいり、ファイヤーサンダー、ママタルト、まんじゅう大帝国、三日月マンハッタンの15組。ザ・マミィ(第1回王者)、金の国(第2回王者)、ストレッチーズ(第3回王者)に続き、グランプリの座に輝くのは!?
TVガイドwebでは、決勝に登場する15組のコメントを毎日3組ずつ紹介。1日目となる今回は、インテイク(鈴木龍平、まえかず)、群青団地(横颯太、福田智哉)、さすらいラビー(宇野慎太郎、中田和伸)の意気込みを。決勝初進出となる3組に、ぜひご注目ください!
インテイク(吉本興業ホールディングス) ★決勝初進出
――決勝進出が決まった際の率直なお気持ちは?
鈴木 「『テレビ』は指標の一つだったので、うれしく、地元の人たちにもやっと活動していると言えるかなぁと思いました。ですが、不特定多数の人に見られて何か評価を下されるということへの不安や、今後の活動へのプレッシャーも大きく感じます」
まえかず 「めちゃくちゃうれしいです!! 今までネタ番組のオーディションや賞レースで全く結果を残せてこられなかったので、初テレビ初決勝という舞台を楽しみたいと思います!」
――自分たちの強みなど、アピールポイントは?
鈴木 「人間性が違う、真逆くらいのタイプなので、そこは見やすいのかなぁと思います。僕個人が日頃感じている不満やストレスをただ並べるので、見ていて共感してくれる人や自覚してくれる人がいる話題なので、入り込みやすいと思います」
まえかず 「性格が真逆な2人のネタ中でのやりとりは素に近い部分があるので、リアルな熱量での掛け合いにぜひ注目してほしいです」
――審査員にテレビ局のクリエーターがいる点がほかのお笑い賞レースとは異なる特徴です。特別に意識されることなどはありますか?
鈴木 「意識すると変わってしまうと思い、なるべく気にしないようにしようと思っています。リアルさは追求したいと思って日々舞台に立っているので、そこを評価していただけて、どこかをフォーカスしてもらえるようなネタができたらいいと思います」
まえかず 「自分が憧れていたテレビのお仕事に携わっている方がたくさんいらっしゃるので、既に緊張していますが、当日は何よりネタを楽しみたいと思います! そしてその様子を見てもらえたらうれしいです」
――もし優勝したら、次にチャレンジしたいことは何ですか?
鈴木 「ネタで食べていけるようになりたいです。もし、テレビにたくさん呼ばれるようになったとしても、舞台には出たいと思っています。今回の決勝進出や優勝を通してネタにつながるような何か、非日常的なことが体験できたらいいです」
まえかず 「ネタ番組はもちろん、いろいろなバラエティー番組に出られるように頑張りたいです! また、『M-1グランプリ』も優勝できるように引き続き頑張ります」
――決勝進出した中でライバル、もしくは手ごわいと感じられるコンビ(芸人)は? その理由も教えてください。
鈴木 「ナイチンゲールダンスさんをはじめ、漫才の人たちは意識します。自分たちはコントができないので分かりませんが、一応6年間漫才でやってきたので、その人たちに負けるのは嫌です。TCクラクションさん、ひつじねいりさん、ママタルトさんは自分も好きで見ていたので、勝てたらハッピーです」
まえかず 「同じ事務所の先輩であるナイチンゲールダンスさんは意識してしまいます。劇場でのバトルライブで一度も勝ったことがないので、今回の『ツギクル芸人グランプリ』で勝ちたいです! また、ひつじねいりさんやTCクラクションさんは個人的にネタがとても好きなので、この方々にもライバルと思ってもらえるように頑張りたいです」
――「ツギクル芸人グランプリ」で優勝したら出演したいフジテレビの番組はありますか?
鈴木 「音楽番組のゲスト、旅番組に出てみたいなぁと思います。どちらも好きなので。あとは『めざましテレビ』も学生の頃、早起きしていた時は見ていたので、出られたらとっても記念になるなぁと思います」
まえかず 「『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』や『千鳥の鬼レンチャン』での大縄跳びの企画など、体を張るような番組やコーナーに出たいです」
――ファイナルステージへの意気込みをお願いします!
鈴木 「今までは家で見ていた賞レースの決勝に出られるということで、とても気合が入ります。楽屋でもデカい顔ができると思うと優勝への意欲があふれます。ですが、悪い方に転ずることもありますので、とても不安です。できる限り頑張ります」
まえかず 「今まで思い通りの結果を残せてこられなかった分、今回のチャンスをものにして絶対優勝したいと思います! そしてこれをきっかけにバイトを辞めます!」
群青団地(太田プロダクション) ★決勝初進出
――決勝進出が決まった際の率直なお気持ちは?
横 「ドッキリ形式で発表されたというのもあって、しばらくは信じられませんでした。ですが、正直な話、予選の段階から『俺らならいける! このネタならいける!』と自信を持っていたので、実感が湧いてきた今は『だから言ったろ! 俺らはいけるんだよ!』と隣でアンケートを書いている相方の肩をたたいて早く喜びを分かち合いたいです」
福田 「初出場での決勝進出なので、うれしいよりびっくりが勝っています。でもせっかくいただいたチャンスなので、初出場で優勝して話題沸騰させたいです」
――自分たちの強みなど、アピールポイントは?
横 「斬新な設定と細かいマイムです。マイムは特にこだわっていて、ネタ合わせ中に動画を撮っては見返し、を繰り返して、どうやったら実際に『している』ように見えるかを研究しています」
福田 「コントをする時は普段から役の感情を見せられるように意識しているので、表情やマイムなど細かい演技や、ほかにはあまりない着眼点からくる斬新な設定に注目してほしいです」
――審査員にテレビ局のクリエーターがいる点がほかのお笑い賞レースとは異なる特徴です。特別に意識されることなどはありますか?
横 「お笑いが好きな人たち以外にも刺さるような、『今までになかった設定』と『視覚の面白さ』を意識したネタを用意しました!」
福田 「『ネタ番組に出たい』という思いが一番強いので、上記にもありますが、面白さはもちろんですが、まずは審査員の方々に少しでも印象に残りそうなネタを選びました。あとは、絡みの時にキャラクターを見せていけるようにしたいです」
――もし優勝したら、次にチャレンジしたいことは何ですか?
横 「今はネタをメインに頑張っているので、優勝してテレビ番組に出てバラエティーとしてのお笑いにもチャレンジしていきたいです。トークももちろん頑張っていきたいですが、特に挑戦してみたいのはロケや検証系など、若手だからこそできるような体を張ったことにチャレンジしてみたいです」
福田 「その勢いのまま、初めての単独ライブにチャレンジしてみたいです。あと個人的には、昔から好きでよく見ているドッキリ番組で、体を張るような仕事に挑戦してみたいです」
――決勝進出した中でライバル、もしくは手ごわいと感じられるコンビ(芸人)は? その理由も教えてください。
横 「一番ライバルだと思っているのはツンツクツン万博です。同期のコント師であり、最近はライブで一緒になることも多く、日頃からいい刺激をもらっているからこそ『勝ちたい』と思わせてくれる存在です。手ごわいと感じるのはゼンモンキーさんです。1年しか変わらない先輩なのに、普段のバトルライブでは全くかなわなくて、毎回『すげぇ…』と思わされてしまうので、こちらも『手ごわいけど勝ちたい』と思わせてくれる存在です」
福田 「ツンツクツン万博です。同期で同じユニットライブもやっている仲間ではありますが、やはり同期には負けたくないという思いが強いです」
――「ツギクル芸人グランプリ」で優勝したら出演したいフジテレビの番組はありますか?
横 「『ネタパレ』『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』『さんまのお笑い向上委員会』『千鳥のクセスゴ!』『ネプリーグ』『世界の何だコレ!?ミステリー』、『ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV』(関西テレビ制作)」
福田 「『千鳥のクセスゴ!』『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』『ぽかぽか』」
――ファイナルステージへの意気込みをお願いします!
横 「これが若手のラッキーパンチではなく、実力があるということを証明してみせます! もちろん狙うは優勝!!!!」
福田 「太田プロダクションを背負う覚悟で挑みます! 狙うは最年少優勝!! 『新春!爆笑ヒットパレード』に出ます!!」
さすらいラビー(太田プロダクション) ★決勝初進出
――決勝進出が決まった際の率直なお気持ちは?
宇野 「やっと行けた!! よっしゃー!!」
中田 「やっと行けた、やっと来られたという思いです。ワクワクしています」
――自分たちの強みなど、アピールポイントは?
宇野 「リアルで自然な漫才。どこか懐かしさのある凸凹感」
中田 「サイズを生かしたダイナミックさと、みんなが通ってきた青春時代の切り取り方」
――審査員にテレビ局のクリエーターがいる点がほかのお笑い賞レースとは異なる特徴です。特別に意識されることなどはありますか?
宇野 「特にありません。目の前のお客さんに笑ってもらえることを全力でやるのみです」
中田 「変に合わせようとせず、自分たちらしさを最大限に引き出すことが評価につながると信じて出し切りたいです」
――もし優勝したら、次にチャレンジしたいことは何ですか?
宇野 「全賞レースで優勝する」
中田 「ロケやクイズ番組など、出たことのないジャンルのテレビ番組にどんどん挑戦したいです」
――決勝進出した中でライバル、もしくは手ごわいと感じられるコンビ(芸人)は? その理由も教えてください。
宇野 「ひつじねいり。普段ライブでよく一緒になって、爆笑をとっているところをたくさん見ているから」
中田 「ナイチンゲールダンス。漫才で、近い戦い方をしている2人だと思うから」
――「ツギクル芸人グランプリ」で優勝したら出演したいフジテレビの番組はありますか?
宇野 「『今夜はナゾトレ』(謎解きが大好きだから)」
中田 「『ネプリーグ』」
――ファイナルステージへの意気込みをお願いします!
宇野 「『ツギクル』というテーマに一番合っているのは間違いなく、僕らです。ラストチャンスのつもりで頑張ります!!」
中田 「優勝します! 太田プロから2連覇!」
【番組情報】
「ツギクル芸人グランプリ2023」
フジテレビほか
7月8日 午後2:30~5:00
MC:爆笑問題(太田光、田中裕二) 進行:永島優美フジテレビアナウンサー
<決勝審査員>
審査員長:渡辺正行
審査員:増田英彦(ますだおかだ)、秋元真夏、元祖爆笑王(放送作家)
民放5局のバラエティー番組担当スタッフ5人(三浦伸介、舟橋政宏、浜田諒介、小比類巻将範、日置祐貴)
取材・文/宮下毬菜(フジテレビ担当)
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