目黒蓮&佐野勇斗2ショットインタビュー! 「トリリオンゲーム」の現場は目黒のむちゃぶりでコミュニケーション!?2023/07/01
TBS系では、7月14日から金曜ドラマ「トリリオンゲーム」がスタート。原作・稲垣理一郎氏、作画・池上遼一氏の同名漫画を、連続ドラマ単独初主演となるSnow Man・目黒蓮さんを迎えて映像化。目黒さん演じる、ハッタリと野心と類まれなるコミュニケーション能力が武器のハルこと天王寺陽が、佐野勇斗さん扮(ふん)する真面目で不器用だが、ずば抜けた技術を持つパソコンオタクのガクこと平学とタッグを組んでゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がるノンストップ・エンターテインメントです。
今回は初回放送を控えた目黒さんと佐野さんにインタビュー。本作の見どころはもちろん、お互いの印象や現場でのエピソードを語っていただきました。
――それぞれご自身が演じる役についてどう思われていますか?
目黒 「天性の人たらしのハルは自分の性格とは正反対のキャラクター。だからこそ挑戦する意味があると思っています。正反対ではありますが共通点が全くないわけではなく、ハルとガクが人生を駆け上がっていく感じは自分の人生にも共通しています。最初は何もないところから始まり、さすがにこれは無理じゃないかと思うようなこともたくさん乗り越えてきましたし、そうやって上り詰めていく姿にはとても共感します」
佐野 「僕も、人とのコミュニケーションが苦手なガクとは違うタイプですね。インスタライブから知ってくださった方には『軽い兄ちゃん』などと言われることが多いので、どちらかといえばハルに近いかなと思います。一方で、僕もガクに対して共感できることが多いです。意外と人見知りなところや、目黒さんと同じく『これは無理なのでは…』と思うようなことも経験してきて、自分の中では役柄とリンクするところがあるので面白いですし、そういった部分をうまく織り交ぜながら演じようと思っています」
――実際に共演されてみて、お互いが演じるキャラクターについてどう思われますか?
目黒 「佐野くんはビジュアルがガクそのものだと思います。でも、ガクよりは流ちょうに話される方ですね。実は佐野くんがガクを演じると知った時にネットで佐野くんのことを調べたのですが、その時にキッチンから配信しているインスタライブが出てきて、すごく面白いなと思ったのが第一印象だったんです」
佐野 「第一印象がそれは…!(笑)。僕は原作も目黒さんのことも知っていたので、本作のお話を聞いた時に、今のこの世代でハルを演じられるのは目黒さんしかいないと思いました。実際お会いしてみると、予想よりも目黒さんのむちゃぶりがすごかったです。SNS用の動画を撮影している時に『バズらせるために頑張ろう!』とおっしゃっていて、何を言ってくれるのかと期待していたら、基本僕に丸投げをしてきて…(笑)。そんなおちゃめな一面もありますが、いつもとても真面目で礼儀正しい方なので一緒にいて学ぶことがすごく多いです!」
――初タッグですが関係性は出来上がってきていますか?
目黒 「僕は現場でも役柄と同じテンションで過ごしていた方がお芝居に入っていきやすいタイプなので、撮影に入りやすいように裏でも自分自身を少しハルに寄せて、佐野くんにもちょっとむちゃぶりをしてみています。カメラが回っていないところでもハルとガクのような関係性でいられたら本番もやりやすいなと思うので、しっかりコミュニケーションをとるように意識しています」
佐野 「まだそこまで多く2人のシーンを撮影できていないのですが、そんな中でも目黒さんが『お互いの関係性を大切にしたい』とおっしゃってくださっていて、僕も同じ気持ちで現場にいます。休憩中にもお話をさせていただく時間があるのですが、その時の2人の関係性が既にお芝居に出始めている感覚もあります。ハルが主導のアドリブでガクを困らせることも多く、目黒さんがそういった部分もたくさん考えてやってくださるので、撮影はまだ序盤ですが、今の時点でこの関係性が出来上がっているからこそ、これからがさらに楽しみな現場になっています」
――お互いの役どころでハマっていると思うところはありますか?
目黒 「カメラが回っていない時のむちゃぶりで佐野くんが見せる困った顔は、そのまま作中のガクにも直結していると思います。本番中のアドリブでガクとしてあたふたしている表情は、かなりリンクしているのではないかな」
佐野 「それで言うと、僕の困っている顔を見た時の目黒さんの表情はまさにハルのようだなと思います。いつも大爆笑してくださる表情がハルっぽいなと思いますし、おかげで僕もやりやすいです」
――共演にあたってこれから話していきたいことや、これを機に聞いてみたいことはありますか?
目黒 「『どうやったらそんなに面白くインスタライブできますか?』ですね。僕も一度だけインスタライブをやったことがあるのですが、何もしゃべれなくて…」
佐野 「答えは単純明快で、いかにしゃべり倒せるかが勝負です(笑)」
目黒 「あはは(笑)」
佐野 「僕は目黒さんに、なんでそんなに謙虚でいられるのかを教えてほしいです。僕からしたら目黒さんは少し調子に乗ってほしいくらいの方なのですが、あまりにも謙虚だから、インスタライブでの謙虚じゃない自分を思い返して反省しています。本当にいつも謙虚で礼儀正しくて、自分を見つめ直すいい機会をいただいています」
――では最後に、第1話に向けての注目ポイントをお願いします!
佐野 「家で台本を読んでいるだけでは生まれない2人のコンビネーションや表情があって、自分たちでも笑ってしまうようなシーンもあり、お芝居をしていて楽しいなと思う瞬間があるのがすごくうれしいです。インスタライブでは、若い世代の方が『何をやったらいいのか』と悩んでいるコメントを多くいただくのですが、ハルの“とりあえずやってみる姿勢”はそういった悩みを抱えている方にはもちろん、多くの人に元気を与えると思うのでぜひ見ていただきたいです!」
目黒 「ハルとガクの関係性はとても大切で、物語の軸になっています。第1話からインパクトを残すぐらいのハルのわがままっぷりも見ることができると思うので、楽しみにしていてほしいです。そして、今は大きな夢を公言しづらい世の中なのではないかと思うことがあります。ハルとガクの奮闘を見て、夢を口に出すことは恥ずかしいことではないのだと思ってもらえる作品にしていけたらと思います。ぜひ楽しみに待っていてください!」
【あらすじ】
就活中の大学生・ハルは、日本最大のIT企業「ドラゴンバンク」の採用面接で、中学の同級生だったガクと再会。天性のコミュニケーション能力とハッタリで内定を獲得したハルは、「ドラゴンバンク」の内定式当日、ガクが不採用だったことを知ります。ガクの豊富な知識とプログラミングスキルを見抜けなかった同社に見切りをつけて、ハルはあっさり内定を辞退。最終面接で面接官を務めた社長令嬢・黒龍キリカ(今田美桜)もろとも「ドラゴンバンク」を手に入れると言い放ちます。ハルはガクと組んで1兆ドルを稼ぐロードマップを描き、そのむちゃくちゃな夢に乗るガク。2人は事業計画も起業資金もゼロから「トリリオンゲーム」社を起業し、型破りな方法で資金集めに乗り出します。まずは、世界トップレベルのハッカーが集まる大会「セキュリティチャンピオンシップ」に参加することに…。
【番組情報】
「トリリオンゲーム」
7月14日スタート
TBS系
金曜 午後10:00〜10:54 ※初回は午後10:00〜11:09
文/TBS担当A・M
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