ザ・マミィ、金の国、ストレッチーズに続くのは? 第4回「ツギクル芸人グランプリ」予選会出場の全70組を一挙紹介2023/06/20
日本音楽事業者協会とフジテレビがタッグを組んで開催するお笑いコンテスト「ツギクル芸人グランプリ」。漫才、コント、ピン芸とスタイルを問わず、今後の芸能界でスターとなり活躍が期待される芸人の発掘を目的に、2019年より開催がスタート。地上波のプライムタイムの番組レギュラーを持っていないことが出場条件で、民放各局の番組担当スタッフが決勝戦の審査員を務めることも大きな特徴となっている。
初代王者(19年)はプロダクション人力舎所属のザ・マミィ。「キングオブコント2021」では初の決勝進出を果たし、準優勝という結果を残した。それぞれのキャラクターを存分に生かし、多方面で大活躍中のコンビ。見応えのある単独ライブも人気を博している。
2代目王者(21年)はワタナベエンターテインメント所属の金の国。「キングオブコント2022」では準決勝に進出し、今後の活躍に期待がかかるコンビ。渡部おにぎりはピンで「R-1グランプリ」にも出場しており、22年は決勝で3位という成績を残している。
3代目王者(22年)は太田プロダクション所属のストレッチーズ。ザ・マミィ、金の国がコントで優勝した中で、正統派のしゃべくり漫才で優勝に輝いた。「ツギクル芸人グランプリ」優勝の勢いも物にして、「M-1グランプリ2022」では初の準決勝に進出。漫才師としての存在感を発揮した。
今年は5月18、19、23、24日の4日間にわたり東京・池袋のHall Mixaにて予選会が行われ、4日間で全70組の芸人が出場。ネタ時間は3分という限られた時間の中、こん身のネタが披露され、観客は「面白い」と思った3組に投票。フジテレビのバラエティー番組担当スタッフ陣による厳正な得点審査と予選会観覧者の投票により、総合得点の上位15組が決勝に進出予定。ここでは、予選会に出場した全70組を宣材写真とともに紹介する(掲載は出演順)。
結成16年以上の漫才師による新しい大会「THE SECOND~漫才トーナメント~」や25歳以下が出場できる「UNDER 25 OWARAI CHAMPIONSHIP」、芸歴5年目以内の若手芸人を対象とした「UNDER5 AWARD」が創設される一方で、「上方漫才大賞」「NHK上方漫才コンテスト」「ABCお笑いグランプリ」といった歴史ある賞レースも始動する中、第4回目となる「ツギクル芸人グランプリ」の動向にも注目が集まる。決勝進出者や決勝の放送日時については、今後発表が予定されている。
5月18日(木)出場者(計17組)
上段左から:寺田寛明(マセキ芸能社)、スピーディーハンター(ソニー・ミュージックアーティスツ)、観音日和(ホリプロコム)
下段左から:バローズ(プロダクション人力舎)、こたけ正義感(ワタナベエンターテインメント)、群青団地(太田プロダクション)
上段左から:孫ダッシュ(グレープカンパニー)、ダニエルズ(タイタン)、ポテトカレッジ(ライジングプロ・ホールディングス)
下段左から:本多スイミングスクール(グレープカンパニー)、ダンシング☆谷村(タイタン)、マッハスピード豪速球(ライジングプロ・ホールディングス)
上段左から:ぽんぽこ(サンミュージックプロダクション)、小仲くん(ソニー・ミュージックアーティスツ)、ねこじゃらし(ビクターミュージックアーツ)
下段左から:駆け抜けて軽トラ(松竹芸能)、ナイチンゲールダンス(吉本興業ホールディングス)
5月19日(金)出場者(計17組)
上段左から:グランド母ちゃん(ライジングプロ・ホールディングス)、ママタルト(サンミュージックプロダクション)、シティホテル3号室(タイタン)
下段左から:ブリキカラス(松竹芸能)、カカロニ(グレープカンパニー)、スタミナパン(ソニー・ミュージックアーティスツ)
上段左から:きつね日和(ビクターミュージックアーツ)、徳原旅行(マセキ芸能社)、Gパンパンダ(ワタナベエンターテインメント)
下段左から:さんぽ(ビクターミュージックアーツ)、マタンゴ(マセキ芸能社)、チュランペット(ワタナベエンターテインメント)
上段左から:友田オレ(GATE)、狛犬(吉本興業ホールディングス)、スパイシーガーリック(プロダクション人力舎)
下段左から:さすらいラビー(太田プロダクション)、さんだる(ホリプロコム)
5月23日(火)出場者(計18組)
上段左から:まじん(ソニー・ミュージックアーティスツ)、ひつじねいり(マセキ芸能社)、アナログタロウ(トップ・カラー)
下段左から:4000年に一度咲く金指(ライジングプロ・ホールディングス)、10億円(吉本興業ホールディングス)、サツキ(サンミュージックプロダクション)
上段左から:青色1号(太田プロダクション)、戦慄のピーカブー(ホリプロコム)、TCクラクション(グレープカンパニー)
下段左から:コンピューター宇宙(太田プロダクション)、パンプキンポテトフライ(ホリプロコム)、森本サイダー(松竹芸能)
上段左から:シロハタ(ビクターミュージックアーツ)、タイト(プライム)、まんじゅう大帝国(タイタン)
下段左から:人間横丁(プロダクション人力舎)、ファイヤーサンダー(ワタナベエンターテインメント)、三日月マンハッタン(松竹芸能)
5月24日(水)出場者(計18組)
上段左から:橘井と小池(ホリプロコム)、劇的トライアングル(ビクターミュージックアーツ)、春とヒコーキ(タイタン)
下段左から:オーパスツー(松竹芸能)、エンジェリック乱世(トップ・カラー)、ぴろしき(ライジングプロ・ホールディングス)
上段左から:いろはラムネ(プロダクション人力舎)、インテイク(吉本興業ホールディングス)、村民代表南川(サンミュージックプロダクション)
下段左から:ネギゴリラ(プロダクション人力舎)、ラタタッタ(吉本興業ホールディングス)、ニモテン(サンミュージックプロダクション)
上段左から:宮武ぜんた(ソニー・ミュージックアーティスツ)、ツンツクツン万博(グレープカンパニー)、センチネル(太田プロダクション)
下段左から:ゼンモンキー(ワタナベエンターテインメント)、リンドバーグ(GATE)、フランツ(マセキ芸能社)
【番組情報】
「ツギクル芸人グランプリ2023」
フジテレビほかにて放送予定
取材・文/宮下毬菜(フジテレビ担当)
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