アンガールズが紅白歌合戦の話題のシーンを再現! YOSHIKIとモスラの戦いを披露し「もっと炎上したい」と余裕綽々!?2017/05/12
春の「ものまねグランプリ」は芸人の意地とプライドがぶつかり合う熱戦! 5月16日放送「ものまねグランプリ 春の部門別チャンピオン決定戦SP」(日本テレビ系)では、新しい試みとして部門別の戦いが繰り広げられます。ものまね芸人インタビュー連載の最終回となる第3弾は、“キモカワ芸人”というジャンルのパイオニア的存在で「ものまねグランプリ」常連の、アンガールズ・田中卓志さんと山根良顕さんのインタビューをお届け。旬のネタを扱わせたら右に出る者はいないお二人が今回選んだのは、昨年末に日本中を沸かせたあの場面で…!?
●映画『シン・モスラ』があったら絶対に出たいです
── アンガールズさんは、昨年9月にも「ものまねグランプリ」に出演して「菜々緒と貞子」のネタを披露されていましたね。実はその時もインタビューをさせていただいたのですが(※注1)、田中さんが「ネタを決める時、いつも“二人の共通点”を探す」とおっしゃっていました。今回、「YOSHIKI&モスラ」というテーマですが、この二人の共通点とは…?
(※注1)アンガールズが今度は菜々緒&貞子に!?「ものまねグランプリ」で“女の戦い”の一幕を披露
山根 「今回は話題性重視だね」
田中 「うん。今回はね、共通点っていうよりは、話題性。僕らなんて、とにかく話題性がないと見てもらえないから」
── そんなことないと思いますよ。
田中 「いやいや。ものまねの職人さんだらけの中で、僕たちを見てもらうためには話題性が必要なんです」
── そこで生まれたのが、YOSHIKIさんとモスラ。
田中 「年末に紅白(歌合戦)を見ていたら、YOSHIKIさんがゴジラと戦っていて『これだ!』ってひらめいたんですよ。最初は僕がゴジラをやろうと思ったんだけど、僕がゴジラになるには相当肉付けしないといけないな、と。『だったら俺じゃなくてもいいじゃん!』って思い始めて、じゃあモスラだ、ってモスラに決まりました。チョウの、あの真ん中の柱を俺がやって、羽を付けたら見ごたえがあるんじゃないかな~と」
山根 「胴体ね。ずっと柱って言ってるけど(笑)」
田中 「僕らとしては、昨年の年末の紅白の続編っていうイメージですね。『YOSHIKI VS モスラ』は」
山根 「映画『シン・モスラ』もあるかもね」
田中 「『シン・モスラ』も絶対あると思う。その時に出演できるように頑張ります」
──「シン・ゴジラ」も色々なジャンルの方が出演して話題になりましたもんね。
田中 「僕らが先に『シン・モスラ』をやってたことが広まって、映画に出してもらえないかな~なんてたくらんでます」
山根 「僕らのネタを参考にしていただいてね」
── ご出演を祈念しております。山根さんがYOSHIKIさんになりきるためのポイントはどのような部分ですか?
山根 「しゃべる時に大きい声を出さないようにしています」
田中 「お前、普段から出してないじゃん」
山根 「あと、僕の名前が良顕(よしあき)なので、響きがYOSHIKIさんと似てるんですよ。ものまねタレントになった気分でYOSHIKIさんを演じています。やるべくしてやるキャラがやっと来た!って気持ちです」
田中 「僕は山根のYOSHIKIさん、似てると思うんですよ。でもあんまり似てるって言うとまた炎上するかもしれないので、言わないようにしようかなって思ってます」
●炎上しすぎて、もう燃えカスみたいになってます
── 以前お二人がSEKAI NO OWARIさんのものまねをされた際、一部のファンの方が炎上していましたね。
田中 「僕たち炎上経験は豊富ですよ。もう燃えるところが残ってないくらい。燃えカスみたいになってます」
山根 「でも、言うほど燃えないんですよね」
田中 「そう。正直、もっと燃えたい。もっと炎上して話題になりたい(笑)」
山根 「僕たちがまねしても、あんまり怒られなくなってきてるよね」
田中 「菜々緒ちゃんも、『私のものまねしてくれました!』って喜んでくれてたくらいだからね」
── 今回は部門別の戦いとなりますが、意識している出演者はいらっしゃいますか?
田中 「同じブロックの対戦相手が、ホリさん、福田彩乃さん、チョコプラ(チョコレートプラネット)なんで、強い人ばっかりのブロックに投げ込まれちゃったんですよ。とりあえず、チョコプラだけは倒したいなって思ってます。チョコプラはコント風なネタをやるところが系統としては近いので、絶対に勝ちたい。ホリさんと福田さんは、彼らが絶不調の時だったら勝てるかもしれない」
山根 「その二人はたまに考えすぎちゃう時があるんだよね」
田中 「そうそう」
── お二人は安定していらっしゃいますもんね。
田中 「うん(笑)。よく見たらだいたい内容は一緒だから。ちょろっと戦って終わるっていう。本当は1分半で終わりたいくらいだもん」
山根 「飽きちゃうんだよね(笑)」
── 今回のネタの一番の見どころを教えてください。
田中 「やっぱり…山根がやるYOSHIKIさんですね。クオリティー高いですよ。あと、結構セットにこだわってます。今回の出演者の中で一番お金かかってるんじゃないかってくらい」
山根 「いつも僕たちの脇を固めてくれるんですよ」
田中 「やることがしょうもないから、セットは豪華にしてくれてます(笑)。あと、撮り方も特撮っぽいので、特撮ファンの方にもぜひ見てほしい。もちろん紅白を見た方には、思い出しながら見てもらえたらうれしいです。あと、会場のお客さんに向けて初の試みもしますよ」
── 練習期間はどれくらいですか?
田中・山根 「(笑)」
── ?
山根 「しない(笑)」
田中 「練習してない。3回合わせたくらいです。すみません(笑)」
── お二人の息がピッタリなんですね。
田中 「ほら、僕らこういうネタでしょ。できちゃうんですよ」
山根 「毎回やってることだから(笑)。取材も僕たちじゃない方が良いと思いますよ。ちゃんと練習してる芸人さんに聞いてもらった方が…」
── 取材に応じてくださってありがとうございます(笑)。それでは最後に、視聴者の方へメッセージをお願いします。
田中 「今回もすごくこだわった作品に仕上がっているので、ぜひ見てください。番組の構成もこれまでとは変わって部門別で戦うので、おもしろい対決が見られると思うので、注目してください」
山根 「旬のものを取り扱うのがTake2さんからアンガールズになったというのを、しっかり見ていただけたらと思います」
リハーサルと本番の合間を縫っての取材にもかかわらず、終始まったりとお話ししてくださったお二人。田中さんも見どころに挙げていましたが、今回の特撮風の撮り方にはきっと驚くはず! もちろんYOSHIKIさんとモスラのものまねもお楽しみに。もはやお決まりの(!?)、客席に攻撃を仕掛ける一幕もありますよ。アンガールズのお二人による、いま最も旬なネタが堪能できる「ものまねグランプリ」は5月16日オンエアです。
【番組情報】
「ものまねグランプリ 春の部門別チャンピオン決定戦SP」
日本テレビ系
5月16日 火曜 午後7:56~10:54
取材・文/宮下毬菜
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