貫地谷しほり主演「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」がスタート。主要人物を予習しよう!2020/07/17
7月17日スタートの連続ドラマ「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」(NHK総合ほか)。本作では、昨今増え続けるクレーマー患者たちに悩む医師・真野千晶を貫地谷しほりさんが演じます。先輩医師の浜口陽子(内田有紀)や、同僚医師の金田直樹(浅香航大)らと共に患者たちと真摯(しんし)に向き合い、人と人との絆を見つけ出していく感涙のハートフルドラマです。初回放送を前に、ドラマを彩る個性豊かなキャラクターを紹介します。
①大学病院を辞め、民間総合病院に入職した内科医・真野千晶
千晶は「患者を大事にする」と評判だった佐々井記念病院に入職。しかし、内情は評判とは少し違い、「患者様第一主義」「患者獲得競争」に振り回され、“3分診療”に納得がいかずジレンマを抱えます。待ち時間は長いのに、診察はあっという間に終わってしまう…そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。医療界の現実を知ると、短い時間で病状を伝えるのは難しいですし、自分もモンスター・ペイシェントになっていないのか不安になってしまいます。でも、千晶は聴診や触診から病人特有の気配を感じ取ることに長けており、医師としての第六感的な直観力に優れているのです! そんな千晶が、患者一人一人に対して、どのような診察をするのか注目です。
②千晶の先輩内科医・浜口陽子
佐々井記念病院では勤続4年となる陽子。いつも明るくサバサバした性格が特徴で、患者に振り回されがちな千晶に的確なアドバイスをするなど、頼れる存在です。頼れる先輩が身近にいると、仕事の苦難も乗り越えられる気がします! しかし、陽子は5年前に勤めていた青森の病院で、患者が死亡するという医療事故を起こしており、遺族から訴えられています。医療訴訟では、7、8割の確率で医師が勝訴するといわれているそうですが、モンスター・ペイシェントがテーマなだけに、裁判の結末も気になるところです。
③千晶を悩ますモンスター患者・座間敦司
ある日突然、千晶の前に現れる“最凶”モンスター・ペイシェントである座間(田中哲司)。診察に来るたび、千晶を困らせ、エスカレートしていく要求で、恐怖のどん底に陥れます。なぜか千晶のプライベート情報を知っていて、気味の悪い存在。医師と患者の関係なのに、プライベートが把握されているって怖くないですか!? 記者なら、恐ろしくてすぐ周りに助けを求めてしまいますが、「患者様第一主義」の佐々井記念病院では難しいのでしょうか…。そんな怪しい要素たっぷりな座間ですが、実は脳梗塞の後遺症で寝たきりの母親と2人暮らし。介護疲れが原因でクレーマーになっているのだとしたら、少しかわいそうに思えてきます…。
④千晶の同僚医師・金田直樹
研修医の期間を終え、佐々井記念病院に勤務している直樹、通称・カネゴン。「患者様第一主義」という病院の方針に対して「クレーマーみたいなやつらも患者様かよ」と平気な様子で反論! 少々口が悪く言いたいことをズバズバ言うので、千晶の思いを代弁しているようにも思えてスッキリします。“カネゴン”という愛称がとても親しみやすく、千晶、陽子との3人のチームワークが楽しみです。
今回は、主要キャスト4人を紹介しましたが、皆さんはどの人物が気になりましたか?
さて、第1話のサブタイトルは「夫婦の絆」です。がんの疑いがある患者・典子(宮崎美子)が、夫・宏明(佐野史郎)と共に来院。宏明は千晶に対して、何かとクレームをつけてきます。そんな夫に対して典子は気をもみますが、何も言えず…。千晶は医師でもある父・徹(伊武雅刀)や母・祐子(朝加真由美)の助言を得て、典子に寄り添います。怪しげな患者・座間がどこで登場するのか、記者も視聴者の皆さんと一緒にドキドキしながら見たいと思います!
【番組情報】
「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」
7月17日スタート
NHK総合
金曜 午後10:00~10:45(再放送は、火曜 深夜1:20~2:05)
NHK BS4K
水曜 午後11:15~深夜0:00(再放送は、金曜 午後10:00~10:45)
NHK担当 M・I
関連リンク
この記事をシェアする