バカリズム原案「住住」がゆるくて斬新！　二階堂ふみ＆若林正恭と共に繰り出す“住住ワールド”に忍び込もう！2017/03/09

　バカリズムさん原案の新しくてリアルな“シットコム”ドラマ「住住（すむすむ）」（日本テレビ）。バカリズムさん、二階堂ふみさん、オードリー・若林正恭さんが同じマンションの同じ階に住んでおり、3人が互いの部屋を行き来する中で起こる、たわいもない日常を描く作品です。

　3月28日に最終回を迎えてしまう本作。ここでは「住住」をさらに楽しむためのポイントをおさらい！　「住住」ワールドの住人となるべく、TVガイド的“ガイドブック”を用意しました。これを読めばあなたもこのマンションの6階に部屋を借りたくなること間違いなし。

【#住住みどころ1　#台本はあるの？】

　3人が本人役を演じ、3人以外の人物はほぼ登場しない本作。3人の部屋では「若林さんの性癖を知ってしまった2人が、なぜだか自分の性癖も告白する」「若林さんの部屋にある冷蔵庫の振動の音が気になり、何かかませる物を探し始める」「バカリズムさんがかたくなに寝室を見せないことが気にかかり、どうにか寝室に入ろうとする」…といった光景が繰り広げられており、ゆる～い日常の一コマをのぞき見している気分になります。

　そんなナチュラルなせりふや演技を繰り出す3人ですが、「演技なの？　素なの？　台本はあるの？」と気になっている人も多いはず。はい、台本は存在します！　本作はご覧の通り、ワンシーンが長いことが特徴的で、30分間のドラマにもかかわらず、たった七つしかシーンがないことも。

【#住住みどころ2　#ゆるさと斬新さの融合】

　回想シーンの描き方が秀逸だった第6話。若林さんの部屋で自分の財布がないことに気付いたバカリズムさんが1時間前を回想していると、二階堂さんもニット帽をなくしたことを思い出し、そのまま2日前の回想シーンへ…。といった具合に、回想に回想を重ねたことにより本来の回想の目的を見失うという、バカリズムさんの真骨頂ともいえる構成でした。回想シーンはまるでウェブのブラウザのように表示された斬新さもお見事。ちなみにこの第6話の台本は、なんと19ものシーンによって構成されていました。

【#住住みどころ3　#二階堂ふみさんの私服がカワイイ！】

　スタイリストをつけずに、私服で撮影に臨んでいるという二階堂さん。モデルの経験もあり、ファッション誌では引っ張りだこの彼女の私服を堪能できるのも魅力。演じるキャラクターも含めて「個性派」「猟奇的」といったイメージで語られることの多い二階堂さんですが、自然体で等身大な部分や、柔らかい笑顔ではしゃぐ姿を見ることができるのも楽しみの一つ。

　第7話で披露したツインテールは「カワイイ!!」と話題に！　3月14日放送の第8話では、第7話とは違ったブラックのトップスを着用しています。私服のほかにも、二階堂さんの部屋のシーンでインテリアに注目してみるのも楽しいかもしれません。