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平野ノラが「ものまねグランプリ」初参戦 「私から新しくバブルを作る。振り返るのではなく塗り替える」と堂々宣言!2016/11/29

平野ノラが「ものまねグランプリ」初参戦 「私から新しくバブルを作る。振り返るのではなく塗り替える」と堂々宣言!

 ものまね界の「今年の顔」がついに決定! 12月6日放送「ものまねグランプリ~ザ・トーナメント~」(日本テレビ系)では、厳しい予選を勝ち抜いた芸人たちが頂点を目指し、トーナメント形式で熱いバトルを展開します。昨年は横澤夏子さんが初参戦で初優勝という快挙を成し遂げましたが、今回初参戦するのは平野ノラさん。バブル時代と呼ばれた1980年代後半から90年代初期にかけて流行したフレーズをネタにして人気急上昇中のノラさんに、「ものまねグランプリ」に懸ける意気込みについて語っていただきました。最後には思わぬ方向に話が進み…!?

平野ノラが「ものまねグランプリ」初参戦 「私から新しくバブルを作る。振り返るのではなく塗り替える」と堂々宣言!

── 「ものまねグランプリ」初参戦ですが、今回のネタの見どころをお聞かせください。

「ほんっっっとにいつもより豪華に、バブリーな感じになっていますね。私一人ではなくて、強力な仲間3人を引き連れているんです(注1)。ものまね史に残る戦いになると思っています」

(注1)小石田純一さん、きくりんさん、いしいそうたろうさんと共に4名で「美容室で働くバブル女子」と題したネタを披露。

── トーナメント形式での対戦となりますが…。

「敵は誰が来ても何の問題もないですね。自信はあります。こちらは、生きざまがものまねですから。歩くものまねと言っても過言ではないと思っています。相手が誰だろうが、何の心配もないですね」

── 今回披露されるネタは3人の仲間と共に、より豪華にということですが、視聴者の方にはどのようなところを見てほしいですか?

「とても個性の強いピン芸人の集まりになっているので、『コラボできるんだぞ!』っていうところを見てほしいですね。『それぞれ我が強いけど、集まったらひとつの大作になるんだぞ!』という気持ちです。表情、動き、顔、とにかくまばたきひとつ許されないぞ、まっすぐ見ときなさい。私だけ見とけ!! あっ、“私だけ”じゃないですね、我が出ちゃった(笑)。4人から目をそらすな、という感じですね」

── 強い我を感じました(笑)。ピンの時とはネタの作り方は違いますか?

「相手のことを考えている、という点で違いますね。ネタをやるのも相手とのキャッチボールなので、“自分が自分が”というよりは、チームとしてうまくいくかどうかをみんなで考えています」

── ちなみに衣装はいつもよりグレードアップしているのでしょうか?

「(即答で)この4人に関しては、いつもと、同じです」

──(笑)。そこはいつもより豪華に、というわけではないのですね。

「(畳みかけるように)メイク、衣装はいつもと同じです。自分でやります。全て自前です。一番自分が輝くやり方をそれぞれが分かっているので、いつもと同じで挑みます」

平野ノラが「ものまねグランプリ」初参戦 「私から新しくバブルを作る。振り返るのではなく塗り替える」と堂々宣言!
平野ノラが「ものまねグランプリ」初参戦 「私から新しくバブルを作る。振り返るのではなく塗り替える」と堂々宣言!

── ノラさんは、バブル時代を知らない人から過去に経験した人まで、いろんな世代の人が楽しめるようにネタを作っていると思うのですが、ネタ作りの際や演じる際に意識していることはありますか?

「世代問わず、まず見た目で笑っていただけると思うんですね。バブル当時にはやったフレーズを知らなくても、ダイナミックな動きや表情で笑ってくれる若い方が最近増えているのがうれしいです。当時を知っている方には懐かしんでもらって、知らない方には『こんな生き物がいるのか!』と、新しいものを見る感覚で見ていただきたいですね。“ネオバブル”と私は呼んでいるんですけども」

── ネ、ネオバブル…。どういう意味なのでしょうか?

「私から新しくバブルを作る。振り返るのではなく塗り替える。さらにパワーアップさせる、という意味です。私の使命ですね」

──(圧倒され)…ありがとうございます。ノラさんのブログで、3歳のお子さんからもファンレターが届いているという記事を拝見しました。幅広い世代の方から支持されているのだなと感じるのですが、ポーズや動きなど、参考にしているものはありますか?

「参考というより、私は演じるうえで“とにかく自分が世界で一番ゲロマブイイ女”と思っているんです。そうなると、たとえば自然と髪をかき上げるしぐさが出てきますので、それをテレビとなると過剰にやる、という、ただそれだけですね(髪をかき上げる実演)。イイ女であれば、意識せずとも、誰を見ずとも、自然に内から湧き上がってくるものだと思っています」

── 先ほど“ネオバブル”という言葉もおっしゃっていましたが、ノラさんから見た「バブル世代の魅力」とはどのようなところだと思いますか?

「バブルの時代って私が小学生の時だったんですけど、小学生ながらに感じたのは、イキイキしていて、ノリノリのイケイケで、とにかく活気があったんですよ。(お金を)使う時は使う、遊ぶ時は遊ぶ、仕事する時は仕事するっていう。あとは、当時女子大生のお姉さんたちが男性に大事にされていたなと思います。近所に女子大生のお姉さんが住んでいたんですけど、アッシーが迎えに来て、いつもきらびやかで、大事にされていて…。『私も絶対、あんな風になるんだろうな』と憧れを抱いて、子どもながらに未来にワクワクしていました」

── バブル世代のメイクや服装で参考にしている方はいらっしゃいますか?

「昔のドラマや雑誌を見たりしますね。当時は賀来千香子さんが表紙モデルのころの『JJ』を読んでいました。女優さんだと、浅野ゆう子さん、浅野温子さんは素晴らしいですし、あとは千堂あきほさんのソバージュヘアの感じも素晴らしいですよね。同じように見えても、皆さんそれぞれ違うんですよ!」

──(圧倒され)…同じじゃないんですね。

「女って同じじゃないんですよ!!」

── すみません(笑)。最後に、恐縮ながら私、ゆとり世代なんですけども、ノラさんからゆとり世代に向けて一言いただけないでしょうか。

「分かりました。(一呼吸おいて)今、あなたが立っているその場が、お立ち台。いい?」

── …? はい…。

「ということはですよ。自分の思うように、そのまま、舞いなさい」

──(圧倒され)…はい。

「あれ? いつもビシッとキマるんですけど」

── すみません。ノラさんのお言葉、刺さりました。

「あれ? 本当に刺さりました? ゆとり世代、大丈夫ですか? もう、恥かいたわ!!」

── すみません(笑)。

「いい? あなたが主人公ですからね。舞ってください。あなた、ゲロマブイイ女だから」

── ありがとうございます!!

そう言葉を残し、さっそうと駆け抜けていった平野ノラさん。どんなネタを披露してくれるかは、12月6日(火)のオンエアをお楽しみに! 内面からあふれ出る“ゲロマブイイ女”っぷりに期待が高まります。そして最後に、ゆとり世代の皆さん、今すぐ舞いましょう。そうすることで、よりいっそう輝ける自分になれるはずです。

【番組情報】

「ものまねグランプリ~ザ・トーナメント~」
日本テレビ系
12月6日 火曜 午後7:56~10:54

取材・文/宮下毬菜



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