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人気兄弟漫才コンビ・ミキが「ものまねグランプリ」に殴り込み! 兄・昴生が「70点くらい」と評する亜生のものまねの全貌とは!?2017/05/10

●大阪のお客さんはホンマ厳しくて、『さあ、笑かしてくれ』っていう雰囲気を醸し出してるんです

──「ものまねグランプリ」では2017年の注目芸人として紹介されますね。2017年も4カ月ほど経ち、テレビへの出演も増えてきていらっしゃいますが、今の手応えはいかがですか?

昴生 「僕ら大阪のちっちゃいところでずっとやってたんで、全国放送のテレビとなるとまだまだ委縮しちゃいます。戸惑ってますね。こうしてテレビに出るのも難しくて、2~3年前までは関西でも全然なかったんで、本当にうれしいです」

亜生 「一緒にやってきた劇場の仲間からは、『お前らが全国出るようになったか!』って言われますね。僕らもよく分かってないんです。最近やと1日の間に何カ所も移動してお仕事させてもらうことがあって、僕ら文句言いなんで『なんでこんな移動せなあかんねん!』とか言うんですよ。でも、二人とも内心ものすごくうれしくて、ニタニタしてます(笑)。『また移動か~(にやにや)』みたいな(笑)」

── 最近ライブで訪れて印象的だった場所はありますか?

昴生 「初めて行く場所が多いのでどこも印象深いですね。この前は、初めて宮崎県に行かせてもらいました。北海道から沖縄まで、北から南まで行かせてもらって、ホントありがたいです。僕、沖縄大好きなんですよ!」

亜生 「“兄が羽伸ばしてる”と(メモをとるしぐさで)」

昴生 「伸ばしてないわ!(笑) 沖縄は、吉本の劇場があるんで1カ月に1回くらい行かせてもらっていて」

亜生 「(ニコニコしながら)“兄、沖縄で羽伸ばしがち”と(笑)」

── 記事の見出し、これにしましょうか(笑)。

昴生 「やめてやめて! 家族とかも見るんですよ!(笑)」

── 地方のお客さんは、ホームの大阪のお客さんとは反応が違いますか?

昴生 「(即答で)全っ然違いますね。大阪だけが独特です。大阪以外の方は、迎え入れてくれてあったかいんですよ。大阪のお客さんはホンマ厳しくて、『さあ、笑かしてくれ』っていう雰囲気を醸し出してるんです」

亜生 「(椅子にのけぞって)こうやって見てるもんな」

昴生 「僕ら、漫才の掴みで『あーせい、こーせい』って言った後、間を空けてから話し始めるんですけど、こないだその間で大阪のお客さんに『どうしてくれんねん、この空気!』ってツッコまれたんですよ。舞台上で走るネタの時には、『本気で走れ!』って怒鳴られたり(笑)。東京や地方のお客さんは、めっちゃ優しいし、よく笑ってくれるし、もう大好きです」

亜生 「(満面の笑みで)“兄、沖縄で羽伸ばしがち。大阪キライ”」

昴生 「キライゆうてないから! ほんまやめてくださいよ~(笑)」

── それでは最後に、「ものまねグランプリ」への意気込みをお願いします。

亜生 「(即答で)優勝! MVP!! 『若手男性芸人部門』を飛び越えて、打倒コロッケさん!! 目標はでっかく!」

昴生 「僕は…こうしてものまね番組に出させていただく機会がないので、漫才だけでなく、ものまねも頑張ってるんだぞってところをお見せできたら…」

── 亜生さんに比べると弱気に聞こえてしまうのですが…。

亜生 「弱気すぎる。もっとガッといけ! 僕みたいに強気でいけ!」

昴生 「これで全国の皆さんに知ってもらえるように…(小声)」

亜生 「打倒誰や?」

昴生 「(取材中、横を通りかかったゆりやんレトリィバァさんを見て)ゆりやんには勝ちたいです(笑)」

 同じ事務所で、大阪でも一緒に頑張ってきたというゆりやんレトリィバァさんの名をライバルに挙げた昴生さんは、4月に誕生日を迎えたばかり。31歳初のテレビ収録がこの「ものまねグランプリ」だったということで、亜生さんは「“31歳なりたての新しい兄が目白押し!” これでいきましょ!」とここでも見出しの案を考えてくださいました(笑)。これから出演常連確実なミキさんの、初ものまねが見られる「ものまねグランプリ」は5月16日オンエアです。二人の奮闘する姿をお見逃しなく!

文/宮下毬菜

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