「君の花になる~Let’s 8LOOM LIVE TOUR~7人の軌跡」発売記念! 8LOOMの綱啓永&森愁斗&山下幸輝の座談会――今語られる7人の軌跡と絆2023/05/19
2022年10月クール放送の連続ドラマ「君の花になる」(TBS系)から生まれた7人組ボーイズグループ・8LOOM(ブルーム)。期間限定のグループとして実際にデビューを果たし、「君花」旋風を巻き起こした彼らのBlu-ray & DVD「君の花になる~Let’s 8LOOM LIVE TOUR~7人の軌跡」が5月12日に発売されました。発売を記念し、メンバーを代表して、綱啓永、森愁斗、山下幸輝の3人に話を伺いました。
――8LOOMのライブ映像をあらためてご覧になっていかがでしたか?
森 「記憶が鮮明によみがえりました。8LOOMとしての活動を終えて、今、自分自身と向き合って仕事をしている中で、あの時のことを忘れていたわけではないけど、『こんなことやったな』とか『すごい頑張ったよな』って、あらためて思いました」
――Blu-ray & DVDには、東京・恵比寿リキッドルーム(22年11月2日)、東京ガーデンシアター(22年12月3・4日)でのライブのほかに、Paraviで配信された「君の花になるまでの365日」の未公開映像付き完全版が収録されています。配信当時はご覧になっていましたか?
森 「見てたよね?」
山下 「うん。見てた」
綱 「普通に楽しく見てました。唯一、自分たちの成長を客観視できるコンテンツだったので、『成長してるな、この子たち』って(笑)。リアルタイムの配信ではないから、僕らにとっては少し前の出来事じゃないですか? だから、『この時期、これ練習してたな』『なっちぃ(懐かしい)な〜』って思いながら」
山下 「そうそう、ちょっとタイムラグがあったからね」
綱 「歌もダンスもお芝居も、毎日必死に食らいついて練習していたから、その時に配信されている映像より、今の自分の方が確実に成長してると思えたのがよかった。『大丈夫、ちゃんと成長してる』『だからもっと頑張ろう』みたいな。モチベーションの一つになってました」
――最初と最後の方では、メンバーの顔つきが全然違うのが印象的でした。
山下 「僕もそう思います! さっきもちょっと映像を見てたんですけど、最後の方、すごく顔が変わったなって」
森 「もっと言うと、今の顔とも全然違うよね。たぶんそれは、日々みんなが努力して、前に向かってるからだと思うんですけど」
綱 「うん。顔つきが変わるってことは、本当に何かに集中して頑張ってるってことだからね。だから、半年後にはまたさらに変わってると思う」
――その変化というのは、自分たちから見ても“イケてる”感じですか?
綱 「そりゃもうイケてる感じっすよ!(笑)。男になった、大人になった、カッコよくなった――いろんな言い方がありますけど、何か、しっかり前を見ている感じがしますね。そういう自信みたいなものって、やっぱり、努力したからこそ生まれるものだし。すごくみんな、いい意味で変わってきたし、これからも変わり続けていくんだろうなと思います」
山下 「僕自身のことで言うと、めっちゃしゃべるようになりました。最初のうちは、こういった取材の場でも、『みんながしゃべってくれるから大丈夫だろう』っていう安心感とか甘えがあったんです。ここで行くか、行くまいか、みたいなところで葛藤していた部分が多かったんですけど、今は迷わずパッとしゃべれるようになりました」
――それは何かきっかけがあったのですか?
山下 「きっかけはやっぱり『君花』です。せりふをいっぱいしゃべって、劇中でも、リアルでも、たくさん取材を受けて…。そういう経験を積み重ねていく中で、自然と言葉が出てくるようになりました」
――8LOOMがグループとして固まってきたなという実感は、いつ頃生まれましたか?
森 「お芝居を通してもそうだし、レッスンとか、ライブとか、たわいもない休憩時間とか。みんなでいろんなことを経験していく中で、常に感じていました。最初はちょっとずつ距離が縮んでいって、『ああ、前よりちょっと仲良くなれたかも』ってうれしくなって。そこからまたもうちょっと時間が経つと、あの時よりもっと仲良くなってる。その繰り返しでここまで来た感じ。とにかくずっと一緒に居たし、仕事以外でも一緒に遊んだり、ごはん食べに行ったり。みんなで過ごした時間のすべてがきっかけになって、仲良くなっていったなっていうふうに思います」
綱 「そうですね。今、愁斗が言った通り、『なんかこの前より仲良くなってるよね』っていう感覚は常にありました。でも、それが一番最大値に近づいたのは、たぶん、東京ガーデンシアターのライブあたりじゃないかと。あの大きな舞台で、たくさんのお客さんの前でライブをするために、めちゃめちゃみんなで頑張って、あの3日間のライブを一緒に乗り越えたっていうのが、たぶん僕らの中で一番大きかったんじゃないかなと思います」
――ステージに立った時、どんな風景が見えましたか?
綱 「花火みたいでした。(高橋)文哉がよく言ってた『派手に打ち上げて、はかなく散ろう』っていう言葉そのまんまの景色が目の前に広がっていて、本当に奇麗でした」
――期間限定グループということで、最初から終わりが決まっている中での活動というのは、皆さんにとってどんなものだったのでしょうか?
山下 「あまりそのことは考えていなかったです。終わりが近づくことが悲しいからとかじゃなくて、最初からあまり考えないようにしていました。ただただ、この作品をいいものにしたいっていう、ただそれだけ。それはたぶん、みんな一緒だと思います」
森 「ダンスレッスンが始まってからほとんど毎日一緒にいるっていう状況で、毎日楽しくて、毎日刺激もらいまくりで、“解散”とか“活動休止”なんてワードは全く出てこなかった。さすがにドラマの収録が終わりに近づくにつれて、『そういえば俺たちってもうすぐ活動終わるんだよね』って話が出るようにはなったけど、だからといって“活動休止=終わり”とは全然思ってなくて。実際、今もこうやってお仕事だったりプライベートでつながれてるし。8LOOMY(ブルーミー/8LOOMのファン)のみんなにも、また違う形でお会いできると思ってるので」
綱 「今もちょいちょい連絡取り合ってるもんね。『NOAのライブどうする?』『いつ行けそう?』とか」
――バックステージの和気あいあいとした雰囲気そのままみたいな感じですか?
綱 「マジでそんな感じです。本当に仲良くて、切り替わるタイミングとか別にないし」
森 「うん、ないね。ホントそのまんま(笑)」
――Blu-ray&DVDを楽しみに待っている8LOOMYにメッセージをお願いします!
綱 「大変お待たせしました! ライブに来てくれた人は、DVDを見ながら、あの時の気持ちを僕たちと一緒に思い出してほしいし、来られなかった人は、新鮮な気持ちでめちゃめちゃ楽しんでください! きっとこれを見たらね、あらためて、8LOOMのこと『好き♡』ってなってくれると思うんですよ」
森 「(かわいい口調で)好き♡」
綱 「お前が言うんかーい(笑)」
森 「うん。好き♡」
綱 「(笑)。でね、その気持ちに応えられるように、僕らはこれからそれぞれの道を突き進んで、輝きまくれるように頑張っていくので。そういう僕らの姿も楽しみにしていただきながら、定期的に見ていただければと」
山下 「リハーサルやステージの袖ではどういう会話をしてるんだろうとか、円陣を組んでる時ってどんな感じなんだろうとか、8LOOMの活動の裏側まで楽しんでいただける内容です。ダンスがカッコいいなーとか、寸劇の時にNOAくん全然セリフ覚えてないなーとか、いろんな楽しみ方ができると思うので、じっくり楽しんでください(笑)」
森 「見どころは人それぞれ…というか、全部です!(笑)」
――では、最後に伺います。皆さんにとって「8LOOM」とは?
森 「ちょっとクサいこと言いますけど、“ダチ”です。何でも話したり、何でも頼ったりできる仲間。仲間が活躍してるのを見たらうれしいし、またどこかで共演できたらうれしいし。そういう関係になれたことが最高にうれしい。これからも友達としてたくさん寄り添ったり、寄り添ってもらいながら、お互いに切磋琢磨(せっさたくま)していけるような関係でいたいと思います」
綱 「仲間であり、ファミリー。みんなの活躍を見ると、僕はすごいうれしいんですよ。例えば、知り合いくらいの関係値の人が活躍してるのを見ると、悔しくなったり、『この役、やりたかったな』とか思っちゃう。だけど、8LOOMのメンバーの活躍を見ると、ただただうれしい。みんなの活躍を見て、自分も頑張ろうって思える。そこまでの関係になれたってことは、もう僕らは完全にファミリーだと思うんです」
山下 「僕たち一人一人が花だとしたら、8LOOMは植木鉢。右も左も分からない中で、必死に学んで、栄養を蓄えた土みたいな感じ。これから僕たちが頑張っていく上での土壌というか、地盤のようなものができたかなって思っています」
【プロフィール】
綱啓永(つな けいと)
1998年12月24日生まれ。千葉県出身。O型。2017年に「第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリに輝き、翌年にドラマ「文学処女」(MBS)でデビュー。主な出演作は「君の花になる」(TBS系)、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(テレビ朝日系)、「-50kgのシンデレラ」(Paravi)、「バツイチがモテるなんて聞いてません」(MBS)など。現在、「明日、私は誰かのカノジョ シーズン2」(MBS・TBS)に出演中。
森愁斗(もり しゅうと/SHOOT)
2002年9月18日生まれ。東京都出身。O型。21年5月、ダンス&ボーカルユニット・BUDDiiSのメンバーとしてデビューし、22年には「君の花になる」(TBS系)でドラマデビューを果たす。現在「よるのブランチ」(TBS系)に準レギュラー出演中。5月27日に開催される「TGC teen ICHINOSEKI 2023」に出演予定。
山下幸輝(やました こうき)
2001年11月7日生まれ。大阪府出身。B型。20年に行われた「第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のファイナリスト。翌年「絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男2」(CSテレ朝チャンネル1)に出演し、俳優デビュー。「君の花になる」(TBS系)にて初の連続ドラマレギュラー出演、本格的に俳優活動をスタート。現在「ガチ恋粘着獣」(ABCテレビ・テレビ朝日)にレギュラー出演中。
【作品情報】
「君の花になる~ Let’s 8LOOM LIVE TOUR 7 人の軌跡」
発売中
Blu-ray 9,800円(税込/4枚組)
DVD 9,800円(税込/4枚組)
2022年10月期に放送された本田翼主演の連続ドラマ「君の花になる」(TBS系)から生まれた期間限定のボーイズグループ・8LOOM(ブルーム)。初のライブハウスツアー「君の花になる“Let’s 8LOOM” TOUR ~FIRST and LAST~」の東京・恵比寿リキッドルームでの公演(22年11月2日)と、東京ガーデンシアターで行われた最終公演「君の花になる“Let’s 8LOOM” TOUR ~THE FINAL~」(22年12月4日)のライブの模様を収録。さらに、オーディションからドラマの放送までの1年間に迫ったParavi限定の密着&応援コンテンツ「君の花になるまでの365日 未公開映像付き完全版」や、MV(ミュージックビデオ)、MVメーキングも届ける。
製作著作・発売元:TBS 発売協力:TBSグロウディア 販売元:TCエンタテインメント
【プレゼント】
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【締切】2023年6月16日(金)正午
【注意事項】
※ご当選者さまの住所、転居先不明・長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
※当選で獲得された権利・賞品を第三者へ譲渡、または換金することはできません。
※賞品をオークションに出品する等の転売行為は禁止致します。また転売を目的としたご応募もご遠慮ください。これらの行為(転売を試みる行為を含みます)が発覚した場合、当選を取り消させていただくことがございます。賞品の転売により何らかのトラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いませんので、予めご了承ください。
※抽選、抽選結果に関するお問い合わせにはお答えできませんので予めご了承ください。
取材/TVガイドweb編集部・オカムラユリ 文/オカムラユリ 撮影/蓮尾美智子
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