「麒麟がくる」鉄砲鍛冶役の玉置玲央が初共演の長谷川博己に感じたこととは?2020/02/15
2月9日放送(第4回)の大河ドラマ「麒麟が来る」(NHK総合ほか)で、斎藤道三(本木雅弘)の命を受けて、尾張に潜入した明智光秀(長谷川博己)。その帰り道、織田家の家臣と斬り合いになり、追い詰められた光秀を救ったのは謎の石つぶて。そこにはどうやら菊丸(岡村隆史)が絡んでいるように見えましたが、真相はどうなのでしょうね。そして2月16日・第5回では、鉄砲の作り方や将軍家が鉄砲を大量に必要としている理由を探るべく、光秀は京へ。腕利きの鉄砲鍛冶・伊平次(玉置玲央)を捜しに、本能寺へと向かうのです。
そもそも、光秀がなぜ京で伊平次を捜すのかというと、彼は美濃出身の鉄砲鍛冶だから。同郷だから聞きやすいということなのでしょうか。元々は関で刀鍛冶の修業を積んでいた伊平次ですが、酒癖の悪さからどの鍛冶屋でも長続きせず、近江・ 国友村へと流れていきます。その国友村で鉄砲作りの腕を買われ、京に移ったというわけです。今回は伊平次を演じる玉置玲央さんのコメントをお届けします!
──実は、大河ドラマ「真田丸」にも出演されていた玉置さん。今回2作目となる「麒麟がくる」にご出演されていかがでしょうか?
「前回の『真田丸』では、明智光秀の謀反によりその生涯を終えることになる織田家の子ども・織田信忠役での出演でした。それが今回、明智光秀に結果的に力を貸すことになる鉄砲鍛冶・伊平次という役での出演で、大河ドラマのさまざまな作品に出演する面白さについて、身をもって感じています。今回のようなゲスト出演という形でも、作り手の皆さまがその役を非常に大切に扱ってくださっているお陰で強く印象に残るようになっていて、それにきちんと応えられるように努めました」
──長谷川さんや吉田鋼太郎さんとご共演されてのご感想をお聞かせください。
「お二人とも以前から面識がありましたし、鋼太郎さんは舞台と『真田丸』でも共演していたので非常に感慨深かったです。長谷川さんとは初めての共演でしたが、作品を背負う強い背中とでもいうのでしょうか、現場でのいでたちの力強さと、それでいて時に柔和な演技の振れ幅にただただ圧倒されていました。こちらからの勝手な思いではありますが、撮影を安心して、しかも楽しんで乗り切れたのは、心底信頼している両氏の存在があったからでした」
光秀は伊平次を捜し、鉄砲について聞き出せるのか。「真田丸」では光秀の謀反により命を落とした織田信忠に扮したというのも、なかなか面白い縁ですよね。玉置さんが酒癖の悪い伊平次をどんなふうに演じるのか、注目です!
【番組情報】
大河ドラマ「麒麟がくる」
NHK総合 日曜 午後8:00~8:45ほか
NHK BS4K 日曜 午前9:00~9:45ほか
NHK BSプレミアム 日曜 午後6:00~6:45
NHK担当 K・H
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