南野陽子がいま夢中の推し活とは――「推しといつまでも」第2回“推しゲスト”に登場!2023/04/21
推し(ほかの人に薦めたいと思うほど気に入っている人物)に熱い思いや感謝の気持ちを伝えるきっかけの場を提供する、TBS系にて放送中の「推しといつまでも」(月曜午後10:00=MBS制作)。
推しへの感謝をテーマに、ある芸能人を“推している人”の自宅にその“推し本人”がやって来るメイン企画「推しが我が家にやってくる!」では、推しを迎えるファンの準備期間から、推しがファンの家にやって来るまでをスタッフが密着。今までありそうでなかった“歓迎型ロケバラエティー”として、推しへの熱い思い・感謝をキーワードにさまざまな企画を展開します。
そんな番組の第2回(4月24日放送)でおもてなしを受ける南野陽子さんに、推しや番組の見どころなどについてお話を伺いました。
――推してくれる人におもてなしを受ける番組と聞いて、最初はどのような印象を持ちましたか。
「グッズをたくさん持っている自慢みたいになっていたら少し苦手だなと最初はマイナスに考えていたのですが、いろいろ気付かされることが多く、すてきな番組でした」
――ファンの方のおうちでおもてなしを受けていかがでした?
「準備期間が短い中、いろいろなおもてなしを考えてくださったのがうれしかったです。同世代の方かと思ったら、私がデビューをした頃にはまだ生まれていない女性の方だったので驚きと感動でいっぱいです」
――南野さんの楽曲を、3世代で一緒に歌った時は感動的でしたね。
「私もうるっときてしまいました。自分が高校生の時に歌った曲を、娘から孫まで3世代の人が歌ってくれる姿なんて当時は想像もしていなかったです。デビューしてから長年がたち数々の思い出があった中で、今回のおもてなしはご褒美みたいな時間をもらえました。こんなに思ってもらえるなんて、自分の今後の身の振り方を考えてしまいます」
――収録を終えてから価値観に変化はありましたか。
「価値観が変わったっていうよりも、一つ増えたという感じです。テレビにしても、写真にしても、ラジオにしても、レンズやマイクの向こうの人をイメージして動いているのですが、小さな子やママが向こうにいるとは思っていなかったので、新たな発見をさせてくれた番組に感謝しています」
――ファンの方から応援されているなと初めて感じたことは覚えていますか。
「学校の帰りに『スケバン刑事』のヨーヨーを持って写真やサインを求められたり、雑誌に載ったり、そういう学生時代だったので、すごいところに来ちゃったと当時は思いました。ロケ先でも、うちわなどの応援グッズを持ったファンの方たちが移動する時についてきて、スタッフの方も『お静かに』と声かけをしているのを見た時に『ああ応援されている』と思ったのは覚えています。親衛隊の大きなコールでの応援、スポーツ少年っぽいファン、内向的な方が一生懸命手紙を書いてくれるなど、ファンにもいろいろなタイプがあり、それぞれ違う思いで応援してくれているのは分かっていましたが、今回はこんなに小さな子がいるママが推してくださるというのは想定外でした」
――逆に南野さんが推しているものはありますか。
「食べることが大好きなので、白いご飯です。お米が好きなら作るところから入ろうと思い、去年から田植えも始めました。もちろん今年も作ります。植えて、除草剤をまいて、刈って…これは推し活ですかね(笑)。とても楽しいです」
――自分で育てたお米の味はいかがですか。
「私が作る京都のお米は賞を取るぐらいのところのものですので、おいしいです。もちろん精米までこだわっているんですよ。使わなくなった田んぼを出さないようにするプロジェクトに参加しています。収穫したお米を皆さんにお配りしたらおいしいと言っていただけました。ゲスの極み乙女・休日課長さん、宗本康兵さん、中孝介さんなどの音楽仲間で米作りを始め、おいしいものができたので、充実した推し活になっています」
――最後に、番組の見どころとメッセージをお願いします。
「人を思うというのはものすごくエネルギーがいるので、素直に気持ちを届けられるということは本当にすてきだなと思いました。好きな人に伝えたい思いを形にするのは誰でもできるけれど簡単ではないですよね。そんな場面が見られるので、視聴した人それぞれ生き方のヒントが見つけられる番組になっていると思います。たくさんの方々に見ていただき、心に響いてもらえたらうれしいです」
【番組情報】
「推しといつまでも」
TBS系
月曜 午後10:00~10:57
TBS/MBS担当 S・Y
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