前田敦子、主演ドラマ「かしましめし」では「食べ過ぎないように（笑）」2023/04/10

　テレビ東京系で放送される「かしましめし」。同級生の死をきっかけに再会した3人の男女が、さまざまなことに悩みながら一緒にご飯を食べて成長していく、孤独“じゃない”グルメドラマです。

　今回TVガイドwebでは、小田千春役の前田敦子さんにお話を伺いました。

――共演の成海璃子さん、塩野瑛久さんの印象をお聞かせください。

「成海璃子ちゃんは、私が映画デビューした作品でご一緒して以来なんです。それ以降もプライベートではお会いしていたのですが、お仕事では本当に久しぶりで。その時は親友になる役だったのですが、今回は元々親友という役なのですごくうれしいです。璃子ちゃんがナカムラ（中村聖子）を演じると聞いて、璃子ちゃんが普段あまりやらないタイプの役だなと思って、そのギャップが新鮮に感じました。塩野さんは本当に初めましての方で…。すごくお奇麗な方だったので、原作の（雨海）英治のイメージにぴったりだなと思いました」

――演じる千春の印象をお聞かせください。

「千春はあまり言葉数が多くないのですが、内心ではさまざまなことを考えている子なので、それを視聴者の皆さまに伝わるようにどうやって表現しようかなと考えました。言葉は少ないですが、3人でご飯を食べたりしているシーンとかでは、自分1人の世界に浸っているわけではなくて…。暗い子ではないんですよね。多分すごく才能があるからこそ、何かにぶつかった時になかなか立ち直れない人なのかなって思っています。私とは真逆の存在だなと思っていて…。だから、演じる時も自分の中から引き出すというよりは、千春に似た方を探して、観察する作業から始めました。ほかには言葉を発する時に、普段よりとてもゆっくり話してみたりしています。あとは、撮影中にたくさんおいしいものが登場するので、食べ過ぎて太らないように気をつけています（笑）」

――今ハマっている料理はありますか？

「自分に作るとなると、鍋ばかりになってしまうんです。野菜もお肉もバランスよく取れていい料理ですよね。今回、千春役として千切りを上手に切れる方法などを教えてもらって、時間があるとやっているんですけど、息抜きになっていいなと思います」

――ドラマの見どころを教えてください。

「おいしいご飯を食べながらおしゃべりするドラマなのですが、料理の準備の最中にも楽しい会話がたくさんあります。日常のどこにでもありそうな自然なシーンが多いので、何げなく見てもらえるような作品になっていたらいいなと思っています」

　お話を伺って、ますますドラマが楽しみになりました。本日4月10日放送の第1話では、同級生の突然の死をきっかけに再会した千春、ナカムラ、英治はなんとなく3人でご飯を食べる関係に。上司のパワハラで心が折れてデザイナーの仕事を辞めたばかりの千春と、社内で付き合っていた婚約者と破談したばかりのナカムラ、同性の恋人とうまくいっていない英治は抱えるものが多く…。この日も「包まないギョーザ」に舌鼓を打ちつつ、千春が2人に提案したのは同居。3人の関係はどうなっていくのでしょうか。ぜひご覧ください！