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さらば・森田×霜降り・せいや、「私のバカせまい史」はカロリーの高い番組。「2本撮りで、2本ともプレゼンしてくれって言われたら……(笑)」2023/04/03

さらば・森田×霜降り・せいや、「私のバカせまい史」はカロリーの高い番組。「2本撮りで、2本ともプレゼンしてくれって言われたら……(笑)」

 バカリズムさんが初のゴールデンプライム帯単独司会を務め、誰も調べたことがないような“せま~い歴史”=“バカせまい史”を紹介する新趣向のバラエティー「私のバカせまい史」(フジテレビ系)が、4月20日よりレギュラー放送される。

 2022年より特番として放送してきたほか、10月には6週連続で放送し大反響を得た同番組のレギュラー放送決定に、研究員として出演するさらば青春の光・森田哲矢さん、霜降り明星・せいやさんはうれしさとドキドキが入り交じっている様子…!?

――レギュラー放送一発目の収録、お疲れさまでした!

森田 「次回も誰かが(プレゼンを)やるということですよね?(笑)」

一同 「あはは」

森田 「俺はもうすでに1個打ち合わせが終わっているやつがあるから、またあの戦場に向かわなければいけないということで…身が引き締まる思いです(笑)」

――若干、息切れされていますか…!?

森田 「そうですよ!(笑)。声も若干、枯れています(笑)。でも、終わった後の安堵(あんど)感というか…せいやのことはニヤニヤしながら見ていました!」

一同 「(笑)」

せいや 「(特番時代)ずっと僕トップバッターやったんですけど、今回は森田さんがトップで。森田さんの後、嫌でしたわ…」

森田 「あ、そう?(笑)」

せいや 「森田さんがニヤニヤして、リラックスしてはったから『いいなあ』と思って!」

森田 「(自分のプレゼンが終わったら)何も考えずガヤだけ飛ばしときゃいいから(笑)」

せいや 「いいっすよね(笑)。本番でも言ったんですけど、この番組は毎回飲みに行きたなるような、すごいいい汗をかく番組なんですよ」

森田 「分かち合いたいよな!」

せいや 「ね!」

森田 「なかなかカロリーの高い番組やなと思います」

――特番時代からパワーアップしたと感じたところはありましたか。

森田 「よくも悪くもクオリティーがまじで変わらない! そのまんまで行くんやなっていう。深夜の頃と一緒のことやってんなっていう感じはあったかなと思いますね」

せいや 「なんか毎回特番みたいな。これ2本撮りとかどうなんのって。今日は1本撮りやったんすけど、2本撮りは想像できないっすね…」

森田 「俺、2本撮りで、2本ともプレゼンしてくれって言われたら、さすがにキレるかも(笑)」

一同 「あはは!」

せいや 「(笑)。でも、(今後)あるかもしれないですよね」

森田 「もしかしたらな。あとは、深夜時代はプレゼンする人以外いなかったけど、今回から見る専門のゲスト(観覧ゲスト)がいることが大きな違いかもしれないですね。おってくれてありがとうみたいなのはあるよね。そっちに逃げ道を作れるというか。『ありました? こういうこと』とか聞いて、(返事が)返ってくる間に、次のことちょっと考えたりするんですよ(笑)。申し訳ないと思いながら」

せいや 「めっちゃ分かる」

森田 「猶予も与えられるからよかったなと」

せいや 「ゲストの方のコメントを聞けるんで、いい意味で、ゆるく広がりましたよね」

森田 「そうね」

せいや 「視野が広がるというか。言っていただけたことに対して、またコメントを言えたりするんで。ゲストがいてくれてよかったですね」

森田 「『あ、確かにその考え方あるよな。あ、じゃあこれもあるよな』とか、話の転がり方がうまいことやってくれるから面白かったですね」

さらば・森田×霜降り・せいや、「私のバカせまい史」はカロリーの高い番組。「2本撮りで、2本ともプレゼンしてくれって言われたら……(笑)」

――今回のご自身のプレゼン&研究結果の見どころをネタバレにならない程度に伺えますでしょうか。

森田 「この番組って歴史を知れるというか。普段そんな深く考えないようなことを『こんなに深掘りしたんですよ!』っていう番組なんですよね。全員のプレゼン、普通に興味を持って見てもらえる題材やなと思います。ぜひ、“ながら見”じゃなく、ぐっと(注視して)見てほしいなと思いますね」

せいや 「僕は、ざっくりしたテーマで言うと、得意なものまねについて研究しました。特番で2回やらしてもらったけど、今回もかなり狭いです」

森田 「せいやさ、ものまね専門なん?(笑)」

せいや 「ものまねもちょっとできますし、得意分野なんですよ! 今回もものまね研究員ということでいろいろ研究したんですけど、切り口が無限にあるなっていう感じがしました。過去の映像とか、やっぱ面白いですよね」

森田 「面白い、うん」

せいや 「フジテレビに残っている映像とか」

森田 「俺ら世代はやっぱたまらんかったな」

せいや 「ね! 僕よりちょっと上の世代は『懐かしい!』、僕世代は『はえ~!』って言う…なんか、どの世代も楽しめるようになっているんで、ぜひ見てください」

――お互いのプレゼンの“ここに注目!”というポイントがあれば教えてください。

森田 「せいやはね、指を鳴らした後が見どころというか。あれが一番、様になっていたところというか(笑)。あのパチンと鳴らした後のせいやが、やっぱ俺は好きです」

せいや 「森田さんはコントを作られているんで、ちょっとコントチックというか。大げさやなっていう」

森田 「あはは!」

せいや 「話がどんどん飛んでいく感じが森田さんの色ですね。なんか、面白いです!」

――過去さまざまなプレゼンターの方が出てきていましたが、プレゼンを見て「ここいいな…!」「ここは負けたくないな!!」と思ったところはありましたか。

森田 「それぞれの色というか…があるんですよね。飯尾(和樹)さんとかを見ると、なんかいい感じで肩の力抜いてやってんな、みたいなんはすごい勉強になるというか」

せいや 「森田さんは気持ちを分かってくれるんで、めっちゃガヤを飛ばしてくれるんですよ!」

一同 「(笑)」

森田 「でも、飛ばしすぎて今日2回ぐらいミスってんの(笑)。『あ、せいや、ごめん』っていう瞬間が2回ぐらいありました(笑)。多分、オンエア上はうまいことやってくれていると思うんですけど、そういうこともあるよなっていう」

せいや 「今日、バカリさん(バカリズム)が最後に言ってたんですけど、この番組ね、みんなのこと好きになるんですよ! (森田に向かって)分かりますよね!?」

森田 「分かる!」

せいや 「なんやろな…大会勝ち上がったみたいな…絆が芽生えるんですよね。競うというよりは、みんなでいいぞ!いいぞ!みたいな」

森田 「全員がたたえ合う感じ」

さらば・森田×霜降り・せいや、「私のバカせまい史」はカロリーの高い番組。「2本撮りで、2本ともプレゼンしてくれって言われたら……(笑)」

――この番組はプレゼンの準備がとても大変だと伺いました。

森田 「まず、打ち合わせをこんなにやる番組ないです。大体1回なんですよ、普通の番組は。番組によっては、ディレクターが来て、40、50秒くらいしゃべって終わりみたいな」

せいや 「そうですね」

森田 「(この番組は)まず、がっつり2時間ぐらいやって。で、もう1回、2時間ぐらいやって…みたいなのが3回ぐらいあるかなっていう感じで。『こうしましょうか』とか、『やっぱあれ抜きましょうか』とかが結構あるなっていう感じの段取りですね」

せいや 「普通のお笑いの現場って、結構、瞬発力でやってしまえ!みたいなところもあるんですけど、これはちゃんと準備して、楽屋で『やっぱりこうやって、こうやって…』と打ち合わせをする。自分が進行をミスってしまうと終わりなんで。何よりもスタッフさんが膨大な時間かけて調べてくれているので、ブレッシャーが半端ない。僕らが現場で失敗したらとんでもない…このスタッフさんの労力が無駄なるっていうのが、多分緊張感に変わっている気がします」

森田 「ずっとね、プレゼンしてる脇にね、大量のスタッフが(笑)」

せいや 「子犬のような顔して(笑)。頼む!って」

森田 「俺はこの人たちを背負っているんだっていう(笑)」

せいや 「それは緊張しますし…」

森田 「しびれる現場ではありますね」

――打ち合わせの時に、皆さんから「こういうふうにしたらどうだ」という提案をしたりは…?

森田 「『これ調べてもらえないですか』とか、『これをやるんなら、これ調べてもらえないですか』『これ軸でいった方がいいっすかね』…僕で言うと、ひも付けたいやつを調べてもらうとかですかね。この年にワールドカップがあったとか」

せいや 「最終の打ち合わせでプレゼンで触れたらおもろいようなことが出てきた時に、急きょオンエアで差し込みですけど、本番で言いますねとか。ギリギリまで…間に合っていないぐらい、ギリギリまでやったりしますね」

――これから研究員として参加されると、結構な頻度でプレゼンの機会が回ってくるのかなと思うのですが…。

森田 「スタッフさんが持ってきてくれるネタとか、自分が気になったやつとかもありますけど、これから俺らも生活していく上で、もっと細かく見とかなあかんなと。狭く見とかないとダメなんだなと思いますよね」

せいや 「ですね。ほんまネタみたいに、メモ帳にまず『私のバカせまい史』の欄作りましたもん」

森田 「確かになー! 作らなあかんかもなー!」

せいや 「なんかあるたびに、テレビ見ながらでもメモるでしょうね。研究員になったんで。(今回の)収録終わりで、森田さんのところにも僕のところにもすぐにスタッフさんが来て、『次、これどうっすかね』って。休憩する間もなく次の話してたんで。スタッフさんは次、次、次…って。大変やと思います」

森田 「大変よ、ほんとに」

せいや 「僕らも一緒に考えたいですし、案を出したいですね」

森田 「本番前とかも、喫煙所でバカリさんと会うタイミング全く一緒やったりするんですよ。なんか、同じスパンで緊張している感じもあるから、大変やなとは思いますけどね。頑張って見つけようかなと思います」

せいや 「なんか質問聞いて、確かにずっとって考えたら…って、ちょっとこわなりましたわ」

一同 「(笑)」

――今後、もしかしたら長めの時間で放送する可能性もありますよね。

せいや 「ほんまやで」

森田 「確かにね…仲間集めてった方がいいかも(笑)」

せいや 「(この番組は)今日はご褒美ロケ!とかないっすもんね…(笑)」

――(笑)。

森田 「とりあえず、初回収録が終わって、自分ら的には全部めちゃくちゃ面白かったなって。僕ら2人のもそうやけど、やっぱ、バカリさんのプレゼンは単独ライブを見ているのと一緒やから(笑)。それを堪能してほしいなと思います」

せいや 「40代、50代…テレビをたくさん見てきた方もめっちゃ楽しめますし、僕らみたいな若い世代は、『あ、それが最初やったんや!』みたいな、知らなかったことが知れる。全世代楽しめる番組やと思うんで、ぜひ見てほしいです!」

【番組情報】

「私のバカせまい史」
4月20日スタート
フジテレビ系
木曜 午後9:00~9:54

取材・文/Y・O(フジテレビ担当)



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