「隣のブラボー様」ノブ、弘中綾香、見取り図、初回収録に手応え十分！意外な“あの人物”からのお祝いメッセージも!?2023/03/31

　深夜放送からスタートし、現在ゴールデンタイムで放送中の「ノブナカなんなん？」（テレビ朝日系）。番組は4月5日から「隣のブラボー様」とタイトルを一新してリニューアルし、“ごほうび覗き見バラエティ”としてテレビ朝日のゴールデンをさらに盛り上げていく。リニューアル初回を目前に控える中、初回収録後に記者会見が行われ、千鳥・ノブ、弘中綾香アナウンサー、見取り図（盛山晋太郎、リリー）が登壇した。

　収録後に会見会場に駆けつけたノブは、多くの記者たちを目にし、「いっぱいしゃべりますんで、なんでも聞いてください」と気合十分。リニューアルによってスタジオのセットも新しくなったことに「本当にうれしい。ずっとこのメンバーで番組をやってきて、深夜時代からいうと初回はゴミの中に俺と弘中ちゃんが座っているところから始まって。『おい！　ノブに金かけろ！』みたいなツッコミから始まったんですけど、やっとテレ朝さんがノブにお金かけてくれたんです」と喜びをかみ締めながら、笑顔を見せる。それを聞いた盛山も「海外の方が喜びそうなスタジオですよね」と、細部までこだわりのあるセットを絶賛。

　今回、「隣のブラボー様」とタイトルも大きく変わったが、新タイトルをより多くの人に知ってもらうことために、3月31日～4月6日まで“ブラボートラック”が東京都内近郊の街中を走行することが決定。それに伴う即席トラック出発式も急きょ開催された。

　出演者たちは「何それ!?」「どういうこと？」と困惑するも、いざ番組タイトルとノブの顔が映し出されたボードを見ると、一同から「すごい！」と歓声が。しかし、走行時に流れる音声も合わせて解禁されると、「今誰かと待ち合わせしている方、ブラボー！　そこでいちゃついてるカップル、ブラボー！　お買い物中の奥様、ブラボー！　そして、今このトラックをSNSで上げてくれた方、大大大ブラボー！」というノブの声を聞いた盛山は、「怖っ…」と思わず本音を漏らした。これにはノブも「今日収録して、番組はおもろかったんですよ。でも仕掛けがおもろない（笑）」と恥ずかしそうな表情を浮かべた。

　また、走行中のトラックを見て「#ブラボートラック」とSNSに投稿すると、抽選で「隣のブラボー様」の収録に招待することも発表。これまでになかったスタジオ観覧という新たな試みに出演者も大喜び。「これはいいじゃないですか！　弘中ちゃんにも会えるし、みんなにも会える。運がいい日やったら誰か俳優さんとかにも会えるかもね。ぜひ拡散してください！」（ノブ）、「トレンドに入ってほしいんですね」（盛山）と呼び掛けた。

　無事テープカットを終え、あらためて初回収録を振り返った4人は「タイトルを聞いた時はワールドカップ直後に聞いたのもあって、『なんて浮かれたスタッフさんたちなんだ』と（笑）。でも内容を見てみたら、地に足のついたハートフルな番組で、自信が持てました。これから収録が楽しみです」（ノブ）、「前の番組の色は残しつつ、すごく楽しい番組でした。仮にまたリニューアルってなったとしても、次はペッパーミルかな？（笑）。意味が分からなくなりますけど、それぐらい粘り強い番組にしていきたいなと思います」（盛山）、「初回収録を終えて、幸せってなんだろうともう一度問いただすような内容になっていて。今河北麻友子さんが産休中でいらっしゃらないんですけど、バブリーな河北さんがいたらどう思うのかと。見ていただきたいなと思います」（弘中）、「本当にいい方向に変わったなと思いました。収録してみてもハートフルでいい番組でした」（リリー）と、4人それぞれが満足のいく収録だったことを報告。

　初回は2時間スペシャルでスタートを切っていくが、注目ポイントを聞かれると「すごい家族が東京で暮らしていて、同じ日本でも暮らす場所によって子どもの育ち方、お父さんの教えがいろいろ変わってくるんだなと勉強になりました。もうちょっと家族や子どもと向き合おうと思わせてくれるVTRでしたね。都会の人に見てもらったら、刺さるものがあるんじゃないかな」と、新たな視聴者層にも期待を寄せる。

　弘中アナは、ノブの話に頷きながらも意外な不安を吐露。「VTRを見て田舎で暮らすのもいいんだろうなって思うんですけど、『ノブナカなんなん？』からずっと見るにつれて、会社が私を辞めさせたいのかなと思うようになってしまって（笑）」とこぼすと、ノブや盛山からも『考えすぎや！』と総ツッコミ。

　さらに、ゲストも、北村一輝、井ノ原快彦、アンミカ、村山輝星と豪華なメンバーがそろう。サブタイトルに“ごほうび”というワードが付くこともあり、初回ゲストの“ごほうび”にも感銘を受けたようで、ノブは「村山輝星ちゃんに初めてお会いしたんですけど、自分へのご褒美がスーパー銭湯で最後に牛乳を一気に飲むことと言っていて、渋かったですね（笑）。すごい子が出てきたなと」と驚きを見せながら、「コメントもちゃんと返してくださって、すごかったです。1000本ノックのように、ちゃんと全部答えてたんですよ」と村山のコメント力をべた褒め。盛山が「あれって事前にVTRの素材事前に渡してます？」とボケて、「あのコメント力はダイアン・津田（篤宏）を越えてたよ」と会場の笑いを誘う。

　盛山は、井ノ原の“ごほうび”エピソードを聞いて、「大社長のような方が、週末に家族でファミリーレストランに行って、ドリンクバーを頼むのがご褒美だとおっしゃっていたのが衝撃でした。僕もそういう感性をちゃんと保っておこうと。ロレックスを買うか悩んでいたので、心を洗います」と衝撃を受けたことを明かす。

　さらに、今後登場するゲストにも期待が高まるが、“ごほうび”を見てみたい人を聞かれると、弘中から飛び出したのは「大谷翔平」というビックネーム。先日行われたWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）での活躍もあり、ノブや盛山からも共感の声が上がり、「かっこいい偉業をなし遂げたあの夜に何食べたのかを聞きたい」とノブが言えば、盛山も「それこそ栗山（英樹）監督とかも、もし密着させてもらえるなら見てみたいですね」と返し、スタジオ内は大いに盛り上がりを見せた。そんな中、リリーからは意外な答えが。「津田さんですね」とキッパリ答えると、「名前は分かるけど引きがない！」「津田が東京でしたことは、タクシーCMでチラチラすることと、WBCに映り込むことや！」と一刀両断。会場は笑いに包まれた。

　ここで、産休中のレギュラーメンバー・河北からのコメントが到着。「初めて番組タイトルを聞いた時、『これで正解ですか？』と思ってしまいましたが、私生活が落ち着いたら、番組に戻ることを心待ちにしています。皆さんの『ブラボー！』の掛け声、楽しみにしています」というエールを聞いたノブは、「河北ちゃんが無事にお子さんを出産されて、体調が戻って余裕が出たら『あの番組に戻りたいな』という番組にしたいですね。仕上げて待っときます」と気を引き締めた様子。

　さらに、「番組のスタートをお祝いしたい」と“ある人物”からもメッセージが。モニター越しに映し出されたのは、なんと長友佑都選手！　まさに“ブラボーの産みの親”とも言える長友の登場には、ノブたちも「マジで知らない！」と驚くばかり。長友からは「『隣のブラボー様』のスタート、本当におめでとうございます。『ブラボー』を使っていただき、本当にうれしく思います」とコメントが届くと、「これで公認をいただけたんじゃないですかね！　ホントにうれしいです！」と喜ぶ一方、番組スタッフがリフティングをしながらのタイトルコールを長友選手にお願いしたことに「ここのスタッフさんはもう撮れ高の亡者と言いますか。リフティングさせるのはやばいですよ」と心配する場面も。リリーも思わず「長友選手、仕事選んだ方がいいなと思います！」と言いながらも、長友選手の寛大さが垣間見える場面となった。

　記者からの質疑応答では、サブタイトルにある“ごほうびバラエティ”にかけて、4人の最近の一番高級なご褒美を聞かれる一幕も。「こんな温かい話をした後に!?」「お金じゃないご褒美を探す番組なのに、いきなり高級…ネットニュースになるぞ」と困惑しながらも、ここで先陣を切ったのは弘中アナ。「1人用のツードアの冷蔵庫使っていたんですけど、結婚したのもあってせっかくだから大きいのにしようと。家電量販店で今一番売れてるのを買いました」とエピソードを披露してくれた。

　リリーからは食の話題が。「この前、ちょっといいフグ屋さんに2人で行ったんですよ。1時間半ぐらいちょっと食べたら8万円で…」と予想外の金額を告白。「やっぱり根が貧乏なので、ちょっとへっこむんですよ。でも最近コツが分かったんですけど、東京って値段が見えないようにしていて。だからもうカードだけ渡して値段は見てないです。開けてへこむならもう見ない！」と自身の経験を踏まえた対策まで語った。

　弘中アナから結婚のエピソードが飛び出し、河北は出産を控えていることで、ノブには「ブラボーな家庭を築くコツ」に関する質問も投げられ、「なんやろうなぁ」と悩みながらも、ノブは「いろいろな1日が終わった後、5分でもいいから2人で食卓とかリビングに座ってビールを飲んだり。その時間で、今日あったことをちょっとしゃべるだけでもしたら、ちっちゃい火種みたいなものが大火事にならずに毎日消していけるので、2人でしゃべるのは大事かもしれないですよね。今日は『新番組始まったよ』っていう話をするでしょうね」と2人へのアドバイスが送られた。

　その後、「最近ブラボーと言いたくなるような出来事は？」と聞かれた4人。弘中アナからは「WBCの大谷選手のピッチングを見て、うちの4歳のめいがピッチングを始めたんですけど、ものすごいセンスがあって。ビデオをもらって見たら、全身を使って投げていてセンスがあるなと。たぶんソフトボール選手になると思います」とかわいらしいエピソードを明かすと、ノブからもほっこりする“ブラボーエピソード”が。「80歳になるおとんが1年前ぐらいからInstagramを始めて。『今日の吉井の空』みたいなのを365日毎日投稿してるんですけど、フォロワーは2人しかいない（笑）」と話すと笑いが起きるも、そんな父の姿勢にも「80歳からそういう新しいことをするというのもブラボーですね」とノブは感銘を受けたようだ。

　会見の最後には、あらためて4人からメッセージが。「『ノブナカ』が好きだった方も絶対にこちら楽しんでいただけるような新番組になっていると思います。隣のブラボーさんも募集していますので、皆さまの力で楽しい番組になるよう、どうぞよろしくお願いします」（弘中）、「本当に心が温まるようなすてきなVTR、ご家族に密着しているので、お茶の間で家族とぜひ見ていただきたいなと思います」（盛山）、「いろいろ難しいと思うんですけど、やっぱリアルタイムでテレビの前で見てほしい」（リリー）、「この番組は家で家族と見てほしいなという感じがありまして。今の自分の生活をあらためたり、あらためなかったりしてもいいですし、いろいろな幸せの形が見れるんじゃないかなと思います。われわれは変わらず頑張ってツッコんでますので、ぜひ毎週楽しみにしてください」（ノブ）と、それぞれが視聴者へとメッセージを送り、最後は4人の「ブラボー！」の掛け声で幕を閉じた。