【WATCH的イケメン図鑑】Vol.53 メイス・コロネル2023/03/25
キュートな魅力を振りまく高校生役
1970年代のウィスコンシン州にある田舎町で、仲良し6人組が送るゆる~い青春を当時のポップカルチャー描写満載で描いた名作コメディー「ザット ’70s ショー」。2006年の番組終了から17年! 90年代の同地を舞台に、かつての登場人物たちの子ども世代を描く続編「ザット ’90s ショー」が好評を博している。
その中でも特に注目したいのが、メイス・コロネル演じる地元の男子高校生、ジェイ・ケルソー。つぶらな瞳とぷるんとした唇がキュートで愛されキャラの雰囲気漂うジェイくんだが、実は彼の父親は「ザット ’70s ショー」のメインキャラの1人であり、イケメン担当だったマイケル・ケルソーという設定。なので、父・マイケル同様に美形なのはもちろん、ちょっぴりおバカで女たらしなところもお父さん譲りみたい!? そんな彼が夏休みを利用して町にやって来た女の子・レイアと出会い、いい雰囲気になり…。
「ザット ’70s ショー」といえば、ハリウッドの美男・美女カップル、アシュトン・カッチャーとミラ・クニスの出会いの場になったドラマとしても知られるところ。このドラマでマイケルを演じていたアシュトンと恋人(とはいえ、すったもんだでくっついたり離れたりしていたけど…)のジャッキー役だったミラは2015年に結婚し、2人の子どもたちにも恵まれている。そして、「ザット ’90s ショー」ではマイケルとジャッキーもめでたく夫婦になっていて、ジェイの親に。ちなみに、ジェイと出会うレイアの両親はマイケルやジャッキーの仲間であり、やはり「ザット ’70s ショー」ではくっついたり離れたりしていたエリック&ドナ。レイアちゃんはちょっと気弱な父・エリック似なのか、しっかり者の母・ドナ似なのか…、それもジェイ&レイアの関係の行方を占う鍵になるかもしれない。
シーズン1の全10話を経て、すでにシーズン2の制作は決定済みの「ザット ’90s ショー」。女たらしの血は争えないのか? はたまた、真実の愛に目覚めちゃうのか? 今後のジェイくんも気になるところだが、メイス自身は役を演じるにあたり、ケルソーとジャッキーの特徴を取り入れることにしたそう。たまにオタオタしていたマイケルっぽさなど、ジェイのちょっとしたしぐさからもそれが垣間見えるのが面白い。もちろん、「この子はケルソーとジャッキーの子だ!」と製作陣に言わしめたキュートさと破壊力抜群のスマイルも彼の武器。8シーズン続いた「ザット ’70s ショー」でマイケルらの青春を長くのんびり追うことができたように、ジェイくんのことも末永く見守りたいものです❤︎
【プロフィール】
メイス・コロネル Mace Coronel
2004年3月10日生まれ。米・ニューヨーク出身。7歳で俳優の道へ。「ハート・オブ・ディクシー ドクターハートの診療日記」(11~15年)へのゲスト出演などを経て、ニコロデオンの人気ドラマ「ニッキー、リッキー、ディッキー&ドーン」(14~18年)にディッキー・ハーパー役でレギュラー出演。最近では、Netflixのドラマシリーズ「コリン・イン・ブラック・アンド・ホワイト」(21年)などにも出演している。
【番組情報】
Netflixシリーズ「ザット ’90s ショー」(全10話)
Netflixで独占配信中
文/渡邉ひかる
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