チ・チャンウク、ファンミーティングに5000人が集結！自身が出演するドラマのOST曲をたっぷりと披露2023/03/10

　チ・チャンウクが、2月3日にパシフィコ横浜国立大ホールでファンミーティングを開催し、約5000人のファンが集結！　1曲目「告白」（Hot Potato）で始まったイベントで、軽やかに歌い終わると「会いたかったです。チ・チャンウクです！」とあいさつ。「本当に久しぶりに来たんですが、思ったより皆さん（席が）近いですね。おかげでちょっと歌詞を間違えてしまいました」とおちゃめに笑う。MCから「ファンの皆さんに会っての第一印象を日本語で表現して」と言われたチャンウクは、「美しい、最高です！」と喜びの声を上げた。「2月はバレンタインデーがあるので、僕の気持ちを告白したいという意味を込めて、曲も選んでいます」と、このイベントへの思いも伝えてくれた。

　ここでMCのムチャぶりで、うさぎ年にちなみ、ウサギのカチューシャをつけながらトークを進行することに。うさぎ年の今年、絶対かなえたいことを聞かれると「今年は今撮影している作品を無事に終えたいと思っています。健康に元気に過ごして幸せな気持ちでまたいい作品に出たい。日本に来て『チェンソーマン』に出てくるポチタのぬいぐるみを買うことができたので、その夢もすでにかないました」とご満悦。ポチタという意外なワードが急に出てきて、客席からは思わず笑いがもれた。

　最初のトークコーナーは、#（ハッシュタグ）でまとめた話題に沿って進行。「#今年15周年」という話題では、「15年間生き残ってきました（笑）。15周年の記念を迎えて心から皆さんに感謝を伝えたいです」と話し、「#生まれ持ったモムチャン（最高の体）」というテーマで、「自分の体の中でイケてると思うところは？」との問いに、「全部好きです」と日本語で回答。体作りについては「今はおいしいものを食べていますね。昨日はトンカツを食べて、『一蘭』のラーメンも好きだし、そんなものを食べて体を作っています」とユーモアを交えて語った。

　続いて、作品の名場面を振り返る「千の顔チ・チャンウク」では、ルーレットを回して止まった作品についてのミッションを行うコーナーへ。抽選で選ばれたファンと「THE K2〜キミだけを守りたい～」のシーンを一緒に再現したり、ドラえもんバランスゲームで対決するなど大盛り上がり。ゲーム下手なチャンウクが負けて、一緒に歌ってほしいというファンの願いに応えるべくハッピーバースデーの歌を歌うと、声楽をやっているというファンの美声に観客もびっくり。チャンウクに「僕のファンの中にこんなに才能があふれている人がいるなんてうそみたい。僕、これから歌わないといけないのがちょっと恥ずかしいです」と言わせるほど。ほかに、ファンと2人で結婚式を再現するミッションでは、客席までブーケを持って降りていくなど、大サービスぶりを見せた。

　さらに、チャンウクのTMI（Too Much Information）についての◯×クイズ大会へ突入。「手をつなぐ時はカップルつなぎする？」は×、「パジャマの色は白だ」は◯、「寝て起きたら一番先にすることは洗顔だ」は×で歯磨きをする、「タイ焼きをしっぽから食べる」は◯…といった具合に、マニアックなチャンウク情報を得ることができた。ファンへの愛あふれるさまざまな企画やプレゼントがてんこ盛りの第1部の最後は、「1日が魔法のような1日になってほしいと思って『アンナラスマナラー魔法の旋律ー』で歌った曲を準備してきました」と、ドラマのOST曲「あなたは魔法を信じますか？」を披露した。

　映像をはさんで始まった第2部は、「都会の男女の恋愛法」のOST曲「こんな僕はどうですか？」でスタート。続けて「君に会いたい夜」（Yun DDan DDan）を軽やかに歌い上げた。「ロマンティックホリデー」というテーマで送る第2部は、チ・チャンウク本人のみで進行。「実は日本に来るまで『The Worst of Evil（原題）』というノワールの作品を撮っていて、そんな中、日本でこんなふうにかわいい歌を歌うので、なんだかぎこちないですね」と言うチャンウク。途中、韓国ではやっているという「人生4カット」を客席のファンとステージの大画面でチャンウクと一緒に撮るコーナーも。

　続けて「Go Back」（Jang Boem June）、「Kissing You」（「ファーストキスだけ7回目」のOST）の2曲を熱唱。「早く皆さんのマスクをとった顔を見たいと公演の間ずっと思っていました。早くマスクをとってお互い会える日を期待しています」と語り、「いつも僕を応援してくださって、遠くにいるにもかかわらず、僕を支持してくださる皆さんを見ると大きなエネルギーを持ち帰れそうです。今回は僕にとって新しいスタートだなと思わせてくれたような気がします。これからもよろしくお願いします」とあいさつ。

　そして、思っていることを手紙に書いてきたと伝え、「愛するあなたへ〜」という出だしで手紙を日本語で読み上げるチャンウク。心のこもった手紙に、会場は感動に包まれる。最後の曲、米津玄師の「Lemon」を熱唱し本編は終了した。

　アンコール1曲目は「あやしいパートナーーDestiny Loversー」のOST「君を好きな101の理由」。歌い終えると「今年は日本でいろんな活動をしていこうと計画しているので、会える機会も増えるのではないかと思います」と明かし、客席からは喜びの歓声が上がった。チャンウクは「横浜、最高です！　忘れられません」と日本語で叫び、「ヒーラー〜最高の恋人〜」のOST曲「守ってあげる」を歌い、客席に降りて手を振りながら観客の間を歩いて別れを惜しんだ。その後、「ありがとうございます！　また会いましょう！」と深くお辞儀をしてステージを去った。