「とりあえずカンパイしませんか？」主演・白石聖、演じる花火の好きなところは「好きなことに真っすぐなところ」2023/03/01

　3月1日からテレビ東京にて放送開始する水ドラ25「とりあえずカンパイしませんか？」。同じ男性に三股をかけられていた3人の女性が合コンをして新しい出会いを得て、その中で成長していく物語です。

　今回TVガイドwebでは、香山花火役の白石聖さんにお話を伺いました。

――役を演じるに当たり、事前に準備したことはありますか？

「今回は事前に本読みの時間があったので、そこで（町あけび役の）朝倉あきさんと（⽩⽯若菜役の）北野日奈子さんとの空気感を感じ取れたのが大きかったように思います。また、花火は自己紹介が苦手なところなど、皆さんに共感してもらえるように大切に演じていけたらと監督とお話をしました」

――花火の好きなところを教えてください。

「好きなものに対して真っすぐなところが垣間見えるシーンがあるのですが、そこが演じていてとても面白かったです。自分のやりたいことだとかを見つけたいっていう気持ちが主軸にある人物なのですが、そういった気持ちに素直になれるところがすごいなと。そういった気持ちに正直に生きるのって思っているより難しいと思うんですよ。自分ときちんと向き合えるというのがすごい強い人だなと思いますし、もっと深く知りたいと思える人物です」

――朝倉さん、北野さんの印象を教えてください。

「朝倉さんは別の作品でご一緒させていただいたことがあったのですが、その時は深く関わる役柄ではなかったので、今回初めてしっかりと絡ませていただいたのですが、とても朗らかで優しい女性の印象です。今回、朝倉さんはあけびという姉御気質の役柄で、頼れるお姉さんだったのですが、朝倉さんご自身もとても頼りになるお姉さんでした。北野さんは今回初めての共演だったのですが、タイトなスケジュールの中でも常に明るくて、現場のムードメーカーを担っていただいてとても救われました」

――最近の“カンパイ”エピソードはありますか？

「小学生の時から仲のいい友人と5年ぶりくらいに集まる機会があって、その時は普段あまり飲まないお酒もいただいて、カンパイしました。たくさんお話ができてとても楽しい時間になりました」

――作中、三股をかけていた山田（前原滉）への印象をお聞かせください。

「山田ってとても不思議な役どころで、花火の前の山田と、ほかの2人の前での山田って全然違った印象なんです。花火の前の山田も、ほかの2人の前での山田も知っている私からしても本当に不思議な人物で。3人全員に違った印象を与えられるというのは、引き出しが多くて面白い人だと思うんです。実際こんな人物と出会ったら、もしかしたら引かれてしまうかもしれないですね」

――印象的なシーンがありましたら教えてください。

「クリスマスツリーを破壊するシーンがあるのですが、それは本当にクリスマスツリーに申し訳なくて。何かを破壊したり、家を荒らす経験ってなかなかないので、してはいけないことをしていると思いつつも、何かが発散されていく部分もあったりして…不思議な気持ちでした。また、個人的には第2話のあけびさんが心情を吐露するシーンがぐっときたので、ぜひ見ていただきたいですね」

　白石さんのお話を伺ってますますドラマが楽しみになりました。本日3月1日放送の第1話では、同じ男に浮気された花火、あけび、若菜が意気投合し「合コン」することに。当日、店の前で自己紹介の練習をしていた花火は、その姿を合コン相手の男性陣に見られてしまいます。さらにあけびと若菜からは遅刻の連絡が入り、気まずい雰囲気のまま1対3の合コンがスタートしてしまい…。自己紹介が苦手な花火はどう乗り切るのでしょうか。ぜひご覧ください。