竹内涼真主演「テセウスの船」ついに最終回。結末は「原作に沿った“ハッピーエンド”を考えています」2020/03/16
31年前、警察官の父・佐野文吾(鈴木亮平)が犯人として逮捕された、児童含む21人が犠牲者となった大量殺人事件。竹内涼真さん演じる息子の田村心が、事件の真相を追うために現代から過去(平成元年)にタイムスリップし、笑顔にあふれた家族の幸せを守るため、過去を変えるというタブーに挑む本格ミステリー「テセウスの船」(TBS系)。3月22日の放送で、ついに最終回を迎えます。
■第10話 あらすじ(3月22日放送・最終回)
駐在所のワープロから犯行日記が、庭から青酸カリが発見され、逮捕されてしまった文吾。憔悴しながらも気丈に振る舞う佐野和子(榮倉奈々)と共に、心は文吾の面会に同行。そこで文吾は「俺が犯人だ」と自供し、さらに心と和子に「家族の縁を切る」と告げ…。その後、事件の真相を追い続ける心に、黒幕から最後のメッセージが。それは心に究極の選択を迫るもので…。
■結末は…「原作に沿った“ハッピーエンド”」
ついに最終回を迎える「テセウスの船」ですが、いまだ多くの謎が明かされないまま。怪しげな描写の数々に翻弄されながらも、真犯人が誰なのか予想して“楽しんで”いる視聴者の方も多いはず。本作を手掛ける渡辺良介プロデューサーは「原作がある作品なので、原作に沿った“ハッピーエンド”を考えていますが、最終回を見終わった時、それぞれの解釈を考えていただければ」と視聴者に委ねます。
家族の幸せを守るため、過去を変えてきた心。しかし思うようにいかないことばかりで…。「2020年、歴史はどう変わり、心や佐野家はどういう人生を送っているか。そんなエピローグを用意します」と渡辺P。「基本、過去は変えちゃいけない。でも変えなきゃいけない過去がある。そうすると、未来が変わるんですよね。三つ目の現代がどういうものになっているのか、そこが見どころになっています」。
■少年・みきおはどうなる…?
大人になったみきお(安藤政信)による証拠を録音できていたにもかかわらず、少年・みきお(柴崎楓雅)の手に渡ってしまった心のボイスレコーダー。大人びた聡明な言動と、子どもっぽさを演出する演技力を自在に繰り出すことで大人たちを翻弄し続けてきた少年・みきおは、毒を飲まされたことで意識不明の重体に陥ってしまいましたが、その行く末は…?
すべての謎が明かされる「テセウスの船」最終回は、25分拡大で放送です。
【番組情報】
「テセウスの船」(最終回)
TBS系
日曜 午後9:00~10:19
TBS担当 M・M
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