「全力で、愛していいかな?」桜庭ななみ&竹財輝之助はセリフをどう覚える?「頭の中で全部完結させちゃいます」2023/02/24
テレビ東京ほかで放送中のドラマ「全力で、愛していいかな?」で、お試しの付き合いを始めた篁千世(桜庭ななみ)と瀬尾一愛(竹財輝之助)。2月17日放送の第3話では、公園でのスポーツやピクニックなど爽やかなデートを満喫する2人の姿がとてもかわいかったですね。ただ、想像と違うデートで戸惑いも感じた千世。さらに、彼女が恋愛に対してトラウマを抱える原因となった上司・紅山亨(町田悠宇)も登場し、何やら不穏な空気が…。なんとかうまくいってほしい2人の恋ですが、どうなってしまうのでしょうか?
今回はそんな桜庭さんと竹財さんに、撮影現場で意識されていることやセリフの覚え方についてお伺いしてみました!
――桜庭さんは、撮影現場で主演として意識されていることはありますか?
桜庭 「本作をよりいい作品にしたいという思いが強いので、監督をはじめスタッフの方と考えが違った時に、自分が納得できるまでコミュニケーションを取るようにしています。漫画が原作だということもあり、動き方がイメージしづらかったりするので、皆さんとしっかり意見交換をしながら撮影を進められたらと思っています。撮影現場の雰囲気はとても良くてコミュニケーションも取りやすいので、すごくありがたいです!」
――いい雰囲気が伝わってきます。竹財さんはいかがですか?
竹財 「僕も、現場の空気が冷めすぎないようにしていますね。にぎやかしというか、スタッフの方をいじったり…(笑)。特に本作はラブコメディーなので、雰囲気は温かい方がいいかなと思っています」
――ありがとうございます! さまざまな作品に出演されているお二人ですが、セリフはどのように覚えていますか?
桜庭 「私はまず、そのシーンのセリフを紙に書いて話の流れを覚えます。そして、相手の方のセリフを自分で読んだものを録音して、それを再生しながら自らのセリフを言って練習します。それが一番早くて覚えやすいやり方ですね。撮影がない日にそうやって覚えています」
竹財 「僕は、頭の中で全部完結させちゃいます。自分の役と、相手の方の役がそれぞれセリフを言う姿を想像しながら覚えています。だから、相手の方も知っている方だったら想像しやすいんですが、初共演の方はプロフィール情報を調べてみたり、出演作を拝見して、こういう動きをする方なんだなと確認させていただいたりして。そうしながら覚えることが多いですね」
コミュニケーションを密に取りながら、温かい雰囲気の中で撮影を進められていることが分かりました。また、セリフに関しては、体を使って覚える桜庭さんと、頭の中で完結して覚えるという竹財さん。覚え方にも個性が出ていて面白いですし、その裏話を知った上でドラマを見るとあらためて楽しめそうです!
2月24日放送の第4話では、瀬尾との大人なデートを期待した千世は、想像と違う展開に女としての魅力がないせいだと考え込みます。さらに、自分以外にも恋人がいるかもしれないと疑惑を持ち始めてしまい…。そんな中、瀬尾はお試し期間が終わるまで“ビースト瀬尾”を封印すると決意しますが、千世からおうちデートの提案が!? すれ違いが起きている2人の恋の行方は果たして…お見逃しなく!
【番組情報】
ドラマ25「全力で、愛していいかな?」
テレビ東京ほか
金曜 深夜0:52~1:23
取材・文/鬼木優華(テレビ東京担当)
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