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キム・ソンホがチャ・スンウォンのチャーミングな一面を披露──「暴君」2024/09/24

チャ・スンウォン、キム・ソンホ、キム・ガンウ(「暴君」)/配信動画・WATCHインタビュー

 秘密裏に行われたあるウイルスに関わるプロジェクトを巡り、壮絶バトルが繰り広げられる「暴君」が配信中。本作で競演したチャ・スンウォン、キム・ソンホ、キム・ガンウが、撮影の裏側を語った。

──アクションシーンが多いですが、撮影は順調に進みましたか?

チャ・スンウォン 「僕の代役というかスタントの方がいらっしゃるんですが、やはり僕と少し身のこなしや動きがどうしても異なるんです。高難度のアクションシーンでなければ、できるだけ自分でこなそうと努力をしていました。ただ皆さんが、僕がすべてやったとおっしゃってくださるんですが、実際にはアクションチームの力添えがあったので、今回何とか対応することができたのだと思います」

ディズニープラス「暴君」シーン①/配信動画・WATCH

──キム・ソンホさんとキム・ガンウさんは「貴公子」に続くパク・フンジョン監督作への出演です。今作の役作りはいかがでしたか?

キム・ソンホ 「『貴公子』と比べて、情緒と言うんですか、役柄の感情が全く違っていまして、今回は、落ち着いた姿で振る舞おうとしました。たとえば、歩き方、話し方、そして、感情の表し方、そういった面で役作りに取り組みました。パク・フンジョン監督と話し合い、演じるチェ局長がなぜこういう行動を取るのか、という彼のバックストーリーを深く追求していきました。そして、彼が常に孤独というか“寂しさを漂わせている”ように、落ち着きを常に保とうとしました。役作りに関しては、減量もしましたね」

キム・ガンウ 「演じたポールは、生まれは韓国ですが、国籍はアメリカで、いわゆる黒髪の外国人と言える人物だと思うんです。彼は韓国のためではなく、アメリカのために働いている情報機関のトップです。作品の前半はかなり英語のセリフが多かったのでその練習をして、韓国に入ってからは、チェ局長と対峙するシーンが多いので、彼は韓国生まれだと意識して演じました」

ディズニープラス「暴君」シーン②/配信動画・WATCH

──撮影で一番記憶に残るエピソードを教えてください。

チャ・スンウォン 「これが一番難しい質問ですよ(笑)。ただ今回、撮影期間で印象に残っているのは、暗殺者役のチョ・ユンスさんが苦労されている姿でしょうか。彼女はアクションの経験が今回初めてで、自分が担っている重責っていうんですか、そういうのを横から見ていて『大変だろうな』とか『偉いな』という感情がすごく芽生えました。『自分があの年齢だったら果たしてできただろうか?』と思いながら、チョさんの姿を見ていたのが印象に残っています」

──ムードメーカーは誰ですか?

キム・ソンホ 「チャ・スンウォン先輩ですよね、やはり(笑)。先輩のおかげでとても楽しかったのが、アクションシーンです。今回ダミーをたくさん使ってたんですが、先輩がダミーに全部名前を付けて、『元気?』とか話しかけていたのがすごく印象に残っていますね(笑)。キム・ガンウさんのダミーもあったんですが、彼は既に撮影を終えてソウルに帰っていたんですよ。なのに彼のダミーに向かって、『ご飯は食べた?』とか『そろそろ起きる時間だよ』と声を掛けていました(笑)」

チャ・スンウォン 「ガンウや~、起きる時間だ~」(一同爆笑)

──これから見る視聴者へメッセージをお願いします。

チャ・スンウォン 「スカッとするアクションエンターテインメント作品です。ぜひ楽しんでください」

【プロフィール】

チャ・スンウォン(「暴君」)/配信動画・WATCH

チャ・スンウォン(Cha Seung-Won)
1970年6月7日生まれ。韓国出身。近作に映画「奈落のマイホーム」(2021年)、ドラマ「私たちのブルース」(22年)など。バラエティー「三食ごはん」も人気。


キム・ソンホ(「暴君」)/配信動画・WATCH

キム・ソンホ(Kim Seon-Ho)
1986年5月8日生まれ。韓国出身。ドラマ「海街チャチャチャ」(2021年)で大ブレーク。初主演映画「貴公子」(23年)が今春公開された。


キム・ガンウ(「暴君」)/配信動画・WATCH

キム・ガンウ(Kim Kang-woo)
1978年7月11日生まれ。韓国出身。近作にドラマ「ワンダフルワールド」(2024年)など。映画「貴公子」(23年)でもキム・ソンホと共演。

【番組情報】

ディズニープラス「暴君」/配信動画・WATCH

「暴君」(全4話)
ディズニープラス「スター」で全話独占配信中

韓国の科学者たちが“暴君”プログラムと呼ばれる、人間の能力を飛躍的に向上させるウイルスを開発。だが、プロジェクトが秘密裏に進められたことに激怒したアメリカは、すべてのサンプルの引き渡しとプロジェクトの即時停止を要求。“暴君”プログラムを守るため、韓国はこの要求に対し非合法作戦で対抗する。



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